POSSE vol.48 特集「ジェネレーション・レフトの衝撃」
概要:
世界ではミレニアル世代やZ世代の若者たちが、資本主義に対して抗議の声をあげはじめた。彼/彼女らは「システムチェンジ」を掲げ未来に向かって歩みはじめている。一方で日本では若者の左傾化というよりは「保守化」の傾向が強いと言われている。しかし資本主義の行き詰まりのなかで、ジェネレーション・レフトへとつながる可能性は、ここ日本においても確実に芽生えつつある。本特集ではZ世代の若者たちの社会運動から、その可能性を探っていく。
【目次】
◆特集「ジェネレーション・レフトの衝撃」
ジェネレーション・レフトになるために
斎藤幸平
「生理×社会問題」で資本主義と闘う
谷口歩実×福井みのり×塩野美里
気候正義を求めて闘うZ世代
山下颯太×北村達哉×郡さやか
多国籍労働組合で見た「ジェネレーション・レフト」たちの背景
松本瑞穂×リティカ・シン×ジョー・プラマー×オレン・フランクハム
社会を根本から変えるような運動がしたい
山本健太朗×岩本菜々×田所真理子ジェイ
素朴世代論を超える世代
萩田翔太郎
日本における「ジェネレーション・レフト」の可能性を探る
渡辺寛人(POSSE事務局長・本誌編集長)
ポピュリズムに抗するZ世代の「労働運動」戦略
今野晴貴(POSSE代表)
その他記事多数掲載。
【著者】
POSSE編集部
『POSSE』は日本で唯一の若者による労働問題総合誌として、2008年9月に創刊しました。NPO法人POSSEのスタッフが中心となり制作。労働・貧困問題をテーマに、現状、政策から文化までを論じています。
斎藤幸平
大阪市立大学大学院経済学研究科准教授。ベルリン・フンボルト大学哲学科博士課程修了。博士(哲学)。専門は経済思想。Karl Marx’s Ecosocialism:Capital, Nature, and the Unfinished Critique of Political Economy(邦訳『大洪水の前に』・堀之内出版)によって「ドイッチャー記念賞」を日本人初、歴代最年少で受賞。その他の著書に『人新世の「資本論」』(集英社新書)。
今野晴貴
NPO法人POSSE代表。年間5000件以上の労働・生活相談に関わり、労働・福祉政策について研究・提言している。
- ジャンル:
- 社会・政治 > 社会学
- 販売開始:
- 2021/10/12
- ファイルサイズ:
- 16.99MB
- CODE:
- J0019002BK0117557001
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