つむじ風 (下)
- 著者:
- 梅崎春生
- 出版社:
- ディスカヴァー・トゥエンティワン
概要:
希代の詐話師が2軒の浴場をきりきり舞いに
クルマに当て逃げされた自称“松平”陣太郎は、その犯人を捜す過程で三吉湯の主人・猿沢三吉には大学生の愛人がおり、小説家・加納明治が当て逃げ犯だったことを知る。一方、三吉湯に押され、捲土重来を期す泉湯の長男と三吉湯の長女は恋仲だった。
こうした人間関係を利用し、巧みな弁舌で脅したり焚きつけたりして利益を得ていた陣太郎を、当て逃げの現場を目撃した浅利圭介は「君がそこらをうろちょろすると、その度に、そこらに波紋がおこって、あぶなくて仕様がない。まるで君は春先のつむじ風みたいだ」と評する。
はたして、三吉湯と泉湯の争いの行方は? 陣太郎の正体は? 名作ユーモア小説の完結編。
(※本書はに発売し、2022/4/13に電子化をいたしました)
- ジャンル:
- 文芸 > 文芸一般
- 販売開始:
- 2022/04/19
- ファイルサイズ:
- 3.46MB
- CODE:
- J0019002BK0124932001
- 対応デバイス:
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