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宮沢賢治

検索結果240件中136件から180件までを表示
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  • タイトル: 幻想
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要: 濁みし声下より叫ぶ 炉はいまし何度にありや 八百といらへをすれば 声なくて炭を掻く音 声ありて更に叫べり づくはいまし何度にありや 八百といらへをすれば またもちえと舌打つひゞき 灼熱のるつぼをつゝみ むらさきの暗き火は燃え そがなかに水うち汲める ... ...
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  • タイトル: われらが書に順ひて
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要: われらが書に順ひて その三稜の壇に立ち クラリネットとオボーもて 七たび青くひらめける 四連音符をつゞけ奏し あたり雨降るけしきにて ひたすら吹けるそのときに いつかわれらの前に立ち かなしき川をうち流し 渦まく風をあげありし かの逞ましき肩もてる 黒き上着... ...
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  • タイトル: 楊林
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要: 楊林 宮沢賢治 エレキに魚をとるのみか 鳥さへ犯すしれをのこ 捕らでやまんと駐在の 戸田巡査こそいかめしき まこと楊に磁の乗りて 小鳥は鉄のたぐひかや ひとむれさつと落ち入りて しらむ梢ぞあやしけれ 底本:「新修宮沢賢治全集 第六巻」筑... ...
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  • タイトル: 霧降る萱の細みちに
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要: 霧降る萱の細みちに われをいぶかり腕組める なはたくましき漢子かな 白き上着はよそへども ひそに醸せるなが酒を うち索めたるわれならず はがねの槌は手にあれど ながしづかなる山畑に 銅を探らんわれならず 検土の杖はになへども 四方にすだけるむらどりの 一羽も... ...
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  • タイトル: 青柳教諭を送る
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要: 青柳教諭を送る 宮沢賢治 瘠せて青めるなが頬は 九月の雨に聖くして 一すぢ遠きこのみちを 草穂のけぶりはてもなし 底本:「新修宮沢賢治全集 第六巻」筑摩書房    1980(昭和55)年2月15日初版第1刷発行 入力:junk 校正:土屋隆... ...
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  • タイトル: 雹雲砲手
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要: 雹雲砲手 宮沢賢治 なべて葡萄に花さきて 蜂のふるひのせはしきに をちこち青き銅液の 噴霧にひるは来りけり にはかに風のうち死して あたりいよよにまばゆきを 見ずやかしこの青きそら 友よいざ射て雹の雲 底本:「新修宮沢賢治全集 第六巻」筑摩... ...
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  • タイトル: 講後
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要: 講後 宮沢賢治 いたやと楢の林つきて かの鉛にも続くといへる 広きみねみち見え初めたれば われ師にさきだちて走りのぼり 峯にきたりて悦び叫べり 江釣子森は黒くして脚下にあり 北上の野をへだてて山はけむり そが上に雲の峯かゞやき立てり 人人にまもられて師もや... ...
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  • タイトル: 遊園地工作
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要: 遊園地工作 宮沢賢治 歳は世紀に曾つて見ぬ 石竹いろと湿潤と 人は三年のひでりゆゑ 食むべき糧もなしといふ 稲かの青き槍の葉は 多く倒れてまた起たず 六条さては四角なる 麦はかじろく空穂しぬ このとききみは千万の 人の糧もてかの原に 亜鉛のいら... ...
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  • タイトル: 八戸
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要: 八戸 宮沢賢治 さやかなる夏の衣して ひとびとは汽車を待てども 疾みはてしわれはさびしく 琥珀もて客を待つめり この駅はきりぎしにして 玻璃の窓海景を盛り 幾条の遙けき青や 岬にはあがる白波 南なるかの野の町に 歌ひめとなるならはしの かゞやけ... ...
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  • タイトル: 隅田川
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要: 水はよどみて  日はけぶり 桜は青き    夢の列 汝は酔ひ痴れて うちをどる 泥洲の上に   うちをどる 母をはるけき  なが弟子は 酔はずさびしく そらを見る その蘆生えの  蘆に立ち ましろきそらを ひとり見る 底本:「新修宮沢賢治全集 ... ...
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  • タイトル: 樹園
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要: 樹園 宮沢賢治 髪白き山田博士が 書いだき帰り往くころ かはたれはしづに這ひ来て ふくよかに木の芽ほごるゝ 鳥飛びて気圧を高み 守衛長〔以下未完〕 ぎごちなき独乙冠詞を 青々となげく窓あり 底本:「新修宮沢賢治全集 第六巻」筑摩書房 ... ...
