いらっしゃいませ ゲスト様

ー 今、あなたの読みたいをすぐ叶えます ー

»TOP > 著作者別 > 宮本百合子
Twitter  Facebook 

宮本百合子

検索結果856件中46件から90件までを表示
≪前へページ:1  2  3  4  5  6  7..20次へ≫
  • タイトル: 三つの民主主義 婦人民主クラブの立場に就て
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要:  これまでの日本の婦人は、よろこびも悲しみも自分のめぐり合わせとして孤立して生きて来た。 そういう生活を、もっとひろい社会の動きの中に解放して婦人の生活を明るくつよく創造の力にみちたものにしてゆくと共に日本の民主社会の健全な生長のために協力したいというのが、婦人民主クラブの初めから... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 女の歴史 そこにある判断と責任の姿
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要:  数人の若い女のひとたちが円く座って喋っている。 いろんな話の末、映画のことになって、ひとりの人に、あなたは誰がお好き? ときいた。 そのひとは房々と長く美しく波うたせてある髪を瀟洒な鼠色スーツの肩で一寸揺って、さあ、と口ごもっている。 きまりわるいのかしらと思って、私は自分からロゼエ....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 彼女たち・そしてわたしたち ロマン・ロランの女性
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要: 彼女たち・そしてわたしたち ――ロマン・ロランの女性―― 宮本百合子  わたしは、もう久しい間、いつかはそのような仕事もしてみたいと思っている一つのたのしみがある。 それは、ロマン・ロランによって描かれている魅力のふかい多勢の女性たちについて、こまかくよみくらべ、おどろく... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 孫悟空の雲 『近代文学』十月号平野謙氏の評論について
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要: 『近代文学』十月特輯号に平野謙氏の「労働者作家の問題」という講演筆記がのせられている。  その話の中で宮本百合子について多くの言葉が費されている。 けれども、わたしへのそのふれかたの中には、わたしが迷惑し、聴衆や読者の判断があやまられるばかりでなく、もっと複雑な誤解や事実とちがう......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 新しい文学の誕生 若い人に贈る
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要:  文学に心をひかれる人は、いつも、自分がかきはじめるより先にかならず読みはじめている。 しかも、わたしたちがはじめて読んだ小説や、詩はどんな工合にして手にふれたかと云えば、それは十中八九偶然である。 そういう人は大抵よむのがすきで、年の小さいときからいつとはなしに、あれやこれやの文学......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 誰のために インテリゲンツィアと民主主義の課題
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要:  今日、日本の民主化の課題に対して、日本のインテリゲンツィアが感じている最も大きい困難は、どういう性質のものだろうか。  ひとくちに云いあらわせば、それは、日本のインテリゲンツィアの非常に大部分のひとが、自分たちめいめいの一生にとって、日本の民主化がどんなに血肉的な影響をもつも... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 平坦ならぬ道 国民文学にふれて
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要:  この頃は「国民文学」という声がいろいろな場面に響いていて、日本文学の明日の姿として或る意味では文書的な性質をもつ方向づけのような印象を与えている。 けれども、どういうのが国民文学であるかという点になって来ると、各人各説であって、ともかくそれは現実を超えた文学でなくてはなるまい、と... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 『この心の誇り』 パール・バック著
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要:  私たちは、どんな本でも、自分の生活というものと切りはなして読めない。 そして、どんな本を読んでも、最後にはその印象が落ちてみのる生活の土壤というものは、日本の社会のさまざまな特質によって配合され、性格づけられたものである現実も知っている。 私たちは、植物のようにひとりでにその土壤か......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 明日の言葉 ルポルタージュの問題
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要:  日本文学が近い将来に、どのような新たな要素をとりいれて進展してゆくだろうかという問題は、決して単純に答えられないことであると思う。 日本の社会がこの先どうなって行くだろうかと訊かれて、簡単に答え得る人は、寧ろ今日の現実の裡で十分緻密な生活感情をもって複雑な日々の経験をとり入れてい... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: モスクワの姿 あちらのクリスマス
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要:  モスクワに着いてやっと十日めだ。  一九二七年のクリスマスの朝だが、どういうことがあるのか自分たちには見当がつかない。  ソヴェト同盟で、街じゅうが赤旗で飾られるのは春のメー・デー、十一月の革命記念祝祭などだ。  クリスマスそのものが、誰の降誕祭かと云えばイエス・キリスト....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: ひととき
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要:  はるかな森の梢に波立って居るうす紅い夕栄の雲の峯を見入りながら、私は花園の入口の柱によりかかって居る。  何となく朝から霧の晴れ切れない様な日だったので、非常に静寂な夕暮である。  うす青い様な空気の中に素早い動作で游いで居るトンボと蝙蝠の幾匹かは、一層高いところを、東へ東......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: たより
