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たぬきのたまご

立ち読み

たぬきのたまご

著者:
内田麟太郎 高畠純
出版社:
銀の鈴社

【祝】 第4回児童ペン賞 大賞

 主催:日本児童ペンクラブ

概要:

ジュニアポエム


目次:

◆もくじ◆
Ⅰ おかあさん
・とぐろ ・わらっている ・ふくろう ・レンゲ ・あのときから ・めぐみ ・ちきゅうに ・草笛 ・花のなかで ・さびしさ ・ばたばた ・きぼう ・こころ ・風と木 ・ヒバリ ・高原 ・どこ ・ちち かえる

Ⅱ きぼう
・原っぱ ・楕円軌道 ・きんぎょ ・地上 ・雪 ・なまえ ・海 ・ことば ・ふと ・そうみたい ・なつ ・まくら ・こうま ・なのはな ・ふね ・かみさま ・あんぽんたん

Ⅲ たぬきのたまご
・なにしている ・したたらず ・つきみそう ・ちんぷん かんぷん ・はるがすみ ・うし ・ムシ ・さびしくて ・ザリガニ ・におうさま ・やにわに ・たまたま ・ユリとミミズ ・ぱろらりや

あとがき

ジャンル:
文芸 > 日本文学/国文学 文芸 > 詩・詩集 人文・思想 > 文芸
販売開始:
2018/02/16
ページ数
120ページ
ファイルサイズ:
17.60MB
CODE:
J0010148BK0071571001
対応デバイス:
WindowsPCMacブラウザビューアAndroidスマートフォンAndroidタブレットiPhone/iPod touchiPad
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商品価格(税込) ¥495 -
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コンテンツ紹介:


たぬきのたまご、なんてあるものか。しかし、「おまえの母さん、でーべそ」と言われれば、怒る。
人も動物も母が恋しい、共に命ある生き物なのだ。
生きる切なさや、喜びや、笑いは、こどもたちへの共感にとどまらない。
戦争の愚かさ、という時代や歴史への批判にもつながる。時代を生き抜く強い思いと、ことばという武器で戦う、柔らかな表現力がある。
絵本などでも、すでに定評のある作家の詩集である。



本書は、小さな子供向けに書き下ろされたジュニアポエムで、内田麟太郎氏の詩と高畠純氏のイラストが掲載された作品である。詩の内容の楽しさを伝えるよりも、言葉を覚え始めた子供に、「言葉の意味」を教え、「言葉の音」を楽しむことを目的としたポエム・イラスト集といえるだろう。

本書のテーマは、大きく分けて3つに分かれており、「おかあさん」・「きぼう」・「たぬきのたまご」の3編から構成されている。特に「おかあさん」の編に掲載された詩を読んでみると、亡くなってしまったおかあさんに対する子供の気持ちが表現されていて、とても切ない気持ちが湧き上がってくる。

ほとんどの詩はひらがな主体で記述され、イラストはシンプルながら独特で可愛らしい印象を読者に与える。子供に読み聞かせることで、文字を学習することはもちろん、豊かな言葉の表現によって様々な感情を覚えさせることができる。文字や言葉の面白さを子供に実感させることはもちろんのこと、親子のコミュニケーションにも最適である。イラストだけでも、子供の興味を引くことができるので、絵本として読ませることもできる。

言葉に興味を持ち始めた、小さな子供に読ませたい本を探している方に、本書をおすすめしたい。

たぬきのたまご
販売(無期限): ¥ 495(税込)