野の墓
概要:
流離のうちに秋が来た。
まだ彼岸だといふのに、ある朝、合服を着て往来へ出たら、日蔭の片側が寒くて、われ知らず日の当る方を歩いて居た。
やはり信濃路だなと思つた。
毎朝見る姨捨山の姿がくつきりとして来て、空はいよ/\青かつた。
この町へ来てもう三月近くになる。
終戦にはなつたが、この...
(本文冒頭より抜粋)
- ジャンル:
- 文芸 > エッセイ 文芸 > 日本文学/国文学 無料文庫 > 無料文庫
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- 2016/02/16
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- J0010283BK0046123001
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