さるのこしかけ
概要:
楢夫は夕方、裏の大きな栗の木の下に行きました。
その幹の、丁度楢夫の目位高い所に、白いきのこが三つできていました。
まん中のは大きく、両がわの二つはずっと小さく、そして少し低いのでした。
楢夫は、じっとそれを眺めて、ひとりごとを言いました。
「ははあ、これがさるのこしかけだ。
...
(本文冒頭より抜粋)
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さるのこしかけ
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