ジブンの世界はジンブンでできている3 モンゴル帝国を旅する歴史学者×中世と近代を往還する日本史家×財務省出身の若手思想史家
概要:
歴史家は、現場に立っている。モンゴル帝国×中世日本×近代国家、時代も場所も異なる歴史家たちが、あなたを思わぬ世界へ連れ出す、インタビュー&対談集第3弾!
歴史家は、現場に立っている。モンゴル帝国×中世日本×近代国家、時代も場所も異なる歴史家たちが、あなたを思わぬ世界へ連れ出す、インタビュー&対談集第3弾!
理転、留年、留学先での挫折、卒論での大空振り、官僚を辞めて社会人院生へ--。偶然と挫折だらけの道のりを経てもなお、史料の前で「面白い!」を叫び続ける三人の歴史家たち。ペルシア語の年代記から、東大寺のお坊さんの手紙から、大正時代の都市計画の議事録から、彼らはいったい何を見ているのか? 歴史を「ジブンごと」として読み解く視点を味方につければ、今日のニュースも、足元の風景も、まったく違って見えてくる。中学生から大人まで、あなたの世界を拡張し、豊かにする「ジンブン学」の実践、シリーズ第3弾!
■本書に登場する研究者たち
諫早庸一:モンゴル帝国を旅する歴史学者。理系から「文転」し、ペルシア語史料を起点に「環境史」へ領域を広げる
佐藤雄基:中世と近代を往還する日本史家。紛争の現場で交わされた僧侶の手紙から、中世社会の人間関係を描き出す
南藤優明:財務省出身の若手思想史家。シンクタンクで働きつつ大正期の都市計画と政治思想史を研究する社会人院生
【目次】
まえがき
第一部 モンゴル帝国を旅する歴史学者
将門大好き! 日本史少年/浪人、理転、留年宣告/秘技! 洋楽歌詞カード勉強法/なんで、私が西アジア史研究の人に。/モンゴル、中国、イランを駆ける暦/僕にしか読めない史料がある ほか
第二部 中世と近代を往還する日本史家
ルパンとホームズに夢中!/野心はある、されど空回る/選ばれたのは東大寺のお坊さんの手紙でした/中世日本に裁判所はない/史学史の始まり、縁は異なもの/アウトプットまでが独学です ほか
第三部 三人の歴史学者が歴史について語り合ってみた
化け物の仲間になりたい/「シロアリ」としての帝国/研究に呼ばれる瞬間/ライプツィヒの落書きから/AIは血を流さない/あなたはどの分野でAIに勝ちたいですか?/破壊と創造の研究者/二刀流が切り拓く道 ほか
あとがき
ブックリスト
【著者】
諫早庸一
北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター特任准教授。2011年東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程単位取得退学、2015年博士(学術)。文化交流や気候変動の観点から、モンゴル帝国の歴史を研究している。博士課程在学中にテヘラン大学に留学し、博士号取得後はヘブライ大学にてプロジェクト研究員となる。近著に『ユーラシア史のなかのモンゴル帝国』(みすず書房、2025年)。現在は『アナール』誌の海外担当を務める。
佐藤雄基
立教大学文学部史学科日本史学専修教授。2011年東京大学大学院人文社会系研究科日本文化研究専攻博士課程修了、博士(文学)。日本中世社会における法や裁判について研究するとともに、近代~現在における日本中世史をめぐる歴史叙述や人々の動き(史学史)を探究している。主著は『日本中世初期の文書と訴訟』(山川出版社、2012年)、『御成敗式目』(中央公論新社、2023年)など。
南藤優明
東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士課程、株式会社野村総合研究所社会システムコンサルティング部シニアコンサルタント。大阪府生。2019年東京大学教養学部卒業、同年財務省入省。厚生労働省(出向)、株式会社リタリコ経営企画部マネージャーを経て現職。専門は近現代日本政治思想史。博士課程では、特に、大正期日本における都市計画の政治思想史について研究中。共著に『日本の差別化戦略 人口減少社会への処方箋』(東洋経済新報社、2025年)。
販売(無期限): ¥ 2,501(税込) / ギフト購入: ¥2,501 (税込)
