薬局
概要:
薬局
織田作之助
その男は毎日ヒロポンの十管入を一箱宛買いに来て、顔色が土のようだった。
十管入が品切れている時は三管入を三箱買うて行った。
敏子は釣銭を渡しながら、纒めて買えば毎日来る手間もはぶけるのにと思ったが、もともとヒロポンの様な劇薬性の昂奮剤を注射する男なぞ...
(本文冒頭より抜粋)
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