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海野十三

検索結果129件中46件から90件までを表示
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  • タイトル: 生きている腸
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要: 妙な医学生  医学生吹矢隆二は、その日も朝から、腸のことばかり考えていた。  午後三時の時計がうつと、彼は外出した。  彼の住んでいる家というのは高架線のアーチの下を、家らしい恰好にしただけの、すこぶる風変りな住宅だった。  そういう風変りな家に住んでいる彼吹矢隆二と....
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  • タイトル: 軍用鮫
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:  北緯百十三度一分、東経二十三度六分の地点において、楊博士はしずかに釣糸を垂れていた。  そこは嶮岨な屏風岩の上であった。  前には、エメラルドを溶かしこんだようなひろびろとした赤湾が、ゆるい曲線をなしてひらけ空は涯しもしらぬほど高く澄みわたり、おつながりの赤蜻蛉が三組四組五......
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  • タイトル: 俘囚
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要: 「ねエ、すこし外へ出てみない!」 「うん。 ――」  あたしたちは、すこし飲みすぎたようだ。 ステップが踉々と崩れて、ちっとも鮮かに極らない。 松永の肩に首を載せている――というよりも、彼の逞しい頸に両手を廻して、シッカリ抱きついているのだった。 火のように熱い自分の息が、彼の真赤...
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  • タイトル: 第五氷河期
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:      氷河狂の老博士 「氷河狂」といえば、誰も知らない者はない北見徹太郎博士は、ついに警視庁へ出頭を命ぜられた。  老博士は、銀髪銀髯の中から、血色のいい頬を耀かせ、調室の壊れかかった椅子に傲然と反り身になり、ひとり鼻をくんくん鳴らしていた。 「うむ、実にけしからん......
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  • タイトル: 地球を狙う者
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要: 「火星に近づく」と報ぜられるとき、南洋の一孤島で惨殺された火星研究の老博士、その手になるメモには果して何が秘められていたか? これは世界最大の恐るべき戦慄だ! 父島を南に 「おいボーイ君。 この汽船は、ガソリンの切符をなくしでもしたのかね」 「え、ガソリンの切符で... ...
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  • タイトル: ある宇宙塵の秘密
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:  その夜、テレビジョン研究室の鍵をかけて外に出たのが、もう十二時近かった。 裏門にいたる砂利道の上を、ザクザクと寒そうな音をたてて歩きながら、私はおもわず胴震いをした。 (今夜は一つ早く帰って、祝い酒でもやりたまえ。 なにしろ教授になったんじゃないか。 これで亡くなられた渋谷先生の...
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  • タイトル: 十八時の音楽浴
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:       1  太陽の下では、地球が黄昏れていた。  その黄昏れゆく地帯の直下にある彼の国では、ちょうど十八時のタイム・シグナルがおごそかに百万人の住民の心臓をゆすぶりはじめた。 「ほう、十八時だ」 「十八時の音楽浴だ」 「さあ誰も皆、遅れないように早く座席につい......
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  • タイトル: 暗号数字
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:  帆村探偵現る  ちかごろ例の青年探偵帆村荘六の活躍をあまり耳にしないので、先生一体どうしたのかと不審に思っていたところ、某方面からの依頼で、面倒な事件に忙しい身の上だったと知れた。 最近にいたって、彼はずっと自分の事務所にいるようである。 某方面の仕事も一段落ついたの... ...
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  • タイトル: 街の探偵
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:      キップの装置 『さっきから気をつけていると、コトンコトンと、微かなリズミカルな音がしているね』  と、彼は指を天井の方に立てて云うのであった。 『ああ、僕にも聞えるよ。 鼠が居るのじゃないか』  と、僕はこたえた。 『ねずみ? 鼠が音楽家でもあればねえ』 ....
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  • タイトル: 人体解剖を看るの記
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:  僕は最近、はからずも屍体解剖を看るの機会を持った。 僕の友人に、慶応の生理学の先生である林髞博士というのがあるが、この林博士は前から僕に屍体解剖を見物するように薦めてくれたのであった。 僕はもちろん見たいには見たかったのだ。 しかし困ったことに、いくら見たくとも、それは芝居や犬の喧嘩....
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  • タイトル: 三重宙返りの記
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:  僕は、このところ二三ヶ月、からだの工合がよくない。 それでこの日、文壇航空会にも、残念ながら特殊飛行は断念して、辞退を申出ておいたのであった。 殊に、その前々日は終日家にいて床についていたし、その前日は、炬燵の中で終日、日米関係の本を読んでいた始末であった。 だから当日は、ふらふらす....
