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文芸 > 短歌・俳句

検索結果935件中271件から315件までを表示
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  • タイトル: 埋れた幻想
    著者: 今野大力
    出版社: ConTenDo
    概要: 慰める様な ぬるい南風に衣を なびかせ なびかせ 大地の精が臥している 小高い丘の殺風景な(けれども希望に輝いた)処で 大地の精はつぶやいている ああ古風な幻想よ 大地は忍従の革命家 秋を送り冬を迎え 地上すべて荒廃に帰せしめ 殺した大地の世界から 生命を呼び ... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 海の誘惑
    著者: 今野大力
    出版社: ConTenDo
    概要: 打ち返し泡立ち 再び寄せ 盛り上り 岩を打つ 波濤の歴史の永遠の力は 時としてあの不可解な死への誘惑を感ぜしめる 波に乗り 暴風雨を経て 大洋の航路にある旅客船は 絶えず地球の経緯を計っているが 世界を行く人々の心に あやしくも その感情の芽生えた時には 海は彼... ...
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  • タイトル: ある夜、ある宵
    著者: 今野大力
    出版社: ConTenDo
    概要: ある夜、ある宵 今野大力 ある夜は くらやみの中に 妻をよびよせて 話すことすべて狂人の如く * 来年の三月に死ぬと 自分のいのちを予言して 今日すいみん剤を多量にのんだと いい、胸の苦るしさを訴えて 妻を涙ぐませる うそのような真実に近いよう... (本...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 天の海
    著者: 今野大力
    出版社: ConTenDo
    概要: 始皇よ 長城の如けん うねうねと連らなる山脈 駅路より駅路へ 人は人をたよりて 母を父を子を友を同胞を 旅するものの心つたえて 赤き逓送車のまわりゆくまで 極みなき地平の物語り出る物語り 丘に上り我は今日も 駅逓の旗を見ん (郷土は峡谷に馥郁たる香の花を... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 故郷断想
    著者: 今野大力
    出版社: ConTenDo
    概要: * 小川は濁っている ヤマメ、イワナのようなうまい小魚はもうそこへはのぼって来ない 淀みにはどぶ臭い雑魚が居り 廿年の昔の清冷な流れの面影がない * 連なる丘陵は ただ禿山であり 焼けたエゾ松の根株が淋しく黒く佇んで居り 昔そこに美しい針葉樹林が... (本文冒頭よ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 立すくむ
    著者: 今野大力
    出版社: ConTenDo
    概要: 立すくむ 今野大力 私はいろいろな過去の日記や書きちらしや、あちこちの新聞雑誌へ発表したものや、その折々の切抜や、自分を育ててゆくための材料を古い家に置きっきりだった、転々と私は歩いた、私はそれらに目を通さなかった、私の過去は忘れ去られつつあった 私は常にぽっかりと新ら... ...
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  • タイトル: 少女受胎
    著者: 今野大力
    出版社: ConTenDo
    概要: 少女 子を孕めるという 太りたる腹はみにくくかわいらし 少女 子を孕めるという 十月なる日を算えては頬笑める 孕めるは何の摂理ぞ 夜深く何を悩める 人の世に明日あり 今日あり さて遠く夢想の国に 青き花咲くとも聞けり 孕めるは何の摂理ぞ 少女 子を孕めると... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 死んだ妹に寄せて
    著者: 今野大力
    出版社: ConTenDo
    概要: 私の妹が死んだ、 妹は十四年この世に生きていて死んだ 私はそれを施療病院のベットの上できいた 涙も出なかった、そして 泣くよりも切ない気持で一人の幼き者の死を追慕した 死なせたくはなかった、 生かしておいてこの世の中の正しい希望に よろこばせてやりたかった 生れて... ...
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  • タイトル: 光箭
    著者: 今野大力
    出版社: ConTenDo
    概要: 視よ、暁と呼ぶ 東方の王子 我等が上に君臨まします 白日の御幸は今日もある由なり さてこそ王子は己れが光りの箭を数多なる郎党も召従えず 絶えず燦々と放たしむ 箭は放たれたり 地上は皆輝きたり 東方の王子は今日一日にて 中天をすぎさせ給える模様なり 而して明日も... ...
