「中小企業のDXとクラウド企業連携(EDI)の展望」松島桂樹著作集 第18巻
- 著者:
- 松島桂樹
- 出版社:
- クラウドサービス推進機構
概要:
2019年にクラウドサービス推進機構の研究会としてスタートした「クラウドによる企業連携研究会」における議論をもとに、書籍化しました。本稿では、これまでのEDIがデータ交換を基本としていたのに対して、プラットフォームを軸とした情報共有へとトランスフォームすべきだと提起しました。
企業の業務の大半は企業間、つまり顧客、調達先との取引にかかわる処理です。したがっていくら社内の業務をデジタル化しても企業とのやり取りが手作業、電話、口頭であれば、真のデジタル化は達成できません。すなわち、今最も重要なDXのテーマが企業間での業務連携のデジタル化にあると考えています。
AIの進展に伴い、企業間の業務連携のうち、ほとんどの定型的な管理プロセスや単純な意思決定は、AIに委ねられるでしょう。中小企業においても、受注から決済までの業務が、AIによる自動化によってブラックボックス化される可能性が高まっています。
このような変化に向けて、中小企業が今、何をしなければならないか、それは中小企業経営における主体性の回復であると考えています。それが本稿の基本的テーマです。
目次:
はじめに~中小企業のDXは何をトランスフォームするのか
1.新時代の企業連携へのトランスフォーム
(1)国際情勢とグローバル経営の転換
(2)サプライチェーンの再編と中小企業の経営転換
2.地域に根付き、新世代に喜ばれる中小企業のトランスフォーム
(1)中小企業のDX最前線
(2)パーポス経営を目指したDXの実践事例(トマト工業、笠原商事)
3.データ交換(EDI)から情報共有(プラットフォーム)へのトランスフォーム
(1)中小企業におけるEDIの課題
(2)中小企業にとってのプラットフォーム
おわりに~中小企業の主体的なDXの取り組みがフェアトレードを促進する
- ジャンル:
- 経営 > 経営・経営学
- 販売開始:
- 2024/08/05
- ファイルサイズ:
- 0.15MB
- CODE:
- J0010365BK0157056001
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