
よろこびはその道から
概要:
よろこびはその道から
宮本百合子
夕暮
仕事につかれ
「赤と黒」とを手にもって
縁側に腰かけている
きょうも 空しいままに暮れた
わがよろこびの小径を眺めながら。
松の木と木の間をぬけて
草道はうねり
あっちの林へ消えている
その道の果はこの庭
こ...
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