授業力を高める「受けの技術」
概要:
子どもたちの発言を生かして授業をさらに充実させ、学級に安心感を生む教師の「受け」の技術を徹底解説。
教師が子どもたちに対して行う発問や指示といった技術は「攻め」。子どもたちの発言に反応してその発言を生かし、それによって授業をさらに充実させるための技術が「受け」。これまであまり注目されてこなかった「受け」に焦点をあて、どのような子にも対応した授業を行うための新しい授業技術の解説書です。
授業名人・野口芳宏先生の子どもとのやりとりを材に取りながら24種類の「受け」の技術を例示、真似するだけでは上手くいかなかった授業成功の秘訣を、平易な語り口で紐解きます。
【目次】
はじめに
序 そもそも授業をなぜ「攻め」と「受け」で考えるのか
一 授業を真似ても上手くいかないのはなぜか
二 「受けの技術」で授業力が高まるのはなぜか
三 「受けの技術」をどのように身に付け、高めるか
四 「受けの技術」の具体
1 きっちり受ける
2 軽く受ける
3 ハートで受ける
4 攻めて受ける
五 野口芳宏先生の授業に見る、達人の「受けの技術」
1 感情を込めて反応する、語る
2 随所で「間」を取る、十分に取る
3 束ね・言い換え
4 言語技術、学習習慣、人生観を示す
5 授業を急がない
おわりに
監修の言葉
【著者】
山中伸之
1958 年生まれ。宇都宮大学教育学部を卒業後、小・中学校の勤務を経て、現在は栃木県小山市で教壇に立つ。日本言語技術教育学会理事、実感道徳研究会会長、日本群読教育の会常任委員、栃木県モラロジー教育者部会会長。多くの教師の悩みに応える活動を行っている。
著書『新版 キーワードでひく 小学校通知表所見辞典』『基本からわかる授業参観日事典』『できる教師のどこでも読書術』 ( 以上、さくら杜)、等多数。
野口芳宏
1936 年千葉県君津市生まれ。千葉大学教育学部卒業。公立小学校教諭、千葉大学附属小学校教諭を経て、公立小学校教頭、校長を務める。退職後、北海道教育大学教授、植草学園大学教授等を歴任し、現在植草学園大学名誉教授。「鍛える国語教室」研究会、授業道場野口塾各主宰。また2009 年7 月-15 年12 月千葉県教育委員を務めた。
著書『教師の作法 指導』『授業づくりの教科書 国語科授業の教科書』(以上、さくら社)等多数。
- ジャンル:
- 教育 > 教育一般
- 販売開始:
- 2024/11/02
- ファイルサイズ:
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- J0019002BK0160597001
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