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  • タイトル: 学校
    著者: 今野大力
    出版社: ConTenDo
    概要: 教壇もない 机もない 椅子もない 教師の握る鞭もない この学校には粗末なベットがあり ベットは二十幾つも並んで ベットの上には 自分の肺をくさらせた青年がねている 一九三四年の日本の東京で 貧窮に 過労に 困苦に 生身の肺を病菌に喰わせて 遂に いく月... ...
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  • タイトル: 祈願
    著者: 今野大力
    出版社: ConTenDo
    概要: 吾をして生命の本道に歩ましめ 吾をして美しき言葉あらしめよ 神よ 呼ばず 語らず 黙として 吾は殉情の勇士となる 底本:「今野大力作品集」新日本出版社  1995(平成7)年6月30日初版 初出:「旭川新聞」  1924(大正13)年6月30日 入力... (本...
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  • タイトル: 小林虐殺一周忌 二月二十日
    著者: 今野大力
    出版社: ConTenDo
    概要: 小樽から来た小林が 殺されたんだと 親に教えた俺だった やられたか やりやがったか 一日も二日も三日もねむられぬ 憎っくい下手人 ××の手先 小林が元気な頃は 又逢えるつもりでいたのに 殺されて 二度と逢い80ない 二度と逢い80ない 小林をと... ...
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  • タイトル: 豌豆畑
    著者: 今野大力
    出版社: ConTenDo
    概要: 豌豆畑 今野大力 豆畑を越えて 聞えて来る睦ましそうな話を 私はねころんで聞いていた よくは聞きとれないけれども ほんとうに睦ましそうな話 すげ笠の蔭にかくれて 父も母も余念なく草を取りつつ 何をか物語る 子供はうね越えて遠く 向うの方に事もなき うれ... ...
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  • タイトル: 自然教徒
    著者: 今野大力
    出版社: ConTenDo
    概要: こんな静かな晩、外は全くの闇である 星はわずかに下界を雲間にのぞいている * ああ下界は午後十一時 俺は今夜も自然教徒なる故に 黒き衣を身に着けて 静かに彼方の小高い丘へ歩んでゆく * 小高い丘には 一本の白樺が、聖十字架の如くにそびい80ている... (本文冒頭よ...
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  • タイトル: 寺院の右にて
    著者: 今野大力
    出版社: ConTenDo
    概要: 古典の縁起を語れる大楼門の右にて感ずるは 極めてあわれなる庶民等が心中ぞ土に生くるものの幸を忘れて自己等が建つるこの寺院に拠り魂のざんげをせん人々のかなしさぞ * 鳥けものの屍土に在りて 此処は人の香もせざりし頃より 未だ幾年を経しか 魂は未だに限りもなく ... (本...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 醜面女人
    著者: 今野大力
    出版社: ConTenDo
    概要: 人間美学の深奥に いときらびやかなる女人の像は久遠である されど 醜面 白日のうちにさらけし 卑しき女人の相を見る こはこれけもののみにくさにあらず みにくしとも 蛇の如き呪いも見えず 人間のみの具有せる 暗愚なるものの像である 底本:「今野大力作品集」... ...
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  • タイトル: こころ
    著者: 今野大力
    出版社: ConTenDo
    概要: こころ 今野大力 こころ こころ くるしいこころ 痛みては傷つくこころ 何人とものを語るも 何人に慰められても 扉ひらかずわがこころ 底本:「今野大力作品集」新日本出版社  1995(平成7)年6月30日初版 初出:「文芸通報」  1922(... (本...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 今日もまた
    著者: 今野大力
    出版社: ConTenDo
    概要: 今日もまた 今野大力 我いのち今日もまた その一つをば切りつめぬ 弱きもの何故ぞ 虐げられて 今日もまた泣いて過しき 底本:「今野大力作品集」新日本出版社  1995(平成7)年6月30日初版 初出:「文芸通報」  1922(大正11)年1月号... (本...
