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芸術・教養 > 絵画・作品集

検索結果251件中226件から251件までを表示
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  • タイトル: 岡田君のこと
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  巴里で岡田君と別れてから、もう十二三年になる。 彼はその後、南フランスのゴオドといふ海岸へ移り住み、まつたく土地の人になつてしまつてゐるらしい。  巴里時代には、お互に貧乏であつたが、時とすると彼はその貧乏振りで流石の僕を感嘆させたものである。 青山熊治君にも、やつぱりさういふと....
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  • タイトル: アトリエの印象
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  私は巴里滞在中、二三の画家諸君と識り合ひになり、ちよいちよいアトリエを訪ねるやうなこともあつたが、いつでもその仕事振り、生活振りに多大の興味を惹かれた。  第一に、いかにも楽しさうに仕事をしてゐる。 母親が娘に晴着を著せてゐるやうだともいへるし、子供がお土産に貰つた寄木細工を弄......
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  • タイトル: 近藤浩一路氏
    著者: 芥川龍之介
    出版社: ConTenDo
    概要:  近藤君は漫画家として有名であった。 今は正道を踏んだ日本画家としても有名である。  が、これは偶然ではない。 漫画には落想の滑稽な漫画がある。 画そのものの滑稽な漫画がある。 或は二者を兼ねた漫画がある。 近藤君の漫画の多くは、この二者を兼ねた漫画でなければ、画そのものの滑稽...
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  • タイトル: 小杉未醒氏
    著者: 芥川龍之介
    出版社: ConTenDo
    概要:  一昨年の冬、香取秀真氏が手賀沼の鴨を御馳走した時、其処に居合せた天岡均一氏が、初対面の小杉未醒氏に、「小杉君、君の画は君に比べると、如何にも優しすぎるじゃないか」と、いきなり一拶を与えた事がある。 僕はその時天岡の翁も、やはり小杉氏の外貌に欺かれているなと云う気がした。  成程......
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  • タイトル: 山中常盤双紙
    著者: 寺田寅彦
    出版社: ConTenDo
    概要:  岩佐又兵衛作「山中常盤双紙」というものが展覧されているのを一見した。 そのとき気付いたことを左に覚書にしておく。  奥州にいる牛若丸に逢いたくなった母常盤が侍女を一人つれて東へ下る。 途中の宿で盗賊の群に襲われ、着物を剥がれた上に刺殺される、そのあとへ母をたずねて上京の途上にある....
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  • タイトル: 二科展院展急行瞥見
    著者: 寺田寅彦
    出版社: ConTenDo
    概要:  九月三日は朝方荒い雨が降った、やがて止んだが重苦しい蒸暑さがじりじりと襲って来た。 仕事をしていると『中央美術』から電話が掛かって今日が二科会展覧会の招待日であることを想い出させられた。 数年前まではこの日を指折り数えて楽しみにしていたのが、近年どうしたわけか、急に興味が減退した。 ....
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  • タイトル: 二科狂想行進曲
    著者: 寺田寅彦
    出版社: ConTenDo
    概要:          一  古い伝統の床板を踏み抜いて、落ち込んだやっぱり中古の伝統長屋。 今度の借家は少し安普請で、家具は仕入れ。 ボールの机にブリキの時計、時計はいつでも三十度くらい傾いて、そして二十五時のところで止っている。 いつまでも止っている。 今度の大地震の来る日までは。...
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  • タイトル: 二科会展覧会雑感
    著者: 寺田寅彦
    出版社: ConTenDo
    概要:  同じ展覧会を見て歩くのでも、単に絵を見て味わい楽しもうという心持で見るのと、何かしら一つ批評でもしてみようという気で見るのとでは、見る時の頭の働き方が違うだけに、その頭に残る印象にもかなりの差があり得る訳である。 尤もほんとうに絵を味わい楽しむためには、ある意味での批評をしなけれ... ...
