モノづくりIT経営の基礎(第2部)
概要:
1980年代、日本の製造業は世界からエクセレントと称され、多くの成果をあげてきたにもかかわらず、1990年代のバブル崩壊によって“失われた10年”、さらに、“失われた20年”と呼ばれるほど競争力が低下したと言われます。韓国、中国からの追い上げ、さらに、アジア諸国へのオフショア生産の展開に伴い、日本国内の空洞化が現実のものになっています。
モノづくり大国の再生は、とりわけ雇用創造のため大きな意義をもっています。国が苦境に陥った時こそ、モノづくりに回帰することが重要な処方箋であり、それはICTを活用した新しいモノづくりを意味しています。
しかし、近年、モノづくりの現場が少なくなったため、モノづくりに関する基礎を学ぶ機会が少なくなっています。そのため、この本を実務者、研究者、学生、さらに関連分野の方たちが、短時間で理解する際のテキストとして作成しました。
第2部では、JIT、ロジスティクス、サプライチェーンマネジメント、品質管理、さらに、セル生産やバーチャル・コーポレーションなどの新しい経営手法や概念に、どのように情報ネットークが活用できるかについて述べています。
目次:
第1章 必要な時に必要なだけ製造:JIT
第2章 ロジスティクス
第3章 サプライチェーンマネジメント:SCM
第4章 品質改善:QC
第5章 生産革新:チーム生産
第6章 設計と生産の協調:並行開発
第7章 バーチャル・マニュファクチャリング
第8章 オフィスの生産性向上
第9章 企業連携:バーチャル・コーポレーション
モノづくりIT経営の基礎(第2部)
販売(無期限): ¥ 509(税込) / ギフト購入: ¥509 (税込)
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