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岸田国士

検索結果575件中136件から180件までを表示
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  • タイトル: 「歳月」前記
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  しばらく戯曲の創作から遠ざかつてゐると、近頃はまた戯曲が書いてみたくなつた。 どうして戯曲を書かなくなつたのかと人からよく訊かれるが、別に深い理由があるわけではない。 たゞ、すこし休んだ方がいゝやうな気がしただけである。  休んでゐるうちに、今迄書いたものがどうしてああ満足に舞台....
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  • タイトル: 「花問答」後記
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  この一巻には、今までのどの作品集にもいれることのできなかつた、私としてはやゝ例外的な形式の短篇のみをあつめてみることにした。  従つて何れも試みの域に止まるものが多く、これを再び世に公けにすることは今では躊躇されるのであるが、春陽堂新支配人磯部節治君の強硬な勧誘を斥けることが... ...
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  • タイトル: 「現代演劇論」はしがき
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  演劇に関する評論、感想、ノオトの類を集めてみたが、それらを系統的に配列する困難は、私が甚だ「学問的に」ものを言つてゐないといふこと、殊に、筆を執つた動機が殆ど常に外部からの註文に依つたといふことに原因がある。  しかし、一方で、これらの文章の何れにも、現代日本の演劇に向けられ... ...
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  • タイトル: 「時・処・人」まへがき
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  これは随筆集といふよりも、寧ろ雑文集である。 私はこの十年間、ほとんど随筆的心境といへるやうな心境を味つたことはなかつた。 もとより文人墨客趣味などはないところへもつて来て、時代が時代と来てゐるので、周囲を見る眼が絶えず血走りがちである。 たまたま随筆風な題を与へられても、すぐに、そ....
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  • タイトル: 「葡萄畑の葡萄作り」後記
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  私はこの書物を大正十四80年の一月に訳了し、同年四月に出版した。 爾来、二度形を変へて世に送つたが、既刊の分は何れも絶版になつてゐるので、今また白水社の需に応じて、四度目の勤めをさせることにした。  この機会に、出来るだけ手を入れるつもりで原書ともくらべてみたが、思ひがけない誤......
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  • タイトル: 「にんじん」の訳稿を終へて
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要: (此の一文は考ふるところあつて特に挟込となす)  この翻訳は全く自分の道楽にやつた仕事だと云つていゝ。 初めはのろのろ、しまいには大速力で、足かけ五年かゝつた。 創作月刊、文芸春秋、作品、新科学的文芸、詩・現実、新青年、改造等の諸雑誌に少しづゝ発表した。  最初に断つておきた....
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  • タイトル: 「浅間山」の序に代へて
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  私は、嘗て雑誌に発表した作品を、更に単行本に纏める場合、大概、一度は躊躇するのである。 これは私に限らず、多くの作家はさうであらうが、時を経て読み返すと、自分の書いたものぐらゐつまらぬものはないからだ。  だがしかし、兎に角、本にしておきたい欲望もあるにはあつて、ひと通り、手を......
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  • タイトル: 「昨今横浜異聞」この集を編むについて
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  今日まで活字として発表した戯曲のうち、凡そ半数は大小の劇場で脚光を浴びた。 上演されたもの、必ずしも自信のあるものではなく、上演の成績も常に満足とばかりは云へないが、自分の作品を通じてみて、舞台にかけられたものには、おのづから一つの特色があり、その特色は、この集一巻の存在理由とも... ...
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  • タイトル: 「我等の劇場」緒言
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  此の一巻は、私が文筆生活を始めてから今日まで略二年間に亘つて、いろいろな機会に発表した断片的評論又は感想のうち、演劇に関する文章を一纏めにして出来たものである。  最初の「演劇一般講話」と題する一文は、菊池寛氏の主宰する文芸講座の為めに特に「演劇論」といふ標題で執筆したもので... ...
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  • タイトル: 「現代戯曲全集第十七巻」の跋に代へて
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  芝居といふものを強ひて大勢に見せるものだと考へる必要はない。  或ることを云ふために芝居を書くのではない。 芝居を書くために或ることを云ふのだ。  所謂「劇的」でない劇があつてもいゝ。 所謂「小説的」でない小説があるやうに。  音楽を聴きに行くやうに芝居を観に行く人々―...
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  • タイトル: 「由利旗江」を書いた頃の思出
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  戯曲を書きはじめてやつと二三年、小説といふものはたゞの一度も書いたことのない私に、いきなり新聞の連載小説を書けといふ注文なので、私は面喰つた。  実を云ふと、戯曲を書いて雑誌に発表するといふことが私にはなんだか不自然に思へてしかたがない時分であつたし、頭のなかは、「新しい演劇... ...
