いらっしゃいませ ゲスト様

ー 今、あなたの読みたいをすぐ叶えます ー

»TOP > ジャンル別 > 文芸 > 小説(国内) > 死者の書 續篇(草稿)
死者の書 續篇(草稿)

死者の書 續篇(草稿)

著者:
折口信夫
出版社:
ConTenDo

概要:

山々の櫻の散り盡した後に、大塔中堂の造立供養は行はれたのであつた。
それでも、春の旅と言へば、まづ櫻を思ふ習はしから、大臣は薄い望みを懸けてゐた。若し、高野や、吉野の奧の花見られることのありさうな、靜かな心踊りを感じて居たのであつた。
廿七日――。山に著いて、まづ問うたのも、花のうへであつた。ことしはとり別け、早く過ぎて、もう十日前に、開山大師の御廟から先にも、咲き殘つた梢はなかつた。

(本文冒頭より抜粋)

ジャンル:
文芸 > 小説(国内) 無料文庫 > 無料文庫
販売開始:
2020/11/17
ファイルサイズ:
1.08MB
CODE:
J0010283BK0103922001
対応デバイス:
WindowsPCMacブラウザビューアAndroidスマートフォンAndroidタブレットiPhone/iPod touchiPad
  購入 レンタル
商品価格(税込) ¥0 -
閲覧可能期間 無期限 -
ダウンロード可能期間 無期限 -
ダウンロード回数 制限なし -
X    Hatebu 

原則、返金不可
詳細はこちら

この著作者による商品

死者の書 續篇(草稿)
販売(無期限): ¥ 0(税込)