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要:  いきなり斯うした手紙をさしあげるのを御許し下さいませ。  これを手に御取りなすって、貴方はきっとオヤオヤと御思いなさるでございましょうねえ。  悪口を云い云いあっちこっち泳ぎ廻って居る私を思い出しなさる事でございましょう。  今日の今まで私は今斯うやって貴方へのおたよりを....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 一日
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要:  降りたくても降れないと云う様な空模様で、蒸す事甚い。  今朝も早くから隣の家でピアノを弾いて居るが気になって仕様がない。  もう二三年あの人は、此処に別荘を持って居て、ついぞ琴の音もした事がないのに、急にピアノがきこえて、それが又かなりよい音だ。  おとといの晩から、何か....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 雨滴
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要:  此頃、自然美の讚美され出して来た事は、自然美崇拝の私にとってまことに嬉しく感じる事である。  どうして今まで、ああして、そうもかまわれずに片隅になげた様にされて居たものかしらんと思う。  静かに太陽の健な呼吸を聞き、月の深遠な光明に身をひたして居ると口にまでつくせぬ、複雑な......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 曇天
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要:  此頃、癖になって仕舞ったと見えて、どうしても私は九時前には起きられない。  今日も、周囲の明るさに、自然に目を覚したのは彼此十時近くであった。  髪を結ったり、髪を洗ったりして食堂に行くと、広い室屋80の中に母や弟達が新聞を読んで居た。  ボソボソと、独りでシチューで御飯....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 雨の日
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要:  ねばねばした水気の多い風と、横ざまに降る居ぎたない雨がちゃんぽんに、荒れ廻って居る。  はてからはてまで、灰色な雲の閉じた空の下で、散りかかったダリアだの色のさめた紫陽花が、ざわざわ、ざわざわとゆすれて居るのを見て居ると、一人手に気が滅入って仕舞う。  影の多い書斎で、わび......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 偶感
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要:  非常に愛らしい妹を得ると同時に、危ぶんで居た母の健康も廻復期に向って来たので、私は今又とない歓びに身を横えて居る。  それに、来年の四月頃に、何か一つまとめた物を出して、知人の間にだけでも分けたいと思って居るので、その出来上って居る腹案を筆に乗せるのに毎日苦しんで居る。  ......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 暁光
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要:  去年の九月に、只一人の妹を失った事は、まことに私にとっては大打撃であって、今までに且つて経験した事のない悲しみと、厳かさを感じさせられた。 「時」のたゆみない力のために、それについての事々が記憶から、消される時のあるのを思うて、書いた「悲しめる心」は、それを見る毎に、涙がこぼ... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 南風
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要: 南風 宮本百合子  昨夜、ドッドと降って居た雨が朝になってすっかり上った。  白っぽい被のかかって居た木の葉も土も皆、美くしくうるおおされて、松だの槇だのの葉は針の様に、椿や樫の葉はテラテラに輝いて居る。  きめの細かくなった土面から、ホヤホヤと湯気が立って、ひどい雨......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 紅葉山人と一葉女史
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要:  今まで、紅葉山人の全集をすっかり読んだ事がなかった。  こないだ叔父の処へ行って二冊ばかり借りて来て、初めて、四つ五つとつづけて読んで居る内にフト気づいた事がある。  それは、一葉全集をよんで感じたと同じ事である。  いかにも立派な筆を持って居られた、と云う事は両方を見て....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 霜柱
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要: 霜柱 宮本百合子  冬の日の静けさは何となく一種異った感じを人に与える。  黄色な日差しがわびしげに四辺にただようて、骨ばかりになった、木の影は、黒い線の様になって羽目にうつって居る。  風もない。 木の葉が「かさ」とも「こそ」とも云わない中に、私の下駄の下にくずれて行....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 午後
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要:  昨夜おそく帰ったので私は昼近くなるまで、何もしらずに赤坊の様によく寝込んで仕舞った。  弟共はすっかりそろって炬燵の囲りに集って、私の寝坊なのを笑って居る処へ眼を覚した私は、家が飛んできそうに皆が笑うのにびっくりして、重い夜着の中から、 「何? 何なの ときいた。 「あ......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 夜寒
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要:  めっきり夜寒になった。  かなり長い廊下を素足で歩きにくくなった。  昼ま、出して置いた六六鉢の西洋葵を入れずに雨戸をしめた事を思い出した。  たった五六本ほかなく、それも黄ない葉が多くなって居るのを今夜中つめたい中に置いたらどうだろう、青い細い葉柄がグンニャリと首をたれ....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 秋霧
