
「有明集」前後
概要:
明治三十八年に「春鳥集」を出したときには、多少の自信もあり自負もあつた。
わたくしのやうな氣弱なものも詩作上思ひきつて因襲に反撥を試みたのである。
あの稚拙な自序を卷頭に置いたのもその爲で、少しきおつたところが見えて落ちつかぬが、それも致しかたない。
さて象徴詩がどういふ筋道を...
(本文冒頭より抜粋)
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「有明集」前後
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