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小川未明

検索結果286件中91件から135件までを表示
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  • タイトル: 文化線の低下
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  バーンズの詩の中に、野鼠について、うたったのがある。 人間は、お前達が、畠のものを食べるといって、目の敵にするけれど、同じく地から産れたものでないか。 その生命をつなぐために、沢山な麦束の中から、僅かな一穂をとったからとて、決して罪になるものでない。 却って、私は、お前達を憐れむとい....
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  • タイトル: 貧乏線に終始して
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  今も尚お、その境地から脱しないでいる私にあっては、『貧乏時代』と、言って、回顧する程のゆとりを心の上にも、また、実際の上にも持たないのでありますが、これまでに経験したことの中で、思い出さるゝ二三の場合について、記して見ます。  何と言っても、はじめて、作家に志してから、苦しん... ...
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  • タイトル: 春風遍し
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  春先になれば、古い疵痕に痛みを覚える如く、軟かな風が面を吹いて廻ると、胸の底に遠い記憶が甦えるのであります。  まだ若かった私は、酒場の堅い腰掛の端にかけて、暖簾の隙間から、街頭に紅塵を上げて走る風に眼を遣りながら独り杯を含んでいました。 そして、迫り来る春昏の愁しみを洩らすに......
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  • タイトル: 名もなき草
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  名も知らない草に咲く、一茎の花は、無条件に美しいものである。 日の光りに照らされて、鮮紅に、心臓のごとく戦くのを見ても、また微風に吹かれて、羞らうごとく揺らぐのを見ても、かぎりない、美しさがその中に見出されるであろう。  思うに、見出そうとすれば、美は、この地上のどんなところに......
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  • タイトル: 童話を書く時の心
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  自由性を多分に持つものは、芸術であります。 こう書くべきものだとか、こう書かなければならぬとかいうことは定っていません。 いま、私は、自分の書く時の態度について、語りたいと思います。  かりに、書くかわりに、語るとして、童話について考えて見ます。 私が、何か子供達に向ってお話をす...
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  • タイトル: 天を怖れよ
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  人間は、これまでものをいうことのできない動物に対して、彼等の世界を知ろうとするよりは、むしろ功利的にこれを利用するということのみ考えて来ました。 言い換えれば、利益を中心にこれ等の動物を見、また取扱って来たのです。 こうしたところには、彼等の天性の美を見ることも出来なければ、造物主......
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  • タイトル: 常に自然は語る
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  天心に湧く雲程、不思議なものはない。  自分は、雲を見るのが、大好きだ。 そして、それは、独り私ばかりでなく、誰でも感ずることであろうが、いまだ曾て、雲の形態について、何人も、これをあらかじめ知り得るものがないということだ。  時に、流れて、帯のように細くなり、そして、いつし....
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  • タイトル: 近頃感じたこと
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  今年の夏になってからのことでした。 私は庭のありを全滅してしまわなければならぬと考えました。 日ごろから、ありは多くの虫のなかで、もっとも利口であり、また組織的な生活を営んでいる、感心な虫であることは、知っていましたが、木や、竹に、油虫をはこび、せっかく伸びた芽をいじけさせて、その......
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  • タイトル: 単純化は唯一の武器だ
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  ガンヂイーのカッダール主義は、単なる生活の単純化でないであろう。 それには、多分に政治的の意味が含まれているからだ。 しかし、それに、私達は、教えられるところがないだろうか。  私の子供時分には、まだ、周囲に封建時代の風習も、生活様式も残っていた。 女達は、自から糸車を廻わして、...
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  • タイトル: 純情主義を想う
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  ナロードニーキ社会主義運動の精神を、私達は、今に於てなつかしまざるを得ない。 真実を至上とし、行動を良心の上に置いたからである。 彼等は、正義のため、全く自己を犠牲にして惜しまなかった。  私達は、この精神に即してのみ社会運動の意義を見出さんと欲する。 そして、この情熱に於てのみ...
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  • タイトル: 児童の解放擁護
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  思想問題とか、失業問題とかいうような、当面の問題に関しては、何人もこれを社会問題として論議し、対策をするけれど、老人とか、児童とかのように、現役の人員ならざるものに対しては、それ等の利害得失について、これを忘却しないまでも、兎角、等閑に附され勝である。  しかし、このことは、... ...