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要:  一面、かなり深い秋霧が降りて水を流した様なゆるい傾斜のトタン屋根に星がまたたく。  隣の家の塀内にある桜の並木が、霧と光線の工合で、花時分の通りの美くしい形に見える。  白いサヤサヤと私が通ると左右に分れる音の聞える様な霧に包まれた静かな景色は、熱い頬や頭を快くひやして行く......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 繊細な美の観賞と云う事について
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要: 「春」と云う名のもたらした自然の賜物の中にすべての美がこめられて私達の目前に日毎に育って居る。  晴ればれと高い空を見ながら木蓮の白い花が青と紫の中に浮いて居るのを見ながら、私の心は驚くばかりの美を感謝もし讚えても居る。 「美」と云うものを幾度も幾度も口に云い筆先に現わすのは......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: グースベリーの熟れる頃
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要:  小村をかこんだ山々の高い峯は夕日のさす毎に絵で見る様な美くしい色になりすぐその下の池は白い藻の花が夏のはじめから秋の来るまで咲きつづける東北には珍らしいほどかるい、色の美くしい景色の小さい村に仙二は住んで居た。  十八で日に焼けた頬はうす黒いけれ共自然のまんまに育った純な心持... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 短歌習作
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要: 涙ぐみてうるむ瞳を足元に なぐれば小石うち笑みてあり かんしやくを起しゝあとの淋しさに 澄む大空をツク/″\と見る ものたらぬ頬を舌にてふくらませ 瓦ころがる抜け歯の音きく うすらさむき秋の暮方なげやりに 氷をかめば悲の湧く 角砂糖のくずるゝ音をそ... (本文冒頭よ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: この頃
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要: 「お前は好い子だネエ」とあたまをなでられたあとでポカリとげんこつをもらう。 「ほんとうになんて可愛い子なんだろうネエ、まあこの形のいい頭は――」ポカリ又小さくて、固くて、痛いげんこをもらう。  ままっ子が根性の悪い母親に可愛がられるような、こんなようなのがこの頃の私の心持で有......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: ピッチの様に
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要: ピッチの様に 宮本百合子 「どうもめっきりよわったもんだ」  男は枯木の様に血の色もなく、力もなく、只かすかに、自分の足と云うだけの感じは有る二本の足をつめながら一人ごとを云う。  のびのびとした、ねぼけたような春の日光は縫目にしらみの行列の有りそうな袷の背中をてらし... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 心配
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要: 心配 宮本百合子  静な町から来た私には駿河台と小川町の通はあんまりにぎやかすぎた。 駿河台で電車を下りるとすぐ一つの心配が持ち立った。 それは自分のつれて居るじいやが田舎出だからと云う事であった。 電車をおりるとすぐ彼は私とあべこべの方へ行ってらした。 そうして私に袖を引っぱ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 戦争・平和・曲学阿世
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要: 1、文筆の仕事の上で、可能なかぎり、戦争反対と平和の確保、原子兵器禁止の態度を明かにして居ります。 平和を守る会、知識人の会、民主主義擁護同盟に参加して居ります。 科学者たちが、適切な共同声明を発表しているのに、文学者は、なぜそのようにあっさりと、はっきりと行為しないのでしょうか。 こ....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 気になったこと
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要:  二月号をひっくりかえして見ていて気になったことお耳にいれます。 (一)カットがまことに少く淋しいこと。 (二)題がどれも原形で文学にまでなっていない題であることなどです。 これは次号予告を見ても強く感じました。 文学雑誌(ほかの)は書く人も文学の空気を考えてつけるのでしょうからわたし...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: はしがき(『十二年の手紙』その一)
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要:  この往復書簡集三巻におさめられている宮本顕治・宮本百合子の手紙は、一九三四年十二月から一九四五年八月十五日、日本の無条件降伏後、治安維持法が撤廃されて、十月十日網走刑務所から顕治が解放されるまでにとりかわされた書簡、百合子凡そ千余通、顕治四百通ほどの手紙の中からえらび出されたも... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 「広場」について
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要: 「広場」は、一九三九年十二月にかかれた。 同じ時に「おもかげ」という短篇がかかれていて、ある意味で連作の形をとった。 前の年(昭和十三年)一年と、この年の半ば頃まで作品の発表が禁じられていた。 「広場」は、「おもかげ」とともに作者のソヴェト同盟での生活のひとこまを主体としている。 ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 三つのばあい・未亡人はどう生きたらいいか
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要: 一  このお手紙をよんで、わたしもほんとに「待つ」というのはどういうことなのだろうと、お手紙に書かれているとおりの疑問を感じました。  Hさんのお母さんの立場も、日本の女らしい哀れなものですが、そのかたの身内というものはないのでしょうか。 そういう縁故が... (本文冒...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 泉山問題について