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  • タイトル: 「どん底」の演出
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  文学座の三月公演がゴーリキイの「どん底」にきまり、私にその演出をやれといふ委員会からの命令で、私は「えいッ」と覚悟をきめて、それを引き受けた。 健康のことは勿論だが、私のどこにそんな資格があるかを、自分にはつきり納得させるのにすこし骨が折れた。  私はなるほどフランス文学をいく......
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  • タイトル: 矢代静一君を推す
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  矢代君の戯曲は以前二つほど読んでゐた。 それに今度文学座のアトリエ公演でこの、たしか第三作である「城館」を観て、この作者もいよいよこんなものを書きだしたな、と思つた。 といふ意味は、前の二作だけではまだまだ、劇作家矢代静一の特色も真価もはつきりしなかつたからである。  今度の「城....
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  • タイトル: 演出者として
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  近代劇の古典といわれるゴーリキイの「どん底」を文学座がそのレパートリーのなかに入れたことは、そんなに驚くには当らない。  しかし、私が演出を引受けるについては、自分でもその柄でないような気がしなくもなかつた。  第一に、私はロシア文学について勉強が足りず、原作も原語で読めな......
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  • タイトル: 純粋戯曲への道
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  矢代静一君の城館をみて、私は非常に新鮮なものと、極めてゆたかな才能の開花のようなものを認めた。  その新鮮さには戯曲形式への不敵な挑戦が感じられ、テーマの上でも、構成の上でも、また、特に文体の上で、私は最近の日本の戯曲を通じて、これほど、既成のものから完全に離脱を企てた作品に... ...
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  • タイトル: 加藤道夫の死
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  またひとり、作家が自殺した、といふ感じ方でこのニュウスを受けとつた人々がずいぶんたくさんあつたと思ふ。  私は、とくに身近な友人の一人として、彼が死を撰んだ理由を正確につかみたいのだがいろいろの事情を綜合して考へても、最も重要なたゞ一つの理由を挙げることは不可能だといふ結論に... ...
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  • タイトル: 返事
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  お手紙の趣旨は第一に、この苦難と不安に満ちた現実生活を、芝居の世界で、つまり、舞台の上で、どんな風に取扱つたらいいかといふこと、ですね。 われわれが日常、真剣に取組んでゐる問題を、そのまま、芝居に仕組んで見せるといふやり方にはおのづから限度があると思ひます。  私はこんどゴーリ......
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  • タイトル: 近況
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  文学座三月公演のゴーリキーの「どん底」を演出することになり、信濃町のアトリエ近くに宿をとって、みっちりけいこをするつもりである。 だれでも知っている「どん底」が、日本の俳優でどれほどロシア的な明るい劇になるかをためしてみるのが楽しみである。  テキストは神西清君の新訳によるが、......
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  • タイトル: 笑について
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要: 一  笑うことのできるのは人間だけであります。 勿論、「花笑い、鳥歌う」という言葉もありますけれども、これは形容であります。 ときどき、例えば、馬が笑うというようなことを言うこともありますけれども、これは人間が笑うときとよく似た表情をするからそう言うだけのことで、人を笑わせ、又......
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  • タイトル: 岩田豊雄と私
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  一九二三年(大正十二年)九月一日、例の関東震災で東京の劇場はことごとく灰になつた。 が、翌年の三月には早くも新劇の胎動が始まつた。 最も代表的なものはいうまでもなく築地小劇場の旗挙げであるが、その傍らで、いくぶん違つた道を進もうとしたいくつかの小さなグループの一つに、新劇協会という......
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  • タイトル: 昭和の劇文学の全貌
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  元来、戯曲は舞台で演ぜられるために書かれたものであるが、活字として読まれることも今日では考へなくてはならない。  戯曲作家は、さういふ理由から、いつでも自分の作品を、この二つの発表形式の上に成り立たせようとする。  西洋でも、劇文学は古いギリシャの時代から存在はしたけれども......
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  • タイトル: 新劇と娘今日子
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要: 一  劇団文学座に籍はおいてゐるが、新劇女優の卵にすぎない次女今日子のことをなにか書けといふ註文である。  私は元来自分自身について語る趣味をまったくもたないから、たとへどのやうな立場にせよ、娘について語ることも、あまり気が進まない。  しかし、考へてみると、本誌の編集......