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  • タイトル: 色彩
    著者: 今野大力
    出版社: ConTenDo
    概要: 色彩 今野大力 色彩なければ 我ら生はあらざらむ 春宵の薄暮 わが双眼の全き視神経は麻痺して 宇宙は皆灰一色となり 感ずべき何ものもなし 心ただ焦燥して 形なく踊れども みたすべき何ものもなし ああ春宵の薄暮 奪われし色彩のかえらじ 燃ゆるなき... ...
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  • タイトル: 幸福を
    著者: 今野大力
    出版社: ConTenDo
    概要: おお我胸の苦しさよ 幸福は失われた おおそうだ、幸福は 輝き渡るかなたの山より 朝日の出づると共に 潮のように寄せて来た 然し幸福は私の手元にいる事を拒んだ、又引潮のように 夕べには次第々々に失われていった 私は考えている 失われた幸福の 私を避けた理由を ... ...
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  • タイトル: 形象の献辞
    著者: 今野大力
    出版社: ConTenDo
    概要: 形象の献辞 今野大力 生命形象の末路にこそ われは華やかなる讃美を贈らんかな 生長に太りゆく肉体と自然 それら皆空々無色の透明体となり 精霊のみあれよ 而して無用なる形態一切は 生れ出でし日の永劫記念に 神前の土深く 埋葬し献ぜんかな 底本:「今野大... ...
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  • タイトル: 幼な子チビコ
    著者: 今野大力
    出版社: ConTenDo
    概要: 幼な子チビコ 今野大力 チビコは今年三つになりました、 チビコのお父さんは肺病でねています、 チビコのお母さんは又稼ぎに行くと言っています、 稼がなければ喰べられないから チビコはある晩ばあちゃんに抱かれてねながら 「メメが痛いメメが痛い」とパッチリ目あけたまま... ...
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  • タイトル: 新らしいスローガンについて
    著者: 今野大力
    出版社: ConTenDo
    概要: 太平洋の島国へ一つの智恵が送られてきた 智恵をあふるるばかりにくまなく抱く本が送られてきた 智恵はまもなく人々のものとなりかけた しかしこの国の人々はその智恵をいろいろに受けとった 誰がこんなことをしたのか ある頁が破かれていた ある頁に加筆されていた ある頁は抹殺さ... ...
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  • タイトル: 秋吹く風
    著者: 今野大力
    出版社: ConTenDo
    概要: カラカラカラ 風が吹く ポプラのはっぱが吹かれてる 風は面白そうに走ってく 四辻に風は迷ってぐるぐるまわり あの人をそよと尋ぬ80てためしし80て ぷっと口吻け逃げてゆく 底本:「今野大力作品集」新日本出版社  1995(平成7)年6月30日初版 初出:... ...
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  • タイトル: 伊豆の伊東へ
    著者: 今野大力
    出版社: ConTenDo
    概要: 地図を見ればここは伊豆 伊豆の温泉、伊東の町 熱海より五里余 汽車もなければ そびえ立つ岩肌を穿ち堀りけずり 辛くも自動車の往来する これこそ羊腸の道 怪異の岩礁出でて 緑の松腰を折れば そこは眺望絶佳といわれて ラムネ、レモンを売る 腰掛茶屋も並びあり ... ...
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  • タイトル: 飢えたる百姓達
    著者: 今野大力
    出版社: ConTenDo
    概要: 稲の穂先へ米が幾粒実ったとても それが生活への打撃の少ないものはいい 一粒の種から一粒の穂先が首を天上へ―― 野は早くも荒涼 寒冷に夜はあける 稲ハセは痩せて鳥の飢えたる鳴き声に 不吉な暗示を、 百姓達は ああ どうしようもない 組合もない いや増しに来る寒... ...
