90歳が語る臨終定年と生きがいづくり
概要:
「一生涯は現役でいこう。そして人生の定年は臨終定年で」を旗印に掲げて・・・
自分のこれからの人生にとって一番若いのは今=現在の自分である。
気がついたら始めるのに遅すぎることはない。結果を出していくのは自分であり、自分の人生は自分の責任で決めていくべきである。
私は長年にわたって関わってきた高年齢者の雇用・活用の問題や、コンサルタントとしての実体験に、私自身が現在実際に向き合いつつある高齢化・老化の進行の現実を重ね合わせながら、これから高齢化・長寿化に伴う諸問題に対応していくことになる方々のために、少しでも実際のお役に立つような項目・内容をと心掛けて本書をまとめてみた。
「高齢者対策は、労使共通の検討課題」
「50代からその気で第一歩。生涯現役へ」
「加齢と共に、取り返しのつかない道に踏みいる」
目次:
◆もくじ◆
はじめに
60代、70代ではまだ見えず傘寿を過ぎて見えてくるもの
第一章 高齢化・長寿化をめぐる身近な問題の棚卸し
1.長寿化の進化に伴って、はっきりしてきたこと
2.「高齢化・長寿化時代の到来」は他人事ではない
3.再確認しておきたい高齢期間の長さ
4.第一の人生と第二の人生
(1)「定年後が第二の人生」でよいのか
(2)「第二の人生」とは何か
(3)「人生二元論」ー還暦の見直しと活用
5.高齢期に期待される生き方とは
第二章 一生涯現役と臨終定年
1.私と「生涯現役」との出会い
2.「生涯現役」とはどういうことか
(1)生涯現役のフォーラムに参加しての第一印象
(2)客観的に見た「生涯現役」の社会的評価の変化
(3)いわゆる「生涯現役」四つの盲点
3.生涯現役社会の裏側ー未知の世界への不安感
(1)生涯現役の表面と裏面
(2)不安感を生み出す5つの喪失
4.一生涯現役と臨終定年
第三章 一生涯現役でいくための諸要件
1.急速な長寿化の進行に伴う重要な意識の変化
2.高齢者の能力とは何か
3.誰でも一律・一様にというわけにはいかない
4.第二の人生は多毛作の時代である
5.年代別に見た場合の特徴と留意点
(1)第一の人生における考え方・在り方を見直す
(2)第二の人生も、前期と後期に分けてみ直す
(3)高齢期前期に見られる一般的な特徴と留意点
(4)高齢期の後期における望ましい姿
6.要件別に見た場合の特徴と留意点
(1)最も重要視すべき必要要件
(2)四つのKの相互関係
7.四つのKの概要と年代による対応の在り方
(1)心の張りー生きがいの追求
(2)健康ー心・身の健康維持の在り方
(3)経済的な基盤ー生活基盤の維持と自己への投資の継続
(4)家族・家庭の協力体勢づくりの重視
第四章 家族・家庭の協力体勢の見直しと維持
1.わが家の現状はどうか
2.定年は家族関係の変化に気付く第一歩である
3.生涯現役時代の家族・家庭の望ましい在り方
4.生活環境の変化と家庭への影響
5.生活社としての自立の必要
第五章 加齢と共に重みを増していく健康の維持・管理
1.生涯現役を支える健康への投資
(1)老化の進み方には個人差があるーなぜか
(2)心身の諸機能の働きの衰え方も一様ではないーなぜか
(3)加齢に伴う知的能力の変化の傾向
(4)自分自身の健康づくりー習慣化への工夫
(5)自分自身の健康づくりー習慣化への実践事例(1)
(6)習慣化への実践事例(2)ー水泳グループ童心会との出会い
2.趣味を持つことの重要性を再確認する
3.まずは自分に合った趣味を見つけること
4.趣味が長寿の支えとなっている「はたがや短歌会」
第六章 生きがいを支えていく経済的な基盤の維持・保全
1.高齢期には何を重視すべきか
2.生活基盤の維持・保全ー収入減対策
(1)当座の対策は
(2)対策の第二は支出面の見直し・抑制
(3)対策の第三ー個別対策の工夫
3.生きがいづくりに必要な新しい投資・活動資金対策
(1)定年後と在職時代との相違点を考えて見る
(2)厳しい自由競争への対応
(3)生きがいづくりへの投資
(4)ストックへの配慮
第七章 心の張りー生きがいを何に求めていくか
1.まず第一歩は現状分析から
2.自分の経歴ーこれまでの経験の内容を具体的に洗い出してみる(横糸)
3.自分の歩みを貫いてきた心棒を洗い出す(縦糸)
4.適性ー自分はサラリーマン型か、一匹狼型か
5.自分の生き方・姿勢の傾向を確認するー人生観・価値観
6.具体的な方針・方向をはっきりさせていく
(1)総合判断ー方針・方向の決定
(2)一歩踏み出す決断・勇気
第八章 仕事で自分を活かしていくには
1.どのコースを選ぶか
2.企業で働く道を選ぶ
(1)継続勤務の道を選ぶ場合の留意点
(2)再就職(転職)の道を選ぶ場合の一般的な留意点
(3)特に大手・中堅企業から一般の中小企業に移る場合の三つの留意点
3.生涯現役時代の継続勤務と再就職
(1)両者に共通する二つの課題
(2)再就職先(新しい職場)における在り方、八つの留意点
4.独立・企業への道を選ぶ
(1)人生多毛作時代に対応し、98歳まで現役で通した藤田弥吉氏
(2)自らの体験を踏まえて定年後も働ける会社を創設した上田研二氏
(3)技能経験を活かしたボランティア活動で生きがいの場づくりを始めた渋谷パソねっと(パソコンサロン)
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- 2016/10/22
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