第一義の道
概要:
「もう何時かしら」と眼ざめた瞬間におちかは思つた。
思はずはつとした氣持で、頭を上げて雨戸の方を見た。
戸の外はまだひつそりとして、隙間のどの一つからも白んだ向うはのぞかれはしない。
安心して、寢返りを打つたが、まだどこか心の焦點のきまらぬ氣持で眼をしばたたいてゐると、闇のなかに浮動す...
(本文冒頭より抜粋)
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第一義の道
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