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  • タイトル: 田園迷信
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要: 田園迷信 宮沢賢治 十の蜂舎の成りしとき よき園成さば必らずや 鬼ぞうかがふといましめし かしらかむろのひとありき 山はかすみてめくるめき 桐むらさきに燃ゆるころ その農園の扉を過ぎて 苺需めしをとめあり そのひとひるはひねもすを 風にガラスの点... ...
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  • タイトル: いちょうの実
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要:  そらのてっぺんなんかつめたくてつめたくてまるでカチカチのやきをかけた鋼です。  そして星がいっぱいです。 けれども東の空はもうやさしいききょうの花びらのようにあやしい底光りをはじめました。  その明け方の空の下、ひるの鳥でもゆかない高いところをするどい霜のかけらが風に流されて....
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  • タイトル: 二人の役人
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要:  その頃の風穂の野はらは、ほんとうに立派でした。  青い萱や光る茨やけむりのような穂を出す草で一ぱい、それにあちこちには栗の木やはんの木の小さな林もありました。  野原は今は練兵場や粟の畑や苗圃などになってそれでも騎兵の馬が光ったり、白いシャツの人が働いたり、汽車で通ってもな......
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  • タイトル: さいかち淵
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要: 八月十三日  さいかち淵なら、ほんとうにおもしろい。  しゅっこだって毎日行く。 しゅっこは、舜一なんだけれども、みんなはいつでもしゅっこという。 そういわれても、しゅっこは少しも怒らない。 だからみんなは、いつでもしゅっこしゅっこという。 ぼくは、しゅっことは、いちばん仲...
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  • タイトル: 耕耘部の時計
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要: 一 午前八時五分  農場の耕耘部の農夫室は、雪からの反射で白びかりがいっぱいでした。  まん中の大きな釜からは湯気が盛んにたち、農夫たちはもう食事もすんで、脚絆を巻いたり藁沓をはいたり、はたらきに出る支度をしていました。  俄かに戸があいて、赤い毛布でこさえたシャツを着......
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  • タイトル: 楢ノ木大学士の野宿
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要: 楢ノ木大学士は宝石学の専門だ。 ある晩大学士の小さな家へ、 「貝の火兄弟商会」の、 赤鼻の支配人がやって来た。 「先生、ごく上等の蛋白石の注文があるのですがどうでしょう、お探しをねがえませんでしょうか。 もっともごくごく上等のやつをほしいのです。 何せ相手がグリーンランドの...
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  • タイトル: 土神ときつね
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要:    (一)  一本木の野原の、北のはずれに、少し小高く盛りあがった所がありました。 いのころぐさがいっぱいに生え、そのまん中には一本の奇麗な女の樺の木がありました。  それはそんなに大きくはありませんでしたが幹はてかてか黒く光り、枝は美しく伸びて、五月には白い花を雲のよう......
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  • タイトル: 気のいい火山弾
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要:  ある死火山のすそ野のかしわの木のかげに、「ベゴ」というあだ名の大きな黒い石が、永いことじぃっと座っていました。 「ベゴ」と云う名は、その辺の草の中にあちこち散らばった、稜のあるあまり大きくない黒い石どもが、つけたのでした。 ほかに、立派な、本とうの名前もあったのでしたが、「ベゴ......
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  • タイトル: やまなし
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要:  小さな谷川の底を写した二枚の青い幻燈です。 一、五月  二疋の蟹の子供らが青じろい水の底で話していました。 『クラムボンはわらったよ。 』 『クラムボンはかぷかぷわらったよ。 』 『クラムボンは跳ねてわらったよ。 』 『クラムボンはかぷかぷわらったよ。 』...
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  • タイトル: 二十六夜
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要:         *  旧暦の六月二十四日の晩でした。  北上川の水は黒の寒天よりももっとなめらかにすべり獅子鼻は微かな星のあかりの底にまっくろに突き出ていました。  獅子鼻の上の松林は、もちろんもちろん、まっ黒でしたがそれでも林の中に入って行きますと、その脚の長い松の木......
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  • タイトル:
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要:  楢渡のとこの崖はまっ赤でした。  それにひどく深くて急でしたからのぞいて見ると全くくるくるするのでした。  谷底には水もなんにもなくてただ青い梢と白樺などの幹が短く見えるだけでした。  向う側もやっぱりこっち側と同じようでその毒々しく赤い崖には横に五本の灰いろの太い線が入....
