曹操 卑劣なる聖人 第七巻
概要:
赤壁の戦い!
河北を平定し、天下統一が現実味を帯びてきた曹操。まずは烏丸へ遠征して袁尚を亡き者にし、返す刀で荊州を屈伏させる。残る敵は孫権と憎っくき劉備だけ。いよいよ赤壁の戦いの火蓋が切られる。曹操の50代半ば、西暦206年-210年を描く。
劉備、諸葛亮、周瑜はもちろんのこと、趙雲、孫権、魯粛、黄蓋、郭嘉、董昭、許攸、曹沖らが登場する。
【目次】
第一章 曹操の罠
第二章 烏丸への遠征
第三章 張繍と郭嘉の死
第四章 烏丸兵を大いに破る
第五章 粛正と専横
第六章 三公罷免、旧制の復活
第七章 劉備、密かに荊州を狙う
第八章 曹操、丞相となる
第九章 劉表の急死と荊州降伏
第十章 長坂坡の戦い
第十一章 結束して曹操に抗う
第十二章 赤壁に戦端を開く
第十三章 周瑜、苦肉の計
第十四章 赤壁の戦い
第十五章 風声鶴唳の華容道
第十六章 敗戦の処理と曹操の後悔
主な登場人物
主な官職
赤壁の戦いの地図
後漢時代の地図
後漢時代の司隷の地図
後漢時代の冀州、青州、エン州、豫州、徐州の地図
【著者】
王暁磊
歴史作家。中国在住。『後漢書』、『正史 三国志』、『資治通鑑』はもちろんのこと、曹操に関するあらゆる史料を10年以上にわたり、まさに眼光紙背に徹するまで読み込み、本書を完成させた。曹操の21世紀の代弁者を自任する。
後藤裕也
【監訳】目白大学外国語学部中国語学科准教授。博士(文学)。著書に『語り物「三国志」の研究』、『武将で読む 三国志演義読本』(共著)、訳書に『中国古典名劇選』シリーズ(共編訳)などがある。
浜名晋一
【訳】 慶應義塾大学文学部文学科中国文学専攻卒業。1987年から2年間、北京語言学院と北京大学歴史系で学ぶ。現在は全国紙の記者として勤務。
川合章子
【訳】 翻訳家、歴史ライター。訳書に『原典抄訳「三国志」(上、下)』、著書に『あらすじでわかる中国古典「超」入門』などがある。
- ジャンル:
- 文芸 > 歴史・時代小説
- 販売開始:
- 2024/09/06
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