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哲学と自己啓発の対話 Ⅱ

立ち読み

哲学と自己啓発の対話 Ⅱ

著者:
玉田龍太朗
出版社:
学術研究出版

概要:

いつもありがとうございます。玉田龍太朗『哲学と自己啓発の対話』第2巻(全2巻)ついに刊行です。
おかげさまで本巻は、次の3つのパートから構成されています。
まず第1巻で好評だった巻頭カラー「ギリシア・世界哲学会議アテネ大会の訪問記」をうけて、第2巻では冒頭に約十倍の大幅ページ増で巻頭カラー「イタリア・世界哲学会議ローマ大会の訪問記」を掲載しています。
つづいて第2巻の第一章には、雑誌『フィルカル』(株式会社ミュー)にシリーズ「ポピュラー哲学の現在」(企画:稲岡大志・大阪経済大学准教授)として連載され好評のうちに終了した「哲学と自己啓発の対話Ⅱ」の第1~5回分を収録しました。
さらに第2巻の第二章では、百川怜央流の自己暗示法アファメーション「良くなるよ/わたし毎日/あらゆる面」の基礎となったフランスの薬学者エミール・クーエの理論と実践が分かりやすく解説されています。
ベストセラー『嫌われる勇気』(岸見一郎・古賀史健著、ダイヤモンド社刊)のサブタイトルは、『自己啓発の源流「アドラー」の教え』となっていますが、やっぱり本書で紹介したこの『自己啓発の淵源「クーエ」の暗示』を併せて検討してこそ、はじめて自己啓発の端緒を考えていくことができるように思うんですよね。
なお、この哲学の立場をとる者と自己啓発の立場をとる者の両者が意見交換をして互いに何か新しい気づきを得ようとする試みは、実際のところディアローグ(対話)のスタイルをとったモノローグ(独白)であり、哲学的にいうと単に一つの思考実験を行っているにすぎないものですが、実際に各人が独立した人格をもって著作の出版を行うなど実践的な活動をしていることを顧慮すると、この試みは「思考」実験というよりむしろ「試行」実験と呼ぶほうが適切だと思われます。
本当についてますね。感謝。

著者紹介:
玉田 龍太朗(たまだ りゅうたろう)

●略歴
兵庫県揖保郡太子町出身
1992年 兵庫県立龍野高等学校普通科卒業
1996年 広島大学文学部哲学科(西洋哲学)卒業
1998年 京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程修了
2004年 京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了
2004年 京都大学博士(人間・環境学)学位取得
2004年 学校法人瀧川学園入職 滝川第二中学校・高等学校教諭を経て
現 在 滝川中学校・高等学校教諭(国語科)

●著書(学術書)
2014年 『フィヒテのイェーナ期哲学の研究』晃洋書房
2017年 『三木清とフィヒテ』晃洋書房
2024年 『ニヒリズムと無神論論争――フィヒテと三宅剛一』晃洋書房

●受賞(学会賞)
2015年 日本フィヒテ協会研究奨励賞
2024年 比較思想学会研究奨励賞

ジャンル:
ビジネス > 自己啓発 人文・思想 > 哲学・思想
販売開始:
2024/12/04
ファイルサイズ:
26.30MB
CODE:
J0010380BK0162048001
対応デバイス:
WindowsPCMacブラウザビューアAndroidスマートフォンAndroidタブレットiPhone/iPod touchiPad
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商品価格(税込) ¥1,100 -
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哲学と自己啓発の対話 Ⅱ
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