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  • タイトル: 成層圏飛行と私のメモ
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:  成層圏飛行について、なにか書けという注文である。  素人の私に、なにが書けるわけのものでない。 が、素人をむき出しにして、専門家のいわないことをのべてみるのも、一興であろうと思い、ペンをとりあげた。  一体、成層圏とは、どんな高さの空で、そこではどんなことが特徴になっているの....
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  • タイトル: 人造物語
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:  人造人間――1931年型である。      *   *  人造人間とはどんなものか。  人造人間とは、人間が作った人形で、そいつは、機械仕掛けで、人間の命令どおり、忠実に根気よく働く奴だ。      *   *  さて、その人造人間が、ようやく、その存在を認められかけ....
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  • タイトル: 科学時潮
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:    地下鉄道の開通  上野、浅草間の地下鉄道が出来た。 入って見ると随分明るくて温い。 電車の車体は黄色に塗られ、架空線はないから随ってポールやパンタグラフは無い。 皆レールのところから電気を取っている。 一時間十五哩の速力であるから上野、浅草間は五分位で連絡が出来る。 ...
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  • タイトル: 心霊研究会の怪
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:       その頃の研究  昭和五年から十年頃まで、わが國で、心靈研究がかなり盛んだつたことがある。  外國では、その當時も心靈研究が盛んであり、有名なシャーロック・ホームズ探偵の物語をたくさん書いたコーナン・ドイル翁も熱心な研究家であり、その著書もその頃わが國へ渡來し、... ...
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  • タイトル: 『地球盗難』の作者の言葉
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:  本書は、僕がこれまでに作った科学小説らしいものを殆んど全部集めたものだ。 科学小説らしい――といって、これを科学小説と云い切らぬわけは二つある。 一つは僕が探偵小説として発表したものが一二混っていること、もう一つは僕の本当に企図しているところの科学小説としては、まだまだ物足らぬ感が......
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  • タイトル: 『十八時の音楽浴』の作者の言葉
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:  この書は、僕の科学小説集の第三冊目にあたる。  この前、同じ版元から『地球盗難』を刊行したが、これは意外に好評であった。 この『地球盗難』はその後、三夜連続のラジオドラマとして放送され、更に好評を博した。 それでいよいよ待望の科学小説時代が来たらしいと思ったわけであったが、途端に....
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  • タイトル: 十年後のラジオ界
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要: 「ときにAさん。」 「なんだいBさん。」 「十年経ったら、ラジオ界はどうなる?」 「しれたことサ。 ラジオ界なんてえものは、無くなるにきまってる。」 「へえ、なくなるかい。 ――今は随分流行ってるようだがネ。 無くなるとは、ヤレ可哀相に……。」 「お前は気が早い。 くやみを言...
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  • タイトル: 科学が臍を曲げた話
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:  みなさん、科学だって、時には気むずかしいことがありますよ。 そんなときには、臍を曲げちまいますよ、臍をネ。  童話みたいですが、昔、オーストリヤの王様が、世界最大のダイヤモンドを所有したいという欲望を持って、持っているだけのダイヤを全部坩堝に入れて融合させようと思ったところが、......
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  • タイトル: 恐怖について
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:  恐怖なんて、無くもがなである。  ――と片づけてしまふ人は、話にならない。 恐怖は人間の神經を刺戟することが大きい。 ひどい場合は、その場に立ち竦んで心臟痲痺を起したり、或ひは一瞬にして頭髮悉く白くなつて白髮鬼となつたりする。 そんな恐怖に自分自身が襲はれることはかなはんが、さう...
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  • タイトル: 白銅貨の効用
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:  シノプシス  政府が鋳造せる白銅貨の効用について徹底的に論じた一文である。 これを以て白銅貨の文化的価値を明かにしたものという可く、随って考現学の資料ともなるものである。  序論  ここに十銭の白銅貨がある。 この効用は如何? と尋ぬれば、 「十銭の品物を買うことができ....
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  • タイトル: 寺田先生と僕
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:  題名ほどの深い關係もないのであるが、科學ペンからの求めで、已むを得ず80ペンを執る。  僕が寺田先生を始めて知つたのは、多くの人がさうであるやうに、第一には「吾輩ハ猫デアル」の水島寒月に於て、また「三四郎」の野々宮理學士に於てである。 これは書くまでもない至つて平凡なことである......