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  • タイトル: 新童話論
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  月の中で兎が餅を搗いているというお伽噺も、それが以前であったら、何等不自然な感じを抱かせずに子供達の頭にはいったであろうが、いまの小学校へ行っている者に、月を指して、あの中に兎が棲んでいるといったら、たといそれがお話であろうと、かく空想することに却て骨が折れるかもしれない。 それ... ...
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  • タイトル: 作家としての問題
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  もし、その作家が、真実であるならば、どんな小さなものでも、また、どんな力ないものでも、これを無視しようとは思わないでありましょう。  個人は、集団に属するのが本当だというようなことから、なんでも、集団的に、階級的に見ようとするのは、この人生は、常に、唯物的に闘争しつゝあるとい... ...
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  • タイトル: 果物の幻想
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  梅雨の頃になると、村端の土手の上に、沢山のぐみがなりました。 下の窪地には、雨水がたまって、それが、鏡のように澄んで、折から空を低く駆けて行く、雲の影を映していました。 私達は、太い枝に飛びついて、ぶら下りながら赤く熟したのから、もぎとりました。 中には、片輪の実もあった。 まだ、熟...
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  • タイトル: 金めだか
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  陽の光りが、庭先の鉢のところまでとゞくようになりました。 なみ/\といれた水の面へ、かあいらしい金めだかが、四つ頭をならべて、せわしそうに鰭をうごかしながら、光りを吸おうとしています。 もっと大きいのも沢山いたが、冬を越す間にこれだけとなりました。  いま、芽ぐんでいる睡蓮が、や....
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  • タイトル: 机前に空しく過ぐ
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  私は、机の前に坐っているうちに、いつしか年をとってしまいました。 床屋が、他人の頭の格好を気にしながら、鋏をカチ/\やっているうちに、自分の青年時代が去り、いつしか、その頭髪が白くなって、腰の曲った時が至る如く、また、靴匠が仕事場に坐って、他人の靴を修繕したり、足の大きさなどを計... ...
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  • タイトル: 彼等流浪す
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  あてもなくさ迷い歩くというが、やはり、真実を求めているのだ。 また美を求めているのだ。 なぜなれば、人間は、この憧憬がなければ、生きていられないからだ。  あわれなる流浪者よ、いったい、どこに、その真実が見出され、美が見出されるというのか? そして、いつになったら、汝の流浪の旅は....
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  • タイトル: 男の子を見るたびに「戦争」について考えます
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  それは、独り、男の子と限った訳ではないが、子供を一人前に養育するということは決して容易なことでないのは、恐らく、すべての子供を持った程の人々なら、想像されることだと思います。  乳飲児の時代から、ようやく独り歩きをする時代、そして、学校時代と考うるさえその過程の長いことは、か... ...
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  • タイトル: お母さんは僕達の太陽
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  子供は、自分のお母さんを絶対のものとして、信じています。 そのお母さんに対して、註文を持つというようなことがあれば、それは、余程大きくなってからのことでありましょう。 たとえば、お母さんに頼んだことを、きちんとしてもらいたいとか、また、他の教養あるお母さんのように、話が分ってほしい......
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  • タイトル: 正に芸術の試煉期
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  今度の震災の災禍が、経済上にまた政治上に、影響し、従って複雑な関係を個人生活の上にも生じた点が少くない。 その中に於て、文学業者の生活は、元来が、一面社会的であると共に、一面は、全く個人的のものであったと言うことができる。  今日、私は、独り芸術とは限らないが、まず芸術に、それ......
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  • タイトル: 婦人の過去と将来の予期
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  私は、その青春時代を顧みると、ちょうど日本に、西欧のロマンチシズムの流れが、その頃、漸く入って来たのでないかと思われる。 詩壇に、『星菫派』と称せられた、恋愛至上主義の思潮は、たしかに、このロマンチシズムの御影であった。  それは、ちょうど、今から、ずっと溯った二十年前であった......
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  • タイトル: 人間否定か社会肯定か
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  私達は、この社会生活にまつわる不義な事実、不正な事柄、その他、人間相互の関係によって醸成されつゝある詐欺、利欲的闘争、殆んど枚挙にいとまない程の醜悪なる事実を見るにつけ、これに堪えない思いを抱くのであるが、それがために、果して人間そのものについて疑いを抱かないだろうか。  知... ...
