軍艦島 全景
概要:
廃墟と化した海上炭鉱都市・軍艦島の姿を克明に記録した史上初のオールカラー軍艦島ビジュアル書籍!
1974年の閉山後、廃墟と化した海上炭鉱都市・軍艦島。鉄筋コンクリート建築の耐用年数を遥かに越えて残存する巨大なアパート群をはじめ、謎に包まれた鉱業所エリア、崩落の危機に瀕する地下施設など、圧倒的な存在感を放つ建築群で埋め尽くされた島内は、まさに「廃墟の聖地」です。その衝撃的な姿を、現在の画像を中心に過去の写真も織り交ぜて徹底紹介! 軍艦島の全貌がここに明らかになります。
■本の内容
●住宅棟アーカイブズ
大正時代に建てられた日本初のRC造アパートをはじめ、計38物件の住宅棟を築年順に掲載した軍艦島建物図鑑。
●昭和のタイムカプセル
カラーテレビや冷蔵庫、玩具など、30年の時を越えて島内に残る生活の痕跡。哀愁漂うグラビアページ。
●軍艦島名所散策
「端島銀座」「地獄段」「ドルフィン桟橋」など、軍艦島ならではの個性的なスポットを紹介。
●鉱業所アーカイブズ
これまではあまり紹介されることのなかった炭鉱施設。日本の近代化を支えた軍艦島の産業遺産をカテゴリー別に解説。
●軍艦島アンダーグラウンド
崩落の進む「人道トンネル」や地下ショッピングセンター跡地、共同風呂など、島内に残存する地下空間の記録。
巻末には島内の建造物、各施設、鉱業所遺構などの位置を記載した折込全島マップを収録。
著者について
黒沢 永紀(Hisaki KUROSAWA)
軍艦島伝道師・都市探検家。
幼少期より貝塚の発掘や産業廃墟の探索に興味を持つ。21世紀になって訪れた軍艦島に感銘を受け、書籍、映像、写真、ウェブ、アプリ、エキシビションなど、さまざまなメディアを使って伝道。
2024年秋クール放送のTBSテレビ日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』で端島監修を務めた。 (閉じる)
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