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  • タイトル: 科学者と夜店商人
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:  こう暑くなっては、科学者もしぶしぶと実験室から匍い出さずにはいられない。 気温が華氏八十度を越えると脳細胞中の電子の運動がすこし変態性を帯びて来るそうだ。 そんなときにうっかり忘我的研究をつづけていると、電子はその変態性をどんどん悪化させ、遂には或る臨界点を過ぎてしまった。 再び頭脳....
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  • タイトル: 発明小僧
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:  自動車用ペンキ爆弾  これは特種の赤ペンキをタップリ含んでいるピンポン球ぐらいの小球にして、叩きつけると、すぐ、壊れるものなり。 携帯に便にして、ポケットに四つや五つ忍ばせても大丈夫なり。  その使用目的は、雨天の折など、向うから自動車が狭い路にも係らず泥をハネかしながらやっ......
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  • タイトル: 新学期行進曲
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:    第一景 勉強組合 △騒然たる中学校の教室の音響――「やい亀井」「なんだ松岡」「随分黒いぞ」「黒くておかしいかい。 やい白ん坊」「なんだ黒ん坊」などの早い会話のやりとりを遠く聞かせる。 それに交って、床をドタ靴でふみならしながら、愛国行進曲を口笛で吹いているのが聞える。 ....
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  • タイトル: 電気鳩
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:    あやしい鳩  高一とミドリのきょうだいは、伝書鳩をかっていました。  もともとこれは、お父さまがかっていらっしゃる鳩なのですが、お父さまがある大切なご用で、とおいところへお出かけになってからは、二人のきょうだいが世話をしているのです。  鳩はみんなで十羽いまし......
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  • タイトル: 軍用鼠
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:  探偵小説家の梅野十伍は、机の上に原稿用紙を展べて、意気甚だ銷沈していた。  棚の時計を見ると、指針は二時十五分を指していた。 それは午後の二時ではなくて、午前の二時であった。 カーテンをかかげて外を見ると、ストーブの温か味で汗をかいた硝子戸を透して、まるで深海の底のように黒目も弁....
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  • タイトル: 棺桶の花嫁
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:      1  春だった。  花は爛漫と、梢に咲き乱れていた。  時が歩みを忘れてしまったような、遅い午後――  講堂の硝子窓のなかに、少女のまるい下げ髪頭が、ときどきあっちへ動き、こっちへ動きするのが見えた。  教員室から、若い杜先生が姿をあらわした。  ...
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  • タイトル: くろがね天狗
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:    師走三日  岡引虎松は、師走の三日をことのほか忌み嫌った。  師走の三日といえば、一年のうちに、僅か一日しかない日であるのに、虎松にとってはこれほど苦痛な日は、ほかに無かったのであった。 そのわけは、旗本の国賀帯刀の前に必ず伺候しなければならぬ約束があったからであ......
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  • タイトル: 空襲警報
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:    日本海の夕日  大きな夕日は、きょうも日本海の西の空に落ちかかった。 うねりの出て来た海上は、どこもここもキラキラと金色に輝いていた。 「美しいなあ!」  旗男少年は、得意の立泳をつづけながら、夕日に向かって挙手の礼をささげた。 こんな入日を見るようになってから、....
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  • タイトル: 浮かぶ飛行島
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:    川上機関大尉の酒壜  わが練習艦隊須磨、明石の二艦は、欧州訪問の旅をおえて、いまやその帰航の途にあった。  印度を出て、馬来半島とスマトラ島の間のマラッカ海峡を東へ出ると、そこは馬来半島の南端シンガポールである。 大英帝国が東洋方面を睨みつけるために築いた、最大の......
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  • タイトル: 東京要塞
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:    非常警戒  凍りつくような空っ風が、鋪道の上をひゅーんというような唸り声をあげて滑ってゆく。 もう夜はいたく更けていた。 遠くに中華そばやの流してゆく笛の音が聞える。  丁度そのころ、築地本願寺裏から明石町にかけて、厳重な非常警戒網が布かれた。  しかし制服の警...
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  • タイトル: ヒルミ夫人の冷蔵鞄
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:  或る靄のふかい朝――  僕はカメラを頸にかけて、幅のひろい高橋のたもとに立っていた。  朝靄のなかに、見上げるような高橋が、女の胸のようなゆるやかな曲線を描いて、眼界を区切っていた。 組たてられた鉄橋のビームは、じっとりと水滴に濡れていた。 橋を越えた彼方には、同じ形をした倉庫....
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  • タイトル: 人造人間事件
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:      1  理学士帆村荘六は、築地の夜を散歩するのがことに好きだった。  その夜も、彼はただ一人で、冷い秋雨にそぼ濡れながら、明石町の河岸から新富町の濠端へ向けてブラブラ歩いていた。 暗い雨空を見あげると、天国の塔のように高いサンタマリア病院の白堊ビルがクッキリと暗......
