花二三
概要:
梅のかをりを言ふ人が多いが、私は寧ろ沈丁花を擧げる。
梅のいゝのは一輪二輪づつ枯れた樣な枝の先に見えそめた時がいゝので、眞盛りから褪せそめたころにかけては誠に興ざめた眺めである。
そしてその頃になつて漸く匂ひがたつて來る。
もつとも一輪摘んで鼻の先に持つて來れば匂ふであらうがそれでは...
(本文冒頭より抜粋)
花二三
販売(無期限): ¥ 0(税込)
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梅のかをりを言ふ人が多いが、私は寧ろ沈丁花を擧げる。
梅のいゝのは一輪二輪づつ枯れた樣な枝の先に見えそめた時がいゝので、眞盛りから褪せそめたころにかけては誠に興ざめた眺めである。
そしてその頃になつて漸く匂ひがたつて來る。
もつとも一輪摘んで鼻の先に持つて來れば匂ふであらうがそれでは...
(本文冒頭より抜粋)