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文芸

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  • タイトル: たき火
    著者: 国木田独歩
    出版社: ConTenDo
    概要:  北風を背になし、枯草白き砂山の崕に腰かけ、足なげいだして、伊豆連山のかなたに沈む夕日の薄き光を見送りつ、沖より帰る父の舟遅しとまつ逗子あたりの童の心、その淋しさ、うら悲しさは如何あるべき。  御最後川の岸辺に茂る葦の枯れて、吹く潮風に騒ぐ、その根かたには夜半の満汐に人知れず結... ...
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  • タイトル: 少年の悲哀
    著者: 国木田独歩
    出版社: ConTenDo
    概要:  少年の歓喜が詩であるならば、少年の悲哀もまた詩である。 自然の心に宿る歓喜にしてもし歌うべくんば、自然の心にささやく悲哀もまた歌うべきであろう。  ともかく、僕は僕の少年の時の悲哀の一ツを語ってみようと思うのである。 (と一人の男が話しだした。)        ⁂  ....
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  • タイトル: 酒中日記
    著者: 国木田独歩
    出版社: ConTenDo
    概要:  五月三日(明治三十〇年) 「あの男はどうなったかしら」との噂、よく有ることで、四五人集って以前の話が出ると、消えて去くなった者の身の上に、ツイ話が移るものである。  この大河今蔵、恐らく今時分やはり同じように噂せられているかも知れない。 「時に大河はどうしたろう」升屋の老人口......
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  • タイトル: 窮死
    著者: 国木田独歩
    出版社: ConTenDo
    概要:  九段坂の最寄にけちなめし屋がある。 春の末の夕暮れに一人の男が大儀そうに敷居をまたげた。 すでに三人の客がある。 まだランプをつけないので薄暗い土間に居並ぶ人影もおぼろである。  先客の三人も今来た一人も、みな土方か立ちんぼうぐらいのごく下等な労働者である。 よほど都合のいい日...
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  • タイトル: 牛肉と馬鈴薯
    著者: 国木田独歩
    出版社: ConTenDo
    概要:  明治倶楽部とて芝区桜田本郷町のお堀辺に西洋作の余り立派ではないが、それでも可なりの建物があった、建物は今でもある、しかし持主が代って、今では明治倶楽部その者はなくなって了った。  この倶楽部が未だ繁盛していた頃のことである、或年の冬の夜、珍らしくも二階の食堂に燈火が点いていて... ...
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  • タイトル: 源おじ
    著者: 国木田独歩
    出版社: ConTenDo
    概要:      上  都より一人の年若き教師下りきたりて佐伯の子弟に語学教うることほとんど一年、秋の中ごろ来たりて夏の中ごろ去りぬ。 夏の初め、彼は城下に住むことを厭いて、半里隔てし、桂と呼ぶ港の岸に移りつ、ここより校舎に通いたり。 かくて海辺にとどまること一月、一月の間に言葉かわす......
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  • タイトル: 想片
    著者: 有島武郎
    出版社: ConTenDo
    概要:  私が改造の正月号に「宣言一つ」を書いてから、諸家が盛んにあの問題について論議した。 それはおそらくあの問題が論議せらるべく空中に漂っていたのだろう。 そして私の短文がわずかにその口火をなしたのにすぎない。 それゆえ始めの間の論駁には多くの私の言説の不備な点を指摘する批評家が多いようだ....
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  • タイトル:
    著者: 永井荷風
    出版社: ConTenDo
    概要: 一  小庭を走る落葉の響、障子をゆする風の音。  私は冬の書斎の午過ぎ。 幾年か昔に恋人とわかれた秋の野の夕暮を思出すような薄暗い光の窓に、ひとり淋しく火鉢にもたれてツルゲネーフの伝記を読んでいた。  ツルゲネーフはまだ物心もつかぬ子供の時分に、樹木のおそろしく生茂った父....
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  • タイトル: 不思議なる空間断層
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:  友人の友枝八郎は、ちょっと風変りな人物である。 どんなに彼が風変りであるか、それを知るには、彼が私によく聞かせる夢の話を御紹介するのが捷径であろう。  かれ友枝は、好んで夢の話をした。 彼が見る夢は、たいへん奇妙でもあり、そして随分しっかりした内容をもっていて、あまり夢を見ること....
