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青き時雨のなかを

立ち読み

青き時雨のなかを

著者:
加藤孝男
出版社:
ボイジャー

概要:

絶句形式のうた、四行詩は歯切れよく
スタッカートのようにリズミカルで、鋭い

【収録歌より】
今宵ある
頭痛は青き夕ぞらの
しらしらとして
鷺より尖る

眼前の
エスカレーターは止まりいて
恐竜の骨
光る夜の底

核のなき
世界をめざすという誓い
さらなる兵器を
引き寄せながら

グローバル経済は死す
という声す
否つかのまの
燦たる眠り

【目次】
青き時雨のなかを

【著者】
加藤孝男
歌人、東海学園大学人文学部教授。1960年、愛知県岡崎市生まれ。1984年、まひる野会に入会。篠弘に師事。歌集に『曼荼羅華の雨』など。『近代短歌史の研究』、『与謝野晶子をつくった男―明治和歌革新運動史』(2020、第16回日本詩歌句随筆評論大賞優秀賞受賞、第19回日本歌人クラブ評論賞受賞)など多数。

ジャンル:
文芸 > 風刺・警句集
販売開始:
2022/10/04
ファイルサイズ:
11.97MB
CODE:
J0019002BK0130692001
対応デバイス:
WindowsPCMacブラウザビューアAndroidスマートフォンAndroidタブレットiPhone/iPod touchiPad
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商品価格(税込) ¥2,090 -
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青き時雨のなかを
販売(無期限): ¥ 2,090(税込)