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  • タイトル: 二科会その他
    著者: 寺田寅彦
    出版社: ConTenDo
    概要:  安井氏の絵はだんだんに肩の凝りが解けて来たという気がする。 同時にだんだん東洋人らしいところが出て来るように見える。 もう一歩進むと結局南画のようなものに接近する可能性を持っているのではないかと思われる。 あの裸体の少女でも、あれを少しどうかすると支那画の童子のような感じが出そうであ....
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  • タイトル: 中村彝氏の追憶
    著者: 寺田寅彦
    出版社: ConTenDo
    概要:  自分が中村彝氏を訪問したのはあとにも先にもただ一度である。  田中舘先生の肖像を頼む事に関して何かの用向きで、中村清二先生の御伴をして、谷中の奥にその仮寓を尋ねて行った。 それは多分初夏の頃であったかと思う。 谷中の台地から田端の谷へ面した傾斜地の中腹に沿う彎曲した小路をはいって....
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  • タイトル: 帝展を見ざるの記
    著者: 寺田寅彦
    出版社: ConTenDo
    概要:  夏休みが終って残暑の幾日かが続いた後、一日二日強い雨でも降って、そしてからりと晴れたような朝、清冽な空気が鼻腔から頭へ滲み入ると同時に「秋」の心像が一度に意識の地平線上に湧き上がる。 その地平線の一方には上野竹の台のあの見窄らしい展覧会場もぼんやり浮き上がっているのに気が付く。 そ......
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  • タイトル: 津田青楓君の画と南画の芸術的価値
    著者: 寺田寅彦
    出版社: ConTenDo
    概要:  私は永い前から科学と芸術、あるいはむしろ科学者と芸術家との素質や仕事や方法に相互共通な点の多い事に深い興味を感じている。 それで嗜好趣味という事は別として、科学者として芸術を論じるという事もそれほど不倫な事とは思われない。 のみならず自身に取っては芸術上の問題を思索する事によって自......
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  • タイトル: 友人
    著者: 上村松園
    出版社: ConTenDo
    概要:  私にはこれという友人がなく、つきあいらしい交際もしたことがない。  昔から独りぼっちといった感じである。  女の人で当時絵を進んでやるという人もほとんどと申してよいくらい少なく、たまたまあったところで自分よりも歳下の女性と話し合う気もおこらず、また男の方だと、画学校や絵画の......
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  • タイトル: 眉の記
    著者: 上村松園
    出版社: ConTenDo
    概要:  眉目秀麗にしてとか、眉ひいでたる若うどとか、怒りの柳眉を逆だててとか、三日月のような愁いの眉をひそめてとか、ほっと愁眉をひらいてとか……  古人は目を心の窓と言ったと同時に眉を感情の警報旗にたとえて、眉についていろいろの言いかたをして来たものである。  目は口ほどにもの... ...
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  • タイトル: 砂書きの老人
    著者: 上村松園
    出版社: ConTenDo
    概要:  まだ私が八、九歳のころ京都の町々にいろいろな物売りや、もの乞いがやって来ていたが、その中に五十歳ぐらいのきたならしい爺さんが、絣木綿のぼろを纒って白の風変りな袴をつけ、皺くちゃな顔には半白の鬚など生やして門々を訪れてまわっていた。  別にものを売るのではない。 ただ腰に砂を入れ......
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  • タイトル: 九龍虫
    著者: 上村松園
    出版社: ConTenDo
    概要:  いつだったか歯をわるくしてお医者さんに行ったところ、そのお医者さんは見たところそれほど丈夫そうにもないのに、毎日のおびただしい患者を扱って少しも疲労を感じないと言う。 「何か秘訣でも?」  と訊ねると、 「大いにありますよ」  そう80言ってお医者さんは南京虫のようなも... ...
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  • タイトル: 旧作
    著者: 上村松園
    出版社: ConTenDo
    概要:  ある人が、こんなことを言っていました。  先日文壇の大家の某氏にあったとき、談たまたま作品のことに及んだ折り、私はその作家の十五、六年前に問題になった小説のことを話題にして、 「こういう時局に、あの小説をお考え直しになると、あなたの作品中から抹殺したいお気持ちになりませんか... ...