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  • タイトル: 栃の実
    著者: 泉鏡花
    出版社: ConTenDo
    概要:  朝六つの橋を、その明方に渡った――この橋のある処は、いま麻生津という里である。 それから三里ばかりで武生に着いた。 みちみち可懐い白山にわかれ、日野ヶ峰に迎えられ、やがて、越前の御嶽の山懐に抱かれた事はいうまでもなかろう。 ――武生は昔の府中である。  その年は八月中旬、近江、越...
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  • タイトル: 若菜のうち
    著者: 泉鏡花
    出版社: ConTenDo
    概要:  春の山――と、優に大きく、申出でるほどの事ではない。 われら式のぶらぶらあるき、彼岸もはやくすぎた、四月上旬の田畝路は、些とのぼせるほど暖い。  修善寺の温泉宿、新井から、――着て出た羽織は脱ぎたいくらい。 が脱ぐと、ステッキの片手の荷になる。 つれの家内が持って遣ろうというのだ...
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  • タイトル: 紅玉
    著者: 泉鏡花
    出版社: ConTenDo
    概要: 時。   現代、初冬。 場所。   府下郊外の原野。 人物。   画工。 侍女。 (烏の仮装したる)   貴夫人。 老紳士。 少紳士。 小児五人。    ――別に、三羽の烏。 (侍女と同じ扮装) 小児一 やあ、停車場の方の、遠くの方から、...
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  • タイトル: べつ甲蜂
    著者: 横瀬夜雨
    出版社: ConTenDo
    概要:  春さき、はんの木山を歩くと、かげろふの糸のやうな白い毛がふわりと飛んで來て、顏や頭にひつかかる。 ねば/\してうるさいので、取りすてようとしても中々離れぬ。 地震蜘の糸だ。 いぼとり蜘とも言つてゐる。 巣へさはると、おこつて網全體を震動させる。 はじめ巣をかける時、五六尺位長い糸を...
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  • タイトル:
    出版社: ConTenDo
    概要:  襟二つであった。 高い立襟で、頸の太さの番号は三十九号であった。 七ルウブル出して買った一ダズンの残りであった。 それがたったこの二つだけ残っていて、そのお蔭でおれは明日死ななくてはならない。  あの襟の事を悪くは言いたくない。 上等のオランダ麻で拵えた、いい襟であった。 オ...
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  • タイトル: 最終の午後
    出版社: ConTenDo
    概要:  市の中心を距ること遠き公園の人気少き道を男女逍遥す。  女。 そこでこれ切りおしまいにいたしましょうね。 まあ、お互に成行に任せた方が一番よろしゅうございますからね。 つまりそうした時が来ましたのですわ。 さあ、お別れにこの手にキスをなさいまし。 これからはまたただのお友達で...
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  • タイトル: 辻馬車
    出版社: ConTenDo
    概要:  この対話に出づる人物は       貴夫人       男 の二人なり。 作者が女とも女子とも云わずして、貴夫人と云うは、その人の性を指すと同時に、齢をも指せるなり。 この貴夫人と云う詞は、女の生涯のうちある五年間を指すに定れり。 男をば単に男と記す。 その人いわゆる男盛りと云...
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  • タイトル: 破落戸の昇天
    出版社: ConTenDo
    概要:  これは小さい子供を持った寡婦がその子供を寐入らせたり、また老いて疲れた親を持った孝行者がその親を寝入らせたりするのにちょうどよい話である。 途中でやめずにゆっくり話さなくてはいけない。 初めは本当の事のように活溌な調子で話すがよい。 末の方になったら段々小声にならなくてはいけない。 ...
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  • タイトル: 田舎
    出版社: ConTenDo
    概要:  脚本作者ピエエル・オオビュルナンの給仕クレマンが、主人の書斎の戸を大切そうに開いた。 ちょうど堂守が寺院の扉を開くような工合である。 そして郵便物を載せた銀盤を卓の一番端の処へ、注意してそっと置いた。 この銀盤は偶然だが、実際ある寺院で使っていたロオマ時代の器具であった。 卓の上には...