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  • タイトル: 人間性の深奥に立って
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  私は学校教育と云うものに就ては、現在の状況からすると小学校のそれに最も重きを置く。 それは今日の状態にあっては大学及び其の他の専門学校と云うものは殆んど民衆にとってはこれと云う貢献がないと信ずるからである。 何故かと云うに一般民衆にとって大学教育を受くると云うことは経済的に殆んど不......
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  • タイトル: 波の如く去来す
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  人間の幸不幸、それは一様ではない。 十人が十人、皆それ/″\の悩みと楽しみとがある。 併し恐らく一生を通じて苦悩のない者はなく、歓喜のないものも又ないだろう。 そしてそれらは、波の寄せては返すように、循環しているものであろう。 誰でもが自分の生活を享楽と、総て喜びでありたいと願うだろ...
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  • タイトル: 何を作品に求むべきか
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  作品が、その人の経験を物語り、それ等の事実から人生というものを知らしめるにとゞまって、これに対する作家の批評というようなものがなかったら、何うであろう。 最も、ある人々は却って、芸術に、その批評を必要としないという者がある。  それ等の人々は、たゞ、経験をありのまゝに語ればいゝ......
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  • タイトル: 草木の暗示から
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  目の醒めるような新緑が窓の外に迫って、そよ/\と風にふるえています。 私は、それにじっと見入って考えました。 なんという美しい色だ。 大地から、ぬっと生えた木が、こうした緑色の若芽をふく、このことばかりは太古からの変りのない現象であって、人がそれに見入って、生の喜びを感ずる心持も、ま....
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  • タイトル: 芸術は革命的精神に醗酵す
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  平和を目的にして、武器が製造せられ、軍備がなされるならば、其の事が既に、目的に対する矛盾であることは、華府会議の第一日にヒューズが言った通りであります。  私達は、黒人に対する米人の態度を見、また印度の殖民地に於ける英人の政策を熟視して、彼等が真に人類を愛する信念の何れ程迄に... ...
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  • タイトル: 愛に就ての問題
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  私は母の愛というものに就いて考える。 カーライルの、母の愛ほど尊いものはないと云っているが、私も母の愛ほど尊いものはないと思う。 子供の為めには自分の凡てを犠牲にして尽すという愛の一面に、自分の子供を真直に、正直に、善良に育てゝ行くという厳しい、鋭い眼がある。 この二つの感情から結ば....
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  • タイトル: 忘れられたる感情
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  もはや記憶から、消えてしまった子供の時分の感情がある。 また、或時分に、ある事件によって、自分の心を占領したことのあった、忘れられた感覚がある。 また、偶然にふら/\と頭の中に顔を出して、はっと思ってその気分を意識しようとする刹那には、もう、其の顔が隠れてしまって、たゞ、単調な連続......
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  • タイトル: 若き姿の文芸
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  主義を異にし、主張を異にしている作家は、各自の天分ある主観によって人生を異った方面から解釈している。 材料を異った方面から採って来ている。 或主義と或主義と相容れないのは、人生に対する解釈が異い、観方が異うからである。 或る作家は社会に生起する特殊の材料を取り扱い、或る作家は、永久に....
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  • タイトル: 夕暮の窓より
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  光線の明るく射す室と、木影などが障子窓に落ちて暗い日蔭の室とがある。  其等の、さま/″\の室の中には生活を異にし、気持を異にした、いろ/\な、相互いに顔も知り合わないような人が住んでいる。  賑かな町に住んでいる人は、心を浮き立てるような笛や、ラッパの音や、楽隊の音色や、......
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  • タイトル: 舞子より須磨へ
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  舞子の停車場に下りた時は夕暮方で、松の木に薄寒い風があった。 誰も、下りたものがなかった。 松の木の下を通って、右を見ても、左も見ても、賑かな通りもなければ、人の群っているのも目に入らない。 海は程近くあるということだけが、空の色、松風の音で分るが、まだ海の姿は見えなかった。 私は、...
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  • タイトル: 文章を作る人々の根本用意
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要: 一 根本的用意とは何か  一概に文章といっても、その目的を異にするところから、幾多の種類を数えることが出来る。 実用のための文書、書簡、報道記事等も文章であれば、自己の満足を主とする紀行文、抒情叙景文、論文等も文章である。  こゝには主として後者即ち文学的味いを生命とする文......