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  • タイトル:
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:      1  山岳重畳という文字どおりに、山また山の甲斐の国を、甲州街道にとって東へ東へと出てゆくと、やがて上野原、与瀬あたりから海抜の高度が落ちてきて、遂に東京府に入って浅川あたりで山が切れ、代り合って武蔵野平野が開ける。 八王子市は、その平野の入口にある繁華な町であ... ...
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  • タイトル: 一九五〇年の殺人
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要: 「旦那人殺しでがすよ」 「ナニ人殺しだって? 何処だッ、誰が殺されたのだッ、原稿の頁が無いのだ、早く云え」 「そッそんなに急いでも駄目です。 場所は向うの橋の下ですよ。 手足がバラバラになっていまさあ、いわゆるバラバラ事件というやつでナ」 「被害者の人相に見覚えは無いかネ」 ......
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  • タイトル: 火葬国風景
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:    甲野八十助 「はアて、――」  と探偵小説家の甲野八十助は、夜店の人混みの中で、不審のかぶりを振った。  実は、この甲野八十助は探偵小説家に籍を置いてはいるものの、一向に栄えない万年新進作家だった。 およそ小説を書くにはタネが要った。 殊に探偵小説と来ては、タネな....
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  • タイトル: 太平洋雷撃戦隊
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:    軍港を出た五潜水艦    謎の航路はどこまで 「波のうねりが、だいぶ高くなって来ましたですな」  先任将校は欄干につかまったまま、暗夜の海上をすかしてみました。 「うん。 風が呻りだしたね」  そういったのは、わが○号第八潜水艦の艦長清川大尉です。  司令....
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  • タイトル: 太平洋魔城
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:    怪しい空缶  どういうものか、ちかごろしきりと太平洋上がさわがしい。 あとからあとへと、いくつもの遭難事件が起るのであった。  このことについて、誰よりもふかい注意をはらっているのは、わが軍令部の太平洋部長であるところの原大佐であった。  その原大佐は、いましも....
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  • タイトル: 人造人間エフ氏
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:    人造人間の家  このものがたりは、ソ連の有名な港町ウラジオ市にはじまる。 そのウラジオの街を、山の方にのぼってゆくと、誰でもすぐ目につくだろうが、白い大きな壁と、そのうえに青くさびた丸い屋根をいただき、尖った塔が灰色の空をつきさすように聳えているりっぱな建物がある。 ......
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  • タイトル: 空中漂流一週間
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:    「火の玉」少尉 「うーん、またやって来たか」  と、田毎大尉は、啣えていた紙巻煙草をぽんと灰皿の中になげこむと、当惑顔で名刺の表をみつめた。 前には当番兵が、渋面をつくって、起立している。  ここは帝都に近い××防衛飛行隊本部の将校集会所だった。 「ほう、大尉....
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  • タイトル: 火薬船
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:    怪貨物船あらわる!  北緯二十度、東経百十五度。  ――というと、そこはちょうど香港を真南に三百五十キロばかりくだった海面であるが、警備中のわが駆逐艦松風は、一せきのあやしい中国船が前方を南西へむかって横ぎっていくのを発見した。 「――貨物船。 推定トン数五百ト....
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  • タイトル: 火星兵団
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要: 1 奇怪な噂  もはや「火星兵団」の噂をお聞きになったであろうか!  ふむ、けさ地下鉄電車の中で、乗客が話をしているのを、横からちょっと小耳にはさんだとおっしゃるのか。  ――いや全く、こいつは冗談じゃないですぞ。 これはなにも、わしたち科学者が、おもしろ半分におどか......
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  • タイトル: 宇宙戦隊
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要:   作者より読者の皆さんへ  この小説に出てくる物語は、今からだいぶん先のことだと思ってください。 つまり未来小説であります。 今から何年後のことであるか、それは皆さんの御想像にまかせます。 しかしそれは百年も二百年も先のことではなく、あんがい近い未来に、このような事件がおこるの....
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  • タイトル: 沈没男
    著者: 海野十三
    出版社: ConTenDo
    概要: (×月×日、スカパフロー発)  余は本日正午、無事ロイヤル・オーク号に乗艦せるをもって、御安心あれ。  余は、どうせ乗艦するなら、いきのいい海戦を見物したいものと思い、英国海軍省に対し、ドーヴァ、ダンジネル、ハリッチの三根拠地のいずれかにて、英艦に乗込みたき旨要請したのである... ...
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