織姫星と鎌倉

著者：: きし亀子砂田夢草
出版社：: 銀の鈴社

概要：

鎌倉の山河に奈良時代の星をかさねた妄想散歩
　
　
鎌倉には鎌倉時代の町の景観はありません。でも山頂の位置と川のながれる向きと、旧道が作り出す「星野仕掛け」が、今も残っているのです。
　この仕掛けは日本の各地でも見つかるでしょう。たくさんの神社で、星を見ていた参道が見つかるでしょう。でも、その典型が鎌倉市にあると思っています。なぜって鎌倉は、「星月夜の鎌倉」なのですから。
ーあとがきより抜粋ー

一　はじめに
１地図に線を引く　２御嶽ラインの発見　３横須賀水道と重なる　４万葉集の歌枕の正三角形　５碁盤で作る地図　６星の見える位置を景観に取り入れた町　７トンボの島

二　星が作る景観
１七夕祭りのタライ　２御霊神社の参道　神奈川県鎌倉市　３縄文時代の北極星　４相模川は天の川　神奈川県平塚市　５星ガ谷の巨石　神奈川県逗子市池子　６三島大社とたたり石　静岡県三島市　７鶯林寺交差点と夫婦岩　兵庫県西宮市　８江ノ島の山二つ　神奈川県藤沢市　９沼垂と山二つ　新潟県新潟市　１０扇湖山荘の由比ヶ浜　神奈川県鎌倉市　１１長岡京の彦星線　京都府長岡京市（もっと読む）