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  • タイトル: 航海
    著者: 今野大力
    出版社: ConTenDo
    概要: 大いなる家鴨の姿に似たる 連絡船の三等船室にて 不愉快な動揺を感じ 軽い頭痛に悩まされ 渡り行く島の奥地に痛み悩む母への哀切に泣きつつ ひとりし寝転べば 出稼人夫等の行く先々の未だ見知らざる地への 憧れに満ちたる足に触れ 最初は驚き縮んだ私ではあるが 夢を持たない... ...
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  • タイトル: ある時
    著者: 今野大力
    出版社: ConTenDo
    概要: ある時 今野大力 「未曾有のキキン」 「大水害」 「餓死の年」 遠いほんとうに遠い 父と息子の住んで居る土地は 時代をとりちがえて生きて居るようにほんとうに遠い 手紙の封筒は ほご紙を飯粒のりでこさえておくる 切手はどこかのすみからさがして来たようにすすけ... ...
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  • タイトル: 射撃について
    著者: 竹内浩三
    出版社: ConTenDo
    概要: 松の木山に銃声がいくつもとどろいた 山の上に赤い旗がうごかない雲を待っている 銃声が止むと ごとんごとんと六段返しみたいに的が回転する おれの弾は調子づいたとみえて うつたびに景気のいい旗が上った おれの眼玉は白雲ばかり見ていた 底本:「竹内浩三全作品集 日本が見え... ...
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  • タイトル:
    著者: 竹内浩三
    出版社: ConTenDo
    概要: 雲 竹内浩三 空には 雲がなければならぬ 日本晴れとは 誰がつけた名かしらんが 日本一の大馬鹿者であろう 雲は 踊らねばならぬ 踊るとは 虹に鯨が くびをつることであろう 空には 雲がなければならぬ 雲は歌わねばならぬ 歌はきこえてはならぬ... ...
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  • タイトル: 冬に死す
    著者: 竹内浩三
    出版社: ConTenDo
    概要: 蛾が 静かに障子の桟からおちたよ 死んだんだね なにもしなかったぼくは こうして なにもせずに 死んでゆくよ ひとりで 生殖もしなかったの 寒くってね なんにもしたくなかったの 死んでゆくよ ひとりで なんにもしなかったから ひとは すぐぼ... ...
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  • タイトル: 演習二
    著者: 竹内浩三
    出版社: ConTenDo
    概要: 丘のすそに池がある 丘の薄は銀のヴェールである 丘の上につくりもののトオチカがある 照準の中へトオチカの銃眼をおさめておいて おれは一服やらかした 丘のうしろに雲がある 丘を兵隊が二人かけのぼって行った 丘も兵隊もシルエットである このタバコのもえつきるまで... ...
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  • タイトル:
    著者: 竹内浩三
    出版社: ConTenDo
    概要: ふわふわ雲が飛んでいる それは春の真綿雲 むくむく雲が湧いて来た それは夏の入道雲 さっさと雲が掃いたよう それは秋空 よい天気 どんより灰色 いやな雲 それは雪雲 冬の空 まあるい空のカンヴァスに いろんな雲を描き分ける お天道さんはえらい方 底本:「... ...
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  • タイトル: 夜汽車の中で
    著者: 竹内浩三
    出版社: ConTenDo
    概要: 夜汽車の中で 竹内浩三 ふみきりのシグナルが一月の雨にぬれて ボクは上りの終列車を見て 柄もりの水が手につめたく かなしいような気になって なきたいような気になって わびしいような気になって それでも ためいきも なみだも出ず ちょうど 風船玉が かなしんだ... ...
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  • タイトル: 東京
    著者: 竹内浩三
    出版社: ConTenDo
    概要: 東京 竹内浩三 東京はタイクツな町だ 男も女も 笑わずに とがった神経で 高いカカトで 自分の目的の外は何も考えず 歩いて行く 東京は冷い町だ レンガもアスファルトも 笑わずに 四角い顔で 冷い表情で ほこりまみれで よこたわっている ... ...
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  • タイトル: 帰還
    著者: 竹内浩三
    出版社: ConTenDo
    概要: 帰還 竹内浩三 あなたは かえってきた あなたは 白くしずかな箱にいる 白くしずかな きよらかな ひたぶる ひたぶる ちみどろ ひたぶる あなたは たたかった だ 日は黒ずみ くずれた みな きけ みな みよ このとき あなたは... ...