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  • タイトル: 橋の下
    出版社: ConTenDo
    概要:  一本腕は橋の下に来て、まず体に一面に食っ附いた雪を振り落した。 川の岸が、涜されたことのない処女の純潔に譬えてもいいように、真っ白くなっているので、橋の穹窿の下は一層暗く見えた。 しかしほどなく目が闇に馴れた。 数日前から夜ごとに来て寝る穴が、幸にまだ誰にも手を附けられずにいると云う....
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  • タイトル: 夜叉ヶ池
    著者: 泉鏡花
    出版社: ConTenDo
    概要: 場所  越前国大野郡鹿見村琴弾谷 時   現代。 ――盛夏 人名  萩原晃(鐘楼守) 百合(娘) 山沢学円(文学士) 白雪姫(夜叉ヶ池の主) 湯尾峠の万年姥(眷属) 白男の鯉七 大蟹五郎 木の芽峠の山椿 鯖江太郎 鯖波次郎 虎杖の入道 十三塚の骨 夥多の... ...
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  • タイトル: 第四次元の男
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:  これからわたくしの述べようとする身の上話を、ばかばかしいと思う人は、即座に、後を読むのをやめてもらいたい。 そして、この本の頁を、ぱらぱらとめくって、他の先生の傑作小説を読むのがいいであろう。 銀座の人ごみの中で、縮れ毛の女の子にキッスされた話だの、たちまち長脇ざしを引っこぬいて十......
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  • タイトル: 崩れる鬼影
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:    月光下の箱根山  それは大変月のいい夜のことでした。  七月の声は聞いても、此所は山深い箱根のことです。 夜に入ると鎗の穂先のように冷い風が、どこからともなく流れてきます。 「兄さん。 今夜のようだと、夏みたいな気がしないですネ」 「ウン」兄は真黒い山の上に昇...
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  • タイトル: 豆潜水艇の行方
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:    世界一の潜水艇  みなさんは、潜水艇というものを知っていますね。  潜水艇は、海中ふかくもぐることの出来る船です。 わが海軍がもっているのは、潜水艦といいますが、これは世界一のりっぱなものです。 潜水艇がりっぱなだけではなく、それにのりくんでいる海軍の士官や水兵さん....
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  • タイトル: 地底戦車の怪人
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要: この物語は、西暦一千九百五十年に、はじまる。 すると、昭和の年号でいって、昭和二十五年にあたるわけである。 今年は、昭和十五年だから今から、丁度十年後のことだ、と思っていただきたい。  作者しるす    極南へ  アメリカの貨物船アーク号は、大難航をつづけて....
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  • タイトル: 大空魔艦
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:    模型飛行機  丁坊という名でよばれている東京ホテルの給仕君ほど、飛行機の好きな少年は珍らしいであろう。  丁坊は、たくさんの模型飛行機をもっている。 みんなで五六十台もあろうか。 これはみな丁坊が自分でつくったのだ。  航研機もある。 ニッポン号もある。 ダ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 大宇宙遠征隊
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:    噴行艇は征く  黒いインキをとかしたようなまっくらがりの宇宙を、今おびただしい噴行艇の群が、とんでいる。 「噴行艇だ!」  噴行艇といっても、なんのことか、わからない人もあるであろう。 噴行艇は、ロケットとも呼ばれていた時代があった。 飛行機は、空をとぶことができ....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 月世界探険記
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:    新宇宙艇  月世界探険の新宇宙艇は、いまやすべての出発準備がととのった。  東京の郊外の砧といえば畑と野原ばかりのさびしいところである。 そこに三年前から密かにバラック工場がたてられ、その中で大秘密のうちに建造されていたこのロケット艇は、いまや地球から飛びだすばか......
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  • タイトル: 十姉妹
    著者: 山本勝治
    出版社: ConTenDo
    概要:  田面には地図の様な線条が縦横に走って、旱の空は雨乞の松火に却って灼かれたかの様に、あくまでも輝やき渡った。 情けないほどのせせらぎにさえ仕掛けた水車を踏む百姓の足取りは、疲れた車夫の様に力が無く、裸の脊を流れる汗は夥しく増えた埃りに塗れて灰汁の様だった。  そして、小作争議事務......
