おかあさんの気持ち

著者：: 牛尾良子上矢津
出版社：: 銀の鈴社

本詩集は2章からなり、第一章「母のまなざし」はことば通り、母と子の詩が並びます。
詩人の牛尾良子さんは、幼い頃の息子さんのことばを詩に書き溜めていたそうです。
写真やビデオで残る思い出もかけがえのないもの。でも、思い出が詩として残ることの特別感もあらためて感じました。
“お母さんだからこそ味わえる小さな感動、子が母を慕い、母が子を思う気持ち、それは、昔も今も世界中、変わらない心の在り方と信じます”とあとがきで強い想いを語っています。
母と子どもたち、これから母となる方たち、かつて子どもだった大人たちみんなに読んでもらいたい詩集です。

概要：

牛尾良子詩集
ｼﾞｭﾆｱﾎﾟｴﾑ　150
日本子どもの本研究会選定

Ⅰ　母のまなざし　
・野蒜　・夕焼け　・三日月　・苗場山　・悪い風　・夏休み　・朝　・展覧会　・水木　・ラフな一日　・友のたより　・学舎の跡
　
Ⅱ　はじめまして　
・はじめまして　・十月の雨　・クエッション　・ヤマトシジミ　・ふうせんかずら　・風　・やまぼうし　・くちなし　・庭木　・ジョウビタキ　・ゆうべの雨　・悲しみ　・雨の日の蝶　・鮎　・旅立ち　・白布の里　・のらぼう　・カマド
　
　あとがき