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  • タイトル: 夕焼け
    著者: 竹内浩三
    出版社: ConTenDo
    概要: 夕焼け 竹内浩三 赤い赤い四角い形が 障子に落ちている 青い青い丸い葉が 赤い空気に酔っている ひらひらとコーモリが 躍る 人は 静かに戸を閉めて 電気をつけて 汁をすする 赤い明るい西の空も 灰色にむしばまれる そしてくろくなって やが... ...
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  • タイトル: 骨のうたう(原型)
    著者: 竹内浩三
    出版社: ConTenDo
    概要: 戦死やあわれ 兵隊の死ぬるやあわれ とおい他国で ひょんと死ぬるや だまって だれもいないところで ひょんと死ぬるや ふるさとの風や こいびとの眼や ひょんと消ゆるや 国のため 大君のため 死んでしまうや その心や 苔いじらしや あわれや兵隊の死ぬるや... ...
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  • タイトル: 人生
    著者: 竹内浩三
    出版社: ConTenDo
    概要: 映画について むつかしいもの。 この上もなくむつかしいもの。 映画。 こんなにむつかしいとは知らなんだ。 知らなんだ。 金について あればあるほどいい。 又、なければそれでもいい。 女について 女のために死ぬ人もいる。 そして、僕などその人によ...
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  • タイトル: 入営のことば
    著者: 竹内浩三
    出版社: ConTenDo
    概要: 入営のことば 竹内浩三 十月一日、すきとおった空に、ぼくは、高々と、日の丸をかかげます。 ぼくの日の丸は日にかがやいて、ぱたぱた鳴りましょう。 十月一日、ぼくは○○聯隊に入営します。 ぼくの日の丸は、たぶんいくさ場に立つでしょう。 ぼくの日の丸は、どんな風にも雨...
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  • タイトル: YAMA
    著者: 竹内浩三
    出版社: ConTenDo
    概要: YAMA 竹内浩三 Ishikoro no michi Ishikoro no michi Kaa tto higa sena wo yaku Aoba no Midori ga me ni itai Ishikoro no saka Ishikoro no s... ...
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  • タイトル: よく生きてきたと思う
    著者: 竹内浩三
    出版社: ConTenDo
    概要: よく生きてきたと思う 竹内浩三 よく生きてきたと思う よく生かしてくれたと思う ボクのような人間を よく生かしてくれたと思う きびしい世の中で あまえさしてくれない世の中で よわむしのボクが とにかく生きてきた とほうもなくさびしくなり とほうも... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 演習一
    著者: 竹内浩三
    出版社: ConTenDo
    概要: ずぶぬれの機銃分隊であった ぼくの戦帽は小さすぎてすぐおちそうになった ぼくだけあごひもをしめておった きりりと勇ましいであろうと考えた いくつもいくつも膝まで水のある濠があった ぼくはそれが気に入って びちゃびちゃとびこんだ まわり路までしてとびこみにいった 泥... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 街角の飯屋で
    著者: 竹内浩三
    出版社: ConTenDo
    概要: 町角の飯屋で 竹内浩三 カアテンのかかったガラス戸の外で 郊外電車のスパァクが お月さんのウィンクみたいだ 大きなどんぶりを抱くようにして ぼくは食事をする 麦御飯の湯気に素直な咳を鳴らし どぶどぶと豚汁をすする いつくしみ深い沢庵の色よ おごそかに歯の間に鳴りひ... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 行軍二
    著者: 竹内浩三
    出版社: ConTenDo
    概要: あの山を越えるとき おれたちは機関車のように 蒸気ばんでおった だまりこんで がつんがつんと あるいておった 急に風がきて 白い雪のかたまりを なげてよこした 水筒の水は 口の中をガラスのように刺した あの山を越えるとき おれたちは焼ける樟樹であった いま あの山は... ...
    商品価格: ¥0(税込)
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