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リスボンの窓

リスボンの窓

著者:
坪内稔典
出版社:
ふらんす堂

概要:

◆ふらんす堂電子書籍1000円シリーズ

◆第十三句集

ころがしておけ冬瓜とこのオレと

七〇歳で大学を退職した私は、時折、リスボンの靴屋の裏へ行き、気ままに過ごしてきた。その気ままな気分がもしかしたらこの句集にあるかも。リスボンの空は今日も青い。

(あとがきより)

◆作者のある日の自選十句
柿くえばパウル・クレーと友だちに
水ぬるむカバにはカバが寄り添って
ついさっきホタルブクロを出た人か
しっぽまで赤くて人参身がもたん
ねじ花が最寄りの駅という日和
あんパンと連れ立つ秋の奈良あたり
ころがってアリストテレスと冬瓜と
桜咲くくすんと蝶がうんこして
リスボンの靴屋の窓かヒヤシンス
緑陰で大工さんとか呼ばれたい

ジャンル:
文芸 > 短歌・俳句
販売開始:
2024/06/01
ファイルサイズ:
1.25MB
CODE:
J0019002BK0154521001
対応デバイス:
WindowsPCMacブラウザビューアAndroidスマートフォンAndroidタブレットiPhone/iPod touchiPad
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リスボンの窓
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