ニッポン語うんちく読本――ロス発、日系老人日本語パワー全開
概要:
LA(ロサンゼルス)に住みついて40年、1891年に始まったアメリカへの集団移民を皮切りから、その子孫、大戦後に渡ってきた日本人、駐在員として滞在する日本人、留学あるいは語学研修として当地を選ぶなどで様々な道のりを経てたくさんの日本人が暮らしているLAで、偶然にも巡り会った日系人引退者ホームの人々。本書はそこでたくましく暮らしている高齢者のために、著者が2009年から始めた「ソーシャル・アワー」での日本語、文化講座のありさまを書き起こしたもの。ここに集った日系人二世と大戦後に渡って来られた日本人のお年寄りの平均年齢は86。その日系高齢者との活気に満ちたやりとりで分かる、日本語の妙味と奥深さを凝縮した一冊。前書『そうだったのか! ニッポン語ふかぼり読本』の続刊。
目次:
第一章 『紅白』の歴史
◎『紅白』の歴史
◎百歳のスイマー
◎三三七拍子
◎なでしこJapan
◎珍しい苗字 (もっと読む)
- ジャンル:
- 文芸 > エッセイ 芸術・教養 > 雑学・知識
原則、返金不可
詳細はこちら
この著作者による商品
コンテンツ紹介:
本書は、多くの日本人が住んでいるロサンゼルスで2009年に始まった「ソーシャルアワー」での日本語、文化講座のありさまを書き記したものである。ソーシャルアワーでは、平均86歳の高齢者が集い、活気に満ちたやり取りを楽しむことができる。そこで話題になった日本語の妙味と奥深さを体験することができるだろう。
まず、平均86歳の日系高齢者が現代の話題やニュースについて、真剣に語り合っている内容が記述され、普段から使っている日本語の難しさや日本の文化が見直される内容となっているのが特徴である。
日系高齢者が話をした内容がまとめられているため、わかりやすく、読み進めていくうちに頷ける箇所はいくつも発見することができ、日本語と日本文化を改めて見つめ直すことができる。
また、本書で語られているソーシャルアワーでの会話は、日本人であれば、一度は考えたことがある日本語の疑問や巧妙さを知ることができる。文字にすることで、今まで見落としてきた疑問を再確認できる内容になっているのが魅力である。
日系高齢者の会話を純粋に楽しむことができるので、日本語の妙味と奥深さを感じたい方は、一読されることをお勧めしたい。
販売(無期限): ¥ 660(税込)