極楽ローカル花さんぽ　L'album des fleurs sauvages du Japon

概要：

カタクリやセツブンソウなどの日本の野の花を撮影したマニアックな写真集です。小さな花が大写しになっているため、独特の雰囲気があります。写真の余白で著者が花に話しかけたり、花のつぶやきを聞いたりしています。花の写真だけでなく、花を見にきた人の姿もとらえられているので、花めぐりの楽しさが伝わってきます。
『東京発花露めぐり』(自由国民社)『花ぶら日記』全七巻(学術研究出版)などの娯楽花紀行を書いてきた著者が約20年間に探訪地で出会った印象に残る花々の写真を集めてあります。
電子書籍とPOD版(紙製)で販売されており、POD版はA4サイズで270ページあります。収録写真はA4サイズ、A3サイズで194枚です。
写真の余白には、撮影年月日が記されているので実際に花の咲く場所を訪ねるときの目安となるでしょう。

著者紹介：
山本研二(やまもと・けんじ)
文筆家。1960年、兵庫県尼崎市生まれ。明治大で学んだ後、フリーライターとして『サンデー毎日』誌や『アミューズ』誌に自然関係の記事と写真を寄稿する。それがきっかけで、野の花のマイナーな名所を探訪するようになる。
著作には、花紀行『東京発花露めぐり』(自由国民社、単行本)、『花ぶら日記』全七巻(学術研究出版、電子版・POD版)、娯楽花写真集に『わたし、カタクリ』『ザゼンソウ写真集』(いずれも学術研究出版、電子版・POD版)がある。その他、『たこ焼き日和』『ぶらぶら貧乏』『旅の空』『独身各駅停車』(いずれも自由国民社、電子版)などの随筆集がある。