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君が走っていったんだろう

君が走っていったんだろう

著者:
木下侑介 千葉聡
出版社:
ボイジャー

概要:

目を閉じた人から順に夏になる光の中で君に出会った

1000年たっても青春である
視界が開ける。いつもの世界が新しくなる。
若い世代の生きづらさに寄り添う歌。
─千葉聡
【5首】
目を閉じた人から順に夏になる光の中で君に出会った
海だってあなたが言えばそうだろう涙と言えばそうなんだろう
雨に会うそのためだけに作られた傘を広げて君を待ってる
花にルビをふるように降る雨、雨の名前は誰にも分からないけど
「幸せに暮らしましたが死にました。けれど死ぬまで幸せでした」

【目次】
いつ見ても今が見えない
真夏の背骨
もし俺が
Breathless
青の温度
天才児たち

真冬の星座
そうだね、僕ら
少年兵
青空
瞼は
第四次ロボット革命
防風林
目をしてる
優しい人に

燃える街
二十四時間リレーマラソンで優勝したことがあります
ルール・ザ・ワールド・ウィズ・ワクチン
海への切手
瞬き/足跡
雨も雨の音
ザラメの夜
アトリエ
エトワール
君の名前
水風船

ルビ
手品
アジサイ
月とシリアル
父さんが
日曜日より
あなたが言えば
最後の童話

解説 一〇〇〇年たっても青春である 千葉 聡
あとがき

【著者】
木下侑介
1985年横浜生まれ。穂村弘氏の「短歌という爆弾」を読んでから作歌を始め、「短歌ください」(穂村弘氏選)、「東京歌壇」「短歌の時間」(東直子氏選)にて入選を重ねる。枡野浩一氏の「かんたん短歌blog」にて、エッセイ「アイハブノークエスチョン」採用。「いつまでもその初々しさを失わず、愚直に丹念に書き続けられたら、あなたは「本物」になれると思う」(枡野浩一氏)と評された。長距離走とブルーハーツ、ハイロウズ、クロマニヨンズの音楽を愛している。趣味は懸垂。好きな作家は坂口安吾とシモーヌ・ヴェイユ。

千葉聡

ジャンル:
文芸 > 短歌・俳句
販売開始:
2022/09/06
ファイルサイズ:
0.59MB
CODE:
J0019002BK0129807001
対応デバイス:
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君が走っていったんだろう
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