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昭和を生きた市井の人  第三章 選択・運命

立ち読み

昭和を生きた市井の人  第三章 選択・運命

著者:
本郷太郞
出版社:
本郷太郞

概要:

第一章・第二章までのあらすじ
昭和二十年七月十四日。青森造船の造船技師の国松三郎(30歳)・妻菊子(28歳)・四郎(8歳)の一家は、広島県呉造船秘密工場に転属する。靑森駅でその見送りに来ていた隣人の山田早苗(24歳)と裕子(4歳)だった。幼き四郎と祐子は、指切りげんまんで再会の約束をした。その4日かけて広島県呉市に到着、呉で父と別れ松山市にある呉造船の社宅に到着した。7月26日午後6時、長旅の疲れもあって熟睡していた深夜、松山大空襲に見舞われ選択肢の無い運命によって、奇跡的に命の終焉を免れた。そして終戦、戦後の混乱期、母菊子と四郎は非情にも父に捨てられ、愛を失った母菊子は、四郎と共に瀬戸内の海に身を投げようとしたが、四郎の悲しい無言の瞳に涙して生きる決意をした。そこから親子二人の壮絶な生きることの闘いが始まったが、母が肺結核を患い、冷たいみぞれの降る中、路上で吐血して逝ってしまった。天涯孤独になった四郎は、生きることに貪欲に
なり、愛すした母のためにも生きようと思った……そして二十歳、東京蛸部屋(監禁同様にして働かせた飯場)に居住して、土方(土工・建設労働者)をやっていた。
当時の土方を揶揄した言葉である「土方殺すにゃ刃物はいらぬ、雨の三日も降ればいい」その絶望という渦の中で、木村隆史と名乗る運命の出合いがあった。その人物は電電公社(現NTT)のOBであり、電電の下請社員15名の零細企業であった。その社長と通信機器修理業務を糧にして福田次郎という人物と,20年の時を経て、意図しない運命的な祐子との再会を果たし結婚した。四郎28歳・裕子24歳であった。

ジャンル:
文芸 > 小説(国内)
販売開始:
2021/12/18
ファイルサイズ:
29.64MB
CODE:
J0010564BK0120635003
対応デバイス:
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