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  • タイトル: 漫画と科学
    著者: 寺田寅彦
    出版社: ConTenDo
    概要:  漫画とは何かという問に対して明確なる定義を下す事は困難であろう。 また漫画とそれ以外の絵画との間に截然たる区劃線を引く事も容易ではない。 漫画家自身でもおそらく人によってこれに関する所見を異にするに相違ない。 今ここで私がせっかく苦心して定義をこしらえても、それは結局甲某の定義にしか....
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  • タイトル: 球体派
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要:  私は友人の画家と一緒に夜の街路を歩いていた。 二人とも可なり酔っていた。 どういう話の続きか覚えていないが、彼はしきりに球体派という言葉をくり返していた。 「日本画と西洋画との本質的なちがいは、日本画は線で物を把握し、西洋画は面で物を把握する、というところにある。 ところがこの面...
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  • タイトル: 昭和二年の二科会と美術院
    著者: 寺田寅彦
    出版社: ConTenDo
    概要:    二科会(カタログ順)  有島生馬氏。  この人の色彩が私にはあまり愉快でない。 いつも色と色とがけんかをしているようで不安を感じさせられる。 ことしの絵も同様である。 生得の柔和な人が故意に強がっているようなわざとらしさを感じる。 それかと言ってルノアルふうの風景小品にも...
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  • タイトル: 母への追慕
    著者: 上村松園
    出版社: ConTenDo
    概要:  父の顔を知らない私には、母は「母と父をかねた両親」であった。  私の母は二十六の若さで寡婦となった。  人一倍気性が強かった。 強くなければ、私と私の姉の二児を抱いて独立してゆけなかったからである。  母の男勝りの気性は、多分に私のうちにも移っていた。  私...
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  • タイトル: 俳画展覧会を観て
    著者: 芥川龍之介
    出版社: ConTenDo
    概要:  俳画展覧会へ行つて見たら、先づ下村為山さんの半折が、皆うまいので驚いた。 が、実を云ふと、うまい以上に高いのでも驚いた。 尤もこれは為山さんばかりぢやない。 諸先生の俳画に対して、皆多少は驚いたのである。 かう云ふと、諸先生の画を軽蔑するやうに聞えるかも知れないが、決してさう云ふつも...
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  • タイトル: 支那の画
    著者: 芥川龍之介
    出版社: ConTenDo
    概要:      松樹図  雲林を見たのは唯一つである。 その一つは宣統帝の御物、今古奇観と云ふ画帖の中にあつた。 画帖の中の画は大部分、薫其昌の旧蔵に係るものらしい。  雲林筆と称へる物は、文華殿にも三四幅あつた。 しかしその画帖の中の、雄剄な松の図に比べれば、遙かに画品の低いもの...
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  • タイトル: 浮世絵の曲線
    著者: 寺田寅彦
    出版社: ConTenDo
    概要:  浮世絵というものに関する私の知識は今のところはなはだ貧弱なものである。 西洋人の書いた、浮世絵に関する若干の書物のさし絵、それも大部分は安っぽい網目版の複製について、多少の観察をしたのと、展覧会や収集家のうちで少数の本物を少し念入りにながめたくらいのものである。 それだけの地盤の上......
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  • タイトル: 画学校時代
    著者: 上村松園
    出版社: ConTenDo
    概要:  十三年の年に小学校を卒業し、翌年十四歳の春、京都府立画学校へ入学しました。  明治二十一年のことでありますから、女が絵の学校へはいるなんて、と言って叔父がさかんに母を責めました。 しかし母は、 「つうさんの好きな道やもん」 と言って受けつけなかったのです。  当時、校....
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  • タイトル: 詩集『花電車』序
    著者: 横光利一
    出版社: ConTenDo
    概要:  今まで、私は詩集を読んでゐて、涙が流れたといふことはない。 しかし、稀らしい。 私はこの「花電車」を読みながら涙が頬を伝って流れて来た。 極暑の午後で、雨もなく微風もない。 ひいやりと流れて来たのはひと条の涙だけ――ああこれは、おれの涙かなと私は思ひ、詩人の貌をしばらく遠空に描いてゐ...
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