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  • タイトル: 女優の親
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  三島由紀夫君の戯曲『夜の向日葵』を読んだときには、これを、文学座の本公演でやるのは、ちよつと無理じやないか、観客がついて来ないのじやないかと心配した。 ――それは作品の責任ばかりではないけれども――。  ところが、実際あゝして舞台にかけてみると、一部の気むずかしい批評家を除いて......
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  • タイトル: 映画のダイアローグについて
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要: 一  ある映画のダイアローグが、面白いか、面白くないかといふことを特に取りたてて論じてみたところで、それはあまり意味のないことである。 なぜなら、面白いダイアローグは、面白いテーマや面白い人物の面白い組合せから生れるものだから、作品全体のなかに、作者の思想や才能の質として、既... ...
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  • タイトル: 『現代短歌大系』のために
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  時代や世相がどのやうに変つても、短歌といふ日本独特の詩の形式が、あらゆる分野の人々の生活の中で、つまり生活が生み出す自然な芸術のかたちとして、着実な根を張つてゐることをわれわれは考へてみなくてはならない。 いわゆるジャーナリズムの上では地味だが、これほど日本人の生活に密着した芸術... ...
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  • タイトル: ラジオ・ドラマ私見
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  ラジオ文学という新しい様式について、私は常に興味をもち、なにか、原理的なものを発見しようと心掛けているのだが、放送局との関係も、別にそのために特殊な便宜を与えられているわけではないから、なかなか思うように研究もできないでいる。  今日まで、ラジオ・ドラマと称せられている一種の... ...
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  • タイトル: 『演劇』あとがき
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  本書を編むにあたって、私は、「まえがき」に述べたような精神と内容を盛るために、特にその題目と執筆者の人選に意をくばった。  一、どんな芝居がよい芝居か  この問いに答える最も適当な人として、私は、京都大学教授英文学者にして、演劇学者として私の長年にわたる演劇活動を通じての畏... ...
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  • タイトル: 演劇への入口
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  演劇について語るということは、演劇のある部分について語るということではない。  演劇がいろいろの要素から成っていることはたれにでもわかるが、それらの要素がどんな関係において組み合わされているか、ということは、専門の道にはいってみなければ容易にわからない。  演劇は総合芸術な......
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  • タイトル: 老病について
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  内科の医者である私の友人Aは先日面白い話をきかせてくれた。  専門のことは私にはよくわからないが、Aはずつと以前から老齢期特有の病気に興味をもち、小児科に対して、老人科とでも称すべき医学の新分野を開拓しつゝある篤学の士である。  Aの研究によると、高齢者の肉体は常に衰耗の一......
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  • タイトル: 十五年
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  私たちが文学座をはじめてから、なるほどもう十五年たつわけであるが、それだけの成長をしたかどうか、このへんで厳しい自己批判を加えてもよさそうである。  なるほど、個人的には、いくたりか、俳優らしい俳優もできてきた。 産婆役の私がろくろく年をとつたことからみれば、劇団としての幅も重......
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  • タイトル: 演劇の様式――総論
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要: 1 「演劇」の範囲をどこまでひろげるかという問題は、けつきよく、「演劇」の定義次第であるが、また逆に、「演劇」に一つの定義を与えるとすれば、やはり、「演劇」の範囲をまず決めてかからなければならぬ。  われわれが現在、「演劇」と呼んでいる舞台芸術は、狭い意味では、文学作品と... ...
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  • タイトル: 『猿・鹿・熊』の序
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  この本の著者と私は一面識があるといふだけで、それほど深い交渉はないのだけれども、かねがね地方における篤学篤行の士であることは聞き及んでいた。  たまたま今度、本書の出版にあたって、私に序を寄せよとの希望があり、私は、自分に与えられたこの役割を無下に辞退する気にならなかった。 そ......
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  • タイトル: ルイ・ジュウヴェの魅力
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  およそ俳優の芸術ぐらゐ、その「人間」が直接に、そして、むきだしに示される芸術はないであらう。 これはあまりに当然なことだから、かへつて、ひとがそれほど問題にしないのだらうけれども、古来、名優といはれるほどの俳優は、きつと例外なく、なによりも、「人間的魅力」において一個の稀有な存在... ...
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  • タイトル: 一つの挿話
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  亡くなつた林芙美子さんのことについて何か書けといふ注文である。 なんといつても、これは少々筋ちがひのやうに思はれるが、編集者Yさんは非常に物覚えがよく、私がある時、映画の試写会のあとで林さんと夕食を共にしたといふ話を、私から直接聞いたことがあるから、そんなに懇意な間柄なら、書けな... ...
