次郎物語 02 第二部
概要:
一 それから
母に死別してからの次郎の生活は、見ちがえるほどしっとりと落ちついていた。
彼は、なるほど、はたから見ると淋しそうではあった。
彼の眼の底に焼きつけられた母の顔が、何かにつけ、食卓や、壁や、黒板や、また時としては、空を飛ぶ雲のなかにさえあらわれて、ともする...
(本文冒頭より抜粋)
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次郎物語 02 第二部
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