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  • タイトル: 蛙のゴム靴
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要:  松の木や楢の木の林の下を、深い堰が流れて居りました。 岸には茨やつゆ草やたでが一杯にしげり、そのつゆくさの十本ばかり集った下のあたりに、カン蛙のうちがありました。  それから、林の中の楢の木の下にブン蛙のうちがありました。  林の向うのすすきのかげには、ベン蛙のうちがありまし....
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  • タイトル: よだかの星
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要:  よだかは、実にみにくい鳥です。  顔は、ところどころ、味噌をつけたようにまだらで、くちばしは、ひらたくて、耳までさけています。  足は、まるでよぼよぼで、一間とも歩けません。  ほかの鳥は、もう、よだかの顔を見ただけでも、いやになってしまうという工合でした。  たとえ...
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  • タイトル: セロ弾きのゴーシュ
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要:  ゴーシュは町の活動写真館でセロを弾く係りでした。 けれどもあんまり上手でないという評判でした。 上手でないどころではなく実は仲間の楽手のなかではいちばん下手でしたから、いつでも楽長にいじめられるのでした。  ひるすぎみんなは楽屋に円くならんで今度の町の音楽会へ出す第六交響曲の練習....
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  • タイトル: さるのこしかけ
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要:  楢夫は夕方、裏の大きな栗の木の下に行きました。 その幹の、丁度楢夫の目位高い所に、白いきのこが三つできていました。 まん中のは大きく、両がわの二つはずっと小さく、そして少し低いのでした。  楢夫は、じっとそれを眺めて、ひとりごとを言いました。 「ははあ、これがさるのこしかけだ...
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  • タイトル: ポランの広場
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要: 時、一千九百二十年代、六月三十日夜、 処、イーハトヴ地方、 人物、キュステ 博物局十六等官    ファゼロ ファリーズ小学校生徒    山猫博士    牧者    葡萄園農夫    衣裳係    オーケストラ指揮者    弦楽手    鼓器楽手    給仕... ...
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  • タイトル: オツベルと象
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要:        ……ある牛飼いがものがたる 第一日曜  オツベルときたら大したもんだ。 稲扱器械の六台も据えつけて、のんのんのんのんのんのんと、大そろしない音をたててやっている。  十六人の百姓どもが、顔をまるっきりまっ赤にして足で踏んで器械をまわし、小山のように積まれた稲を片......
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  • タイトル: 猫の事務所
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要:  軽便鉄道の停車場のちかくに、猫の第六事務所がありました。 ここは主に、猫の歴史と地理をしらべるところでした。  書記はみな、短い黒の繻子の服を着て、それに大へんみんなに尊敬されましたから、何かの都合で書記をやめるものがあると、そこらの若い猫は、どれもどれも、みんなそのあとへ入り......
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  • タイトル: マグノリアの木
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要:  霧がじめじめ降っていた。  諒安は、その霧の底をひとり、険しい山谷の、刻みを渉って行きました。  沓の底を半分踏み抜いてしまいながらそのいちばん高い処からいちばん暗い深いところへまたその谷の底から霧に吸いこまれた次の峯へと一生けんめい伝って行きました。  もしもほんの少し....
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  • タイトル: 雁の童子
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要:  流沙の南の、楊で囲まれた小さな泉で、私は、いった麦粉を水にといて、昼の食事をしておりました。  そのとき、一人の巡礼のおじいさんが、やっぱり食事のために、そこへやって来ました。 私たちはだまって軽く礼をしました。  けれども、半日まるっきり人にも出会わないそんな旅でしたから、....
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  • タイトル: 双子の星
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要:    双子の星 一  天の川の西の岸にすぎなの胞子ほどの小さな二つの星が見えます。 あれはチュンセ童子とポウセ童子という双子のお星さまの住んでいる小さな水精のお宮です。  このすきとおる二つのお宮は、まっすぐに向い合っています。 夜は二人とも、きっとお宮に帰って、きちんと座り、空....
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  • タイトル: 毒もみのすきな署長さん
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要:  四つのつめたい谷川が、カラコン山の氷河から出て、ごうごう白い泡をはいて、プハラの国にはいるのでした。 四つの川はプハラの町で集って一つの大きなしずかな川になりました。 その川はふだんは水もすきとおり、淵には雲や樹の影もうつるのでしたが、一ぺん洪水になると、幅十町もある楊の生えた広い......
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  • タイトル: 或る農学生の日誌
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要:      序 ぼくは農学校の三年生になったときから今日まで三年の間のぼくの日誌を公開する。 どうせぼくは字も文章も下手だ。 ぼくと同じように本気に仕事にかかった人でなかったらこんなもの実に厭な面白くもないものにちがいない。 いまぼくが読み返してみてさえ実に意気地なく野蛮なような気....