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  • タイトル: 北海道の性格
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  私が最初に北海道の土を踏んだのは、今から四十いく年か前のことで、たしか十六か十七の時であった。  父が九州小倉の師団から旭川へ転任になり、一家を挙げて新任地へ移って行ったので、当時東京中央幼年学校に在学中であった私は、夏休みに、まったく見知らぬ土地へ帰省することになったわけで... ...
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  • タイトル: 黙然として
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  田中千禾夫君について何か書けといふ座(俳優座)からの註文である。 かういふ場所で親しい友人の作品評でもあるまいから、僕の識つてゐる同君の人物紹介をごく寛いだ気持でしてみることにする。  田中君が鳥取の産だといふことは、ごく最近まで知らなかつた。 慶応の仏文科在学中から演劇研究を志....
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  • タイトル: あるニュウ・フェイスへの手紙
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  昭和二十五年秋、いわゆる「演劇の立体化運動」のために文壇、劇壇の有志数十名により「雲の会」が作られ、その活動の一つとして翌年五月、月刊雑誌「演劇」が創刊された。 本稿は、その創刊号から九カ月に亘って連載され、俳優ならびにそれを志す人々のために、個々の具体的な問題について、著者の思... ...
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  • タイトル: 「演劇」創刊に当たつて
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  現代の演劇が純粋に健全に伸び育つためには、まづ、文学芸術の広い領域とのもつと緊密な接触を計り、それぞれの分野の活溌な協力を求めることが必要があるといふ見地に立つて、われわれは、一応、近い周囲に呼びかけ、「雲の会」といふ団体を結成した。 会員はそれぞれ、小説家、劇作家、詩人、批評家... ...
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  • タイトル: 戯曲復興の兆
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  戯曲界不振の声を聞くことすでに久しい。 一見、まさにその通りである。 本紙記者からその問題について書けと言われた時、私は書けばどうなるのだろうと思った。 が、よく考えてみると、なるほど戯曲は小説ほど人目にたゝないけれども、この一、二年来、決して不振とは言い切れない、ある新しい気運をは....
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  • タイトル: 外遊熱
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  外国へ行つて勉強したいといふ青年が、近頃非常に多い。 ちよつと流行心理のやうな一面もなくはないが、しかし、それ以上に、なにか止み難い要求が必然的に湧きあがつてゐるやうにみえる。  曾つての時代にも、いはゆる洋行熱と称せられたもの、猫も杓子も西洋を廻つて来さへすれば、いつぱし大き......
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  • タイトル: 述懐
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  真夜なかにふと眼が覚めた。 パリの下宿の一室である。 どうして眼が覚めたのか、と、その瞬間、自分にもわからなかつた。 夢を見てゐたやうな気もするが、どんな夢か覚えてゐない。 たゞ妙に口の中がなまぐさく、さう気がつくと、顔に冷たいものが触れ、夜具の襟をそつと撫でてみる。 べつとり濡れ...
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  • タイトル: 『えり子とともに』の序に代へて
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  内村直也の名は、いまや天下の知るところで、私の序文はこの書物になにものも附け足すことにはならぬが、需められるまゝに、「えり子とともに」の作者について、私の観るところを少し語ることにしよう。  劇作家内村直也が舞台戯曲においてその才能を示すと同時に、ラヂオ・ドラマにおいて独自の... ...
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  • タイトル: 一言(「道遠からん」について)
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  わたくしは劇作といふ仕事を通じて、現代における、「喜劇」の存在理由をますます強く感じるやうになり、その精神の探究と、形式の確立のために、おぼつかない努力をしつづけて来た。 その努力はいまもつて実を結んだとはいえないけれども、どうやら、ひとつの方向だけは、これできまつたといふ気がす... ...
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  • タイトル: 雲の会
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  新しい演劇の芽は、どういふところに発生し、その芽はどうすれば健全に伸び育つかといふことを、私はこの二十年絶えず考へつゞけて来た。  理窟のうへでは、それはもうわかりきつた話なのだが、実際問題としては、どうにもならないところがあつて、日本の新劇は、その歴史がもう可なり長いといつ... ...
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  • タイトル: コポオの弟子たち
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  今の日本ではさういふことはあるまいけれど、私が三十年前にパリへ出掛けた頃は、仏蘭西に於ける新しい演劇界の消息といふものは、かいもく見当がつかぬ有様であつた。  パリにつくと、めくらめつぱふに芝居をみて歩き、新聞や雑誌をあさつて目星しい作家や劇団を名をひろひ、新刊旧刊の書物をむ... ...
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