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  • タイトル: 囚われたる現文壇
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  いかなる主義と雖も現実から出発していないものはない。 現実を有りのまゝの静止したもの、固定したものと見做すのが間違っている。 現実はどうともすることの出来ない客観的の実在であると同時に、また極めて主観的な実在である。 我々が懐く凡ゆる感情、例えば怒り、憎しみ、または愛にもせよ、凡ての....
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  • タイトル: 絶望より生ずる文芸
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  私にとっては文芸というものに二つの区別があると思う。 即ち悶える文芸と、楽しむ文芸とがそれである。  吾々の此の日常生活というものに対して些の疑をも挾まず、有ゆる感覚、有ゆる思想を働かして自我の充実を求めて行く生活、そして何を見、何に触れるにしても直ちに其の物から出来るだけの経......
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  • タイトル: 渋温泉の秋
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  九月の始めであるのに、もはや十月の気候のように感ぜられた日もある。 日々に、東京から来た客は帰って、温泉場には、派手な女の姿が見られなくなった。 一雨毎に、冷気を増して寂びれるばかりである。  朝早く馬が、向いの宿屋の前に繋がれた。 其のうちに三十四五の病身らしい女がはんてんを着...
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  • タイトル: 芸術は生動す
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  書かれている事件が人を驚かすのでない。 そのことは、ちょうど私達が活動写真を見るようなものであります。 奇怪な事件が重なり合っているような場合であっても見ている時は成程、其れによって、いろ/\なことを想像したりまた感興を惹かれたりしても、一たび外に出て冷やかな空気に触れゝば、つい、......
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  • タイトル: 詩の精神は移動す
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  物が新しくそこに生れるという事は、古い形が破壊されたということを意味するに他ならない。 単に破壊というと不自然のように感ずるけれども、創造というと、人々には美わしい事実のように思われる。 若しも古いものが其のまゝ形を変えたものであったなら、それは創造ではないだろう。  即ち存在の....
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  • タイトル: 北と南に憧がれる心
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  常に其の心は、南と北に憧がれる。  陰惨なペトログラードや、モスクワオの生活をするものは、南露西亜の自然と生活をどんなに慕うだろう。 また、囚人の行くシベリヤをどんなに眼に描くだろう。 彼等は憧がれなしには生きられない人々である。  小露地方や、北コーカサスの自然は、詩趣に富...
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  • タイトル: 動く絵と新しき夢幻
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  時間的に人事の変遷とか、或は事件の推移を書かないで、自分の官能を刺戟したものを気持で取扱って、色彩的に描写すると云うことは新らしき文芸の試みである。  だから、それは時間的と云うよりは寧ろ空間的に書くことになる。 元来これは絵画の領域に属するもので、絵画の上ではあらゆる物象だの......
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  • タイトル: ある日の午後
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  新に越して来た家の前に二軒続きの長屋があった。 最初私にはただこんな長屋があるという位にしか思われなかった。  ある新聞社にいる知人から毎日寄贈してくれる新聞がこの越して来てから二三日届かなかったので、私はきっと配達人が此家が分らない為であろうと思った。 しかし私には無代価で送っ....
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  • タイトル: お母さんのお乳
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  赤ちゃんは、お母さんのお乳にすがりついて、うまそうに、のんでいました。  それをさもうらやましそうにして、五つになったお兄さんと、七つになったお姉さんとがながめていました。  兄さんは、ついに我慢がしきれなくなったとみえて、お母さんのお乳に、小さな手をかけようとしました。 す....
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  • タイトル: マルは しあわせ
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  マルは かわいい ねこです。 まあちゃんが とても かわいがって いました。 「ねえ おかあさん、マルが おしろいくさいよ。」 と、まあちゃんが いいました。 「どうしてでしょう。 あんたの はなの せいじゃ ない?」 と、おかあさんは おっしゃいました。 「マルや...
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  • タイトル: みけの ごうがいやさん
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  あかとらが、みけに であって、 「その くびに つけた、ぴかぴかする ものは なんですか。」 と ききました。 「うちの ぼっちゃんが、つけて くれた すずです。」 と、みけが こたえました。 「どれ、あるいて ごらんなさい。」  みけが あるくと、カラカラ カラと......
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  • タイトル: はつゆめ
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  正ちゃんは まだ ふとい バットを ふれなかったので、きょねんは おうえんだんちょうに なりました。 正ちゃんは はやく せんしゅに なりたかったのです。  きょうは ことしの はつしあいでした。 正ちゃんは ほけつで きて いると、あいての 西校の せんしゅたちは、ほんとうに ....
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