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  • タイトル: 雪渡り
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要:  雪渡り その一(小狐の紺三郎)  雪がすっかり凍って大理石よりも堅くなり、空も冷たい滑らかな青い石の板で出来ているらしいのです。 「堅雪かんこ、しみ雪しんこ。」  お日様がまっ白に燃えて百合の匂を撒きちらし又雪をぎらぎら照らしました。  木なんかみんなザラメを掛... ...
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  • タイトル: バキチの仕事
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要: 「ああそうですか、バキチをご存じなんですか。」 「知ってますとも、知ってますよ。」 「バキチをご存じなんですか。  小学校でご一緒ですか、中学校でご一緒ですか。 いいやあいつは中学校なんど入りやしない。 やっぱり小学校ですか。」「兵隊で一緒です。」 「ああ兵隊で、そうですか、....
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  • タイトル: サガレンと八月
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要: 「何の用でここへ来たの、何かしらべに来たの、何かしらべに来たの。」  西の山地から吹いて来たまだ少しつめたい風が私の見すぼらしい黄いろの上着をぱたぱたかすめながら何べんも通って行きました。 「おれは内地の農林学校の助手だよ、だから標本を集めに来たんだい。」私はだんだん雲の消え... ...
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  • タイトル: 手紙 四
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要:  わたくしはあるひとから云いつけられて、この手紙を印刷してあなたがたにおわたしします。 どなたか、ポーセがほんとうにどうなったか、知っているかたはありませんか。 チュンセがさっぱりごはんもたべないで毎日考えてばかりいるのです。  ポーセはチュンセの小さな妹ですが、チュンセはいつもい....
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  • タイトル: 手紙 二
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要: 印度のガンジス河はあるとき、水が増して烈しく流されていました。 それを見ている沢山の群集の中に尊いアショウカ大王も立たれました。 大王はけらいに向って「誰かこの大河の水をさかさまにながれさせることのできるものがあるか」と問われました。 けらいは皆「陛下よ、それはとても出来な....
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  • タイトル: 手紙 三
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要: 普通中学校などに備え付けてある顕微鏡は、拡大度が六百倍乃至八百倍ぐらいまでですから、蝶の翅の鱗片や馬鈴薯の澱粉粒などは実にはっきり見えますが、割合に小さな細菌などはよくわかりません。 千倍ぐらいになりますと、下のレンズの直径が非常に小さくなり、従って視野に光があまりはいらなくなりま... ...
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  • タイトル: 手紙 一
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要: むかし、あるところに一疋の竜がすんでいました。 力が非常に強く、かたちも大層恐ろしく、それにはげしい毒をもっていましたので、あらゆるいきものがこの竜に遭えば、弱いものは目に見ただけで気を失って倒れ、強いものでもその毒気にあたってまもなく死んでしまうほどでした。 この竜はあるとき、......
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  • タイトル: 雨ニモマケズ
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要: 雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ 慾ハナク 決シテ瞋ラズ イツモシヅカニワラッテヰル 一日ニ玄米四合ト 味噌ト少シノ野菜ヲタベ アラユルコトヲ ジブンヲカンジョウニ入レズニ ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ 野原... ...
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  • タイトル: 若い木霊
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要: 〔冒頭原稿数枚なし〕 「ふん。 こいつらがざわざわざわざわ云っていたのは、ほんの昨日のようだったがなあ。 大抵雪に潰されてしまったんだな。」  それから若い木霊は、明るい枯草の丘の間を歩いて行きました。  丘の窪みや皺に、一きれ二きれの消え残りの雪が、まっしろにかがやいて居りま....
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  • タイトル: 鹿踊りのはじまり
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要:  そのとき西のぎらぎらのちぢれた雲のあいだから、夕陽は赤くななめに苔の野原に注ぎ、すすきはみんな白い火のようにゆれて光りました。 わたくしが疲れてそこに睡りますと、ざあざあ吹いていた風が、だんだん人のことばにきこえ、やがてそれは、いま北上の山の方や、野原に行われていた鹿踊りの、ほん... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: かしわばやしの夜
    著者: 宮沢賢治
    出版社: ConTenDo
    概要:  清作は、さあ日暮れだぞ、日暮れだぞと云いながら、稗の根もとにせっせと土をかけていました。  そのときはもう、銅づくりのお日さまが、南の山裾の群青いろをしたとこに落ちて、野はらはへんにさびしくなり、白樺の幹などもなにか粉を噴いているようでした。  いきなり、向うの柏ばやしの方......
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