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  • タイトル: 美術上の婦人
    著者: 岸田劉生
    出版社: ConTenDo
    概要:  婦人は美くしいものである。  だから婦人は画家にとつて何時の時代でもよき画材とされてゐる。 古来からの名画の中には婦人を描いたものは甚だ多い、もし古今東西の美術の中から「婦人」を除いたら実に寂寥たるものであらう。 実に「女ならでは夜の明けぬ」は只にこの世のみの事ではない。 美術の...
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  • タイトル: 志賀直哉氏の作品
    著者: 菊池寛
    出版社: ConTenDo
    概要:  自分は現代の作家の中で、一番志賀氏を尊敬している。 尊敬しているばかりでなく、氏の作品が、一番好きである。 自分の信念の通りに言えば、志賀氏は現在の日本の文壇では、最も傑出した作家の一人だと思っている。  自分は、「白樺」の創刊時代から志賀氏の作品を愛していた。 それから六、七年...
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  • タイトル: 私の日常道徳
    著者: 菊池寛
    出版社: ConTenDo
    概要: 一、私は自分より富んでいる人からは、何でも欣んで貰うことにしてある。 何の遠慮もなしに、御馳走にもなる。 総じて私は人から物を呉れるとき遠慮はしない。 お互に、人に物をやったり快く貰ったりすることは人生を明るくするからだ。 貰うものは快く貰い、やる物は快くやりたい。 一、他人に御...
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  • タイトル: 小説家たらんとする青年に与う
    著者: 菊池寛
    出版社: ConTenDo
    概要:  僕は先ず、「二十五歳未満の者、小説を書くべからず」という規則を拵えたい。 全く、十七、十八乃至二十歳で、小説を書いたって、しようがないと思う。  とにかく、小説を書くには、文章だとか、技巧だとか、そんなものよりも、ある程度に、生活を知るということと、ある程度に、人生に対する考え......
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  • タイトル: 小田原陣
    著者: 菊池寛
    出版社: ConTenDo
    概要:        関東の北条  天正十五年七月、九州遠征から帰って来た秀吉にとって、日本国中その勢いの及ばないのは唯関東の北条氏あるだけだ。 尤も奥羽地方にも其の経略の手は延びないけれど、北条氏の向背が一度決すれば、他は問題ではない。 箱根山を千成瓢箪の馬印が越せば、総て解決される......
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  • タイトル: 四条畷の戦
    著者: 菊池寛
    出版社: ConTenDo
    概要:        建武中興の崩壊  中島商相が、足利尊氏のために、災禍を獲た。 尊氏の如く朝敵となったものは、古来外にも沢山ある。 朝敵とならないまでも、徳川家康以下の将軍などは、それに近いものである。 殊に温厚そうに見える二代将軍秀忠の如き、朝廷に対して、悪逆を極めている。  ...
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  • タイトル: 応仁の乱
    著者: 菊池寛
    出版社: ConTenDo
    概要:        天下大乱の兆  応仁の大乱は応仁元年より、文明九年まで続いた十一年間の事変である。 戦争としては、何等目を驚かすものがあるわけでない。 勇壮な場面や、華々しい情景には乏しい。 活躍する人物にも英雄豪傑はいない。 それが十一年もだらだらと続いた、緩慢な戦乱である。 ...
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  • タイトル: 真田幸村
    著者: 菊池寛
    出版社: ConTenDo
    概要: 真田対徳川  真田幸村の名前は、色々説あり、兄の信幸は「我弟実名は武田信玄の舎弟典厩と同じ名にて字も同じ」と云っているから信繁と云ったことは、確である。 『真田家古老物語』の著者桃井友直は「按ずるに初は、信繁と称し、中頃幸重、後に信賀と称せられしものなり」と云っている。 ... ...
