夢幻泡影
概要:
一
浅黄色の色硝子を張ったような空の色だった。
散り雲一つない、ほとんど濃淡さえもない、青一色の透明さで、かえって何か信じられないような美しさである。
例えば、ちょっと石を投げる、というような些細な出来事で、一瞬どんな変化が起るかも知れない、と危ぶまれるような美しさだった。
そ...
(本文冒頭より抜粋)
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夢幻泡影
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