愉快に生き、愉快に死ぬための知恵「面白きなき世を面白く」生き抜き死に切るための技術
- 著者:
- 大澤昇
- 出版社:
- eXism Short Magazine/株式会社エクスイズム
概要:
風変わりな自由人の熟練の臨床心理士が、「面白きなき世をいかに愉快に生き、そして愉快に死ぬか」を自らの体験に根差して探求した哲学的、心理学的、カウンセリング的エッセイ。特に「愉快に死ぬための智慧」は、これから訪れる団塊世代の大量死に向けてのささやかな応援歌になっている。
私は個人的には組織から距離を置いてきた、風変わりな自由人の臨床心理士なので、波乱万丈の人生ながら、基本的にはのんびりまったりと愉快に我儘に生きながらえている。「面白き無き世を面白く」という高杉晋作の辞世の句が大好きだったので、このエッセイを書き始めた。心理学やカウンセリングの理屈や理論ではなく、ありとあらゆる愉快に生き愉快に死ぬための処方箋を私の個人的体験に照らして誰にでも役立つよう整理してみた。 社会全体が不安定で、お互いの人格を尊重しない、弱い者いじめの嫌な雰囲気に覆われているようで、気持ち良く息ができない。
「ほどほどに努力すればほどほどに報われる社会」から、「いくら努力しても報われない社会」へと、劣化が進んでいる。希望が見出せないので、若者の自殺が増加しているのももっともだろう。年収300万では、恋愛も結婚も出産もできない? というのが本音だろう。社会がこうだから、個人も当然ながら、思い通りにいかないことへの苛立ちや不安に苛まれているようだ。カウンセリングの現場で相談にのっていると、些細な心配事が重なって脳が疲労困憊し、にっちもさっちもいかなくなって、うつ症状を示す相談者が激増している印象がある。そんな、社会も個人も息苦しくアップアップ状態に少しでも風穴を開けたいと切に願って、愉快を巡るこのエッセイを書き始めた。 <終わりに>より
目次:
序章 愉快への気づき「ふりふり主義」
第一章 愉快に生きぬくために
その1 笑いセラピー
その2 「ともかく主義」
その3 意識セラピー
その4 なるほど・なるほど主義
その5 自分って何?(まんじゅう主義)
その6 観察者セラピー
第二章 身体からのアプローチ
愉快に生きるための身体技法1 漸進的筋弛緩法
身体技法2 溶け合い動作法
身体技法3 ボディスキャン
身体技法4 エッセンス気功法
身体技法5 姿勢が大切
身体技法6 自己催眠
身体技法7 自律訓練法
第三章 遥かなる安全への道
その1 愉快に生きるのを妨げるトラウマへの考察
その2 <ポリヴェーガル理論>
第四章 愉快を巡る冒険
その1 愉快に生きるための物語
その2 愉快に生きるための時間=未来が過去を作る?
その3 エロスとタナトス
第五章 愉快に生きるための呼吸法
第六章 愉快に生きるためのマインドフルネス
第七章 愉快に生きるための思想 仏教 タオイズム アナキズム
第八章 愉快な愉快な心理療法
フォーカシング 心の整理法 壺イメージ法
問題外在化技法 ミラクルクエッション 逆説志向療法
思いを展開させる瞑想 姿勢による悩みワーク ボイスチェンジ法
リピート法 バルコニー法 植物神経セラピー 注意訓練法
怒りへの自己説得法 系統的脱感作 ACTタッピング アサーション
第9章 愉快に死ぬためのやさしい哲学(考え方)
死の意味 ライフライン スピリチュアルペイン
第10章 愉快に死ぬためのレッスン 死についての誘導瞑想
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