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  • タイトル: 鳥羽伏見の戦
    著者: 菊池寛
    出版社: ConTenDo
    概要:        戦前の形勢  再度の長州征伐に失敗して、徳川幕府の無勢力が、完全に暴露された。 この時既に長州は薩摩と連合して討幕の計画を廻らしていた。  温健派の山内容堂は、幕府の命運既に尽きたるを察して、幕府をしてその終りを全うせしむる意味で、大政奉還の止むなき所以を説い......
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  • タイトル: 山崎合戦
    著者: 菊池寛
    出版社: ConTenDo
    概要:  明智光秀は、信長の将校中、第一のインテリだった。 学問もあり、武道も心得ている。 戦術も上手だし、築城術にも通じている。 そして、武将としての品位と体面とを保つ事を心がけている。  それだけに、勿体ぶったもっともらしい顔をして居り、偽善家らしくも見えたのであろう。 リアリストで...
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  • タイトル: 島原の乱
    著者: 菊池寛
    出版社: ConTenDo
    概要:        切支丹宗徒蜂起之事  肥後の国宇土の半島は、その南方天草の諸島と共に、内海八代湾を形造って居る。 この宇土半島の西端と天草上島の北端との間に、大矢野島、千束島などの島が有って、不知火有明の海を隔てて、西島原半島に相対して居るのである。  天正十五年、豊臣秀吉が......
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  • タイトル: 碧蹄館の戦
    著者: 菊池寛
    出版社: ConTenDo
    概要:        鶏林八道蹂躙之事  対馬の宗義智が、いやがる朝鮮の使者を無理に勧説して連れて来たのは天正十八年七月である。 折柄秀吉は関東奥羽へ東征中で、聚楽の第に会見したのは十一月七日である。 この使が帰国しての報告の中に、秀吉の容貌矮陋面色黧黒、眼光人を射るとある。 朝鮮人が見....
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  • タイトル: 賤ヶ岳合戦
    著者: 菊池寛
    出版社: ConTenDo
    概要:        清洲会議之事  天正十年六月十八日、尾州清洲の植原次郎右衛門が大広間に於て、織田家の宿将相集り、主家の跡目に就いて、大評定を開いた。 これが有名な清洲会議である。  この年の六月二日、京都本能寺に在った右大臣信長は、家臣惟任日向守光秀の反逆に依って倒れ、その長......
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  • タイトル: 長篠合戦
    著者: 菊池寛
    出版社: ConTenDo
    概要:  元亀三年十二月二十二日、三方ヶ原の戦に於て、信玄は浜松の徳川家康を大敗させ、殆ど家康を獲んとした。 夏目次郎左衛門等の忠死なくんば、家康危かった。  信玄が、三方ヶ原へ兵を出したのは、一家康を攻めんとするのではなく、三河より尾張に入り岐阜を攻めて信長を退治し、京都に入らんとする......
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  • タイトル: 田原坂合戦
    著者: 菊池寛
    出版社: ConTenDo
    概要:  西郷降盛が兵を率いて鹿児島を発したときの軍容は次の通りである。 第一大隊長  篠原 国幹 第二大隊長  村田 新八 第三大隊長  永山弥市郎 第四大隊長  桐野 利秋 第五大隊長  池上 四郎 第六大隊長  別府 晋介  大隊長は凡て、名にし負う猛将ぞろいである。 ......
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  • タイトル: 桶狭間合戦
    著者: 菊池寛
    出版社: ConTenDo
    概要:        信長の崛起  天文十八年三月のこと、相遠参三ヶ国の大名であった今川氏を始めとし四方の豪族に対抗して、尾張の国に織田氏あることを知らしめた信秀が年四十二をもって死んだ。 信秀死する三年前に古渡城で元服して幼名吉法師を改めた三郎信長は、直に父の跡を継いで上総介と号し... ...
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  • タイトル: 川中島合戦
    著者: 菊池寛
    出版社: ConTenDo
    概要:  川中島に於ける上杉謙信、武田信玄の一騎討は、誰もよく知って居るところであるが、其合戦の模様については、知る人は甚だ少い。 琵琶歌等でも「天文二十三年秋の半ばの頃とかや」と歌ってあるが、之は間違いである。  甲越二将が、手切れとなったのは、天文二十二年で、爾来二十六年間の交戦状態......
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