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要:  第一私どもの目からみると議会内の大蔵委員会という重要な新給与予算の委員会席上で、あんなに酔うほど酒がでるということがそもそもひどいことだと思います。 なにもうちでのめない連中ではなし、ごあいきょうの程度をこえています。 公務員法をむりやりとおしてはじめからきらわれている吉田内閣は新......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 批評は解放の組織者である
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要:  多喜二的みがまえということがいわれるとき、あの激しい弾圧の中で多喜二がひどくいびられ最後には殺されてしまったあのいさましい犠牲的な身がまえを要求されるように感じて、それを拒否しようとする動きがあるけれども、それには治安維持法という大きな恐しい影がつきまとっていて、その治安維持法... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 山崎富栄の日記をめぐって
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要:  芥川龍之介が自分の才能とか学識を越えて社会と文学そのものの大きい変化と発展を見通して、そこから来る漠然とした不安を感じて死んだのと、太宰氏の生涯の終り方とは、まったく別種のものです。 芥川の死は人生と芸術の大きさに対する確信がこめられていました。 たとえ自分は死んでも、そこには発展......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 心から送る拍手
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要:  六十八歳になられた作家森田草平氏が入党されたということは、多くの人にいろいろと語りかけるいみを持っています。 人間は理性のある限り、年齢にかかわらず正しいと思う生活に前進するものであるという愉快な一つの例でもあります。 早く老いこむ半封建的なまた個人主義的なこれまでの文士気質を一し......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 東宝争議について
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要:  一般文化の問題として多くの人が注目している。 かつては戦争のために押殺された文化が、今は金もうけのために独創性を発揮出来なくなっている。 一九三〇年以来赤をやっつけることは一般の事になっているが、それはほんの一部のものにすぎないようだけれど、進歩的な分子をオミットすることであの戦争......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 平和を保つため
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要:  日本女性の参政二年を記念して、去る十日にマッカーサー元帥が発したステートメントの言葉は大変に美しく、日本婦人の理想の姿を描き出していたと思います。  あの文章を読んで、日本のまじめな多くの女性は深い感慨に打たれたと思います。 なぜなら現実の生活において日本の大多数の婦人は、自分......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: これでは囚人扱い
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要:  逃げて行く子供達と、そしてそれをとりまく環境と両方に問題があると思います。 裸にしておけば逃げないという考え方は、死なないように牢獄内の囚人に帯をさせないという事と同じ事です。 このことをつきつめたら喰わせずにおいて足腰たたなくさせれば逃げられない、という事になるでしょう。 あまり物....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 私は何を読むか
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要: 「デカブリストの妻」ネクラーソフ作谷耕平訳 新星社  最近深い感銘をもってよみました。 特に公爵夫人ヴォルコーンスカヤをよんで、途中で巻をおくことが出来ませんでした。 日本の詩人たちは詩のこのような力についてどんな感想をもたれるでしょうか。 ネクラーソフはロシア民族的な詩譚の伝統をこ....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 選評
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要:  予選をとおった十八篇の原稿が回されてきた。 そのなかでは「電池」(富田ミツ)が一番すぐれている。 落付きをもった筆で、いきいきと今日の学童の生活雰囲気、その間におこる小事件が描かれ、歪んだ苦しい社会相もそのかげに映しだされている。 はじめ学校全体から理科用電池を盗んだと思われたうすの....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 生きるための恋愛
    著者: 宮本百合子
    出版社: ConTenDo
    概要:  こういう質問が出ることはわたしたちに深く考えさせるものがあります。 ブルジョア雑誌は毎号かかさないように新しい時代の幸福とか恋愛とか結婚の問題をとりあげて沢山のページをさいています。 『アカハタ』にはぬやま・ひろしの「大うけだった恋愛談義」という見出で記事がのりました。 それらの恋愛....
    商品価格: ¥0(税込)
≪前へページ:1  2  3  4  5  6  7..20次へ≫

コンテンツフィルタ

"購入可能なコンテンツ"はご利用端末で購入いただけるコンテンツのみを表示します。

設定をリセット

電子書籍サイト[ConTenDo|コンテン堂]はコンテンツの交差点となるプレイスを目指して様々な良いコンテンツを展開します。
電子書籍にとどまらず映像、画像なども取り扱います。話題のEPUBおよびPDF形式を揃えています。

レコードやCDを『ジャケ買い』ってしませんでしたか?
ジャケットがグッドデザインだと買ってしまったりする購買行動のことです。
コンテン堂では、表紙が一番魅力的に見えるようにサイト・デザインされています。
電子書籍も『ジャケ買い』は素敵なコンテンツとの出会い方法としてもオススメです。

電子書籍を探すときはタイトルや著者名がわからないと結構探しにくいものです。コンテン堂は『ワードサーフィン』というまったく新しい本探しメソッドを提案しています。思ってもいなかった『本との出会い』をお楽しみ下さい。