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信濃夷が残した地名と神社 奥信濃の謎の地名と夷神

信濃夷が残した地名と神社 奥信濃の謎の地名と夷神

著者:
神谷真
出版社:
ボイジャー

概要:

奥信濃には、中世まで夷が暮していました。その証が謎の地名や産土の神です。その謎に迫ります。

長野県の北部に暮らしていた夷は14世紀末に滅びました。(『小川郷昔記録』小川村誌)本書は、奥信濃の山や川、産土の神は夷の人々が名付けたものと考え、縄文語に近いとされるアイヌ語で、謎の多い北信5山の名前や川、湖の謂れを解いています。併せて、古い社の神々の来し方を探っています。例えば、“妙高”は、峰が多い山で、“千曲”は、我ら渡る所、“十二神社”は、先祖を祭る神様であることを解説しています。

【目次】
はじめに
第一章 奥信濃の山々
1 北信五山
2 夷が名付けた奥信濃の山々
第2章 奥信濃の夷と河川
1 千曲川
2 犀川
3 裾花川
4 浅川
5 土尻川
6 夜間瀬川
7 百々(どど)川(がわ)と松川
8鳥居川
第3章 奥信濃の湖沼と滝・崖
1 野尻湖
2 大座法師池
3 大池、猫又池、蓑ケ谷池
4 苗名(ないの)滝(たき)
5 十三崖
第4章 夷が名付けた縄文地名
1 ア行
赤生と小川 他
2 カ行
柏原 他
3 サ行
信濃 他
4 タ行
高井 他
5 ナ行
次(なむ)木(き) 他
6 ハ行
飯米場(はんめいば) 他
7 マ行
水内(みのち) 他
8 ヤ行
夕日と夕立
9 ワ行
若槻(わかつき) 他
第5章 縄文語(アイヌ語)で語る夷神社
1 十二神社
2 宇木(うき)神社
3 妻科(つましな)神社
4 小川神社(武部(たけぶ)八幡宮)
5 守田神社
6 御射山神社
7 風間(かざま)神社
8 戸隠神社
9 仁(に)礼(れ)神社
10 小坂(こさか)神社
11天白(てんぱく)の神
12虫倉神社
あとがき

【著者】
神谷真
1943年長野県生まれ。法政大学卒、東京都、宮内庁を経て神奈川県勤務、元神奈川県立図書館長、著書『夷が暮らした虫倉山の物語』、『解き明かされた謎の縄文地名』、『空蝉の旅立(猫の寄り合い)』、『三浦半島と鎌倉の縄文地名』他

ジャンル:
人文・思想 > 地理
販売開始:
2022/03/04
ファイルサイズ:
4.01MB
CODE:
J0019002BK0122977001
対応デバイス:
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