あたたかな風になる

著者：: 森木　林葉　祥明
出版社：: 銀の鈴社

概要：

＜新刊モニターの感想より：角田晶生さん＞
｢染師｣
敵を殺したトラウマから、何も染められなくなった染師の悲しみを痛感する。
どうかこの世界が愛と平和に染まるように。

「おしゃべりな道知辺」
可愛い小鳥が、踊りながら誘いかける。
奥ゆかしい物言いに興味が湧き、つい一歩踏み出してしまった。
続きが気になる。

「くつをみがく」
ついおろそかにしてしまう、感謝の気持ち。
決して忘れた訳ではないのだけれど。
明日、自分も靴を磨こう。

◆もくじ◆
Ⅰ 宇宙
・そら　・月光合成　・時を駆ける　・せかいの星座　・天文学者　・きょうは　だれかのたんじょうび　・ほしのあんぶれら　・波の子どもたち　・いつもたびびと　・時空のささやき　・夏に入る　・オリオン・クルーズ〜ラニアケア周航便〜　・海から　・でんしゃさん　・旅する祝日　・朝露

Ⅱ 心
・月のひかり　・雪のふしぎ音　・夜のてっぺんから　・青に溶ける　・川のきおく　・たねをうえる　つちをたたく　・たねたね　またね　・ルフラン・ルフラン　・薔薇んす　・花冷え　・翡翠の矢印　・おしゃべりな道知辺　・ちょこんと　ちゃんと　・はしりま専科

Ⅲ 情
・あたたかな風になる　・まるいこころの　いっかくに　・銀と金　・かぼちゃとあるく　・染師　・カノン〜canon　・いっぽんの木　・夏のソーダ水　・釘　・ココロ　・夢中に宙返り　・くつをみがく　・てばなして　・浮き島　・ぷり・ぷり・ぷっぷう　・PS　ニュアンス　・借景　・フェアリーテイル2020（〜コロナに寄せて）

あとがき