
旭川から 小熊秀雄氏の印象
概要:
十何年か前、友達が或る婦人団体の機関誌の編輯をしていたことがあった。
一種の愛国団体で、その機関誌も至極安心した編集ぶりを伝統としていたのであったが、あるとき、その雑誌に一篇の童話が載った。
そんな雑誌としては珍らしい何かの味をもった小篇でその作者の小熊秀雄というひとの名が私の記憶...
(本文冒頭より抜粋)
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