カワウソの帽子
収載された44篇の詩はそれぞれ異なる印象を受けました。おそらく詩人の中には、さまざまな顔・側面があって、それが多様な詩の世界を生みだしているのではないか、と思いました。
詩集を読んでいておもしろいと思うことのひとつは、その時その時の自分が置かれた状況によって、心に響く作品がまるで違うということ。
きょうだい喧嘩をよくしていた小学生の頃なら詩「弟はわりにあわない」に全面的に共感しただろうし、何かに迷って不安になった時は詩「海へ行こう」を読みたくなるはずです。
いつ手にとって読んでも自分の心の扉をノックしてくれる詩に出会える詩集です。
概要:
楠木しげお詩集
ジュニアポエム 4 ~こどもからおとなまで~
作品の中には、紙媒体の発行年が古い本が多く含まれております。
そのため若干の汚れや読みにくい部分などがある可能性がございます。ご了承ください。
目次:
大きくなるぼくたち
・ボタンをおす人 ・どきょうだめし 腹だめし ・学級憲法 ・弟はわりにあわない ・好きってどんな気持ち ・大きくなるぼくたち ・ふくらんだって ・小便小僧 ・すもうマン
空のエレベーター
・たんぽぽすきよ ・声のかくれんぼ ・ちょうちょのたこ ・雪山のオコジョいたち ・クマさんのきもの ・うみのすなば ・のはらのひよこ ・空のエレベーター ・小鳥と木の実 ・のはらはていでん ・てんとうむし ・とびはねて ピョン ・マンガの好きなうさぎです
兄さんの画用紙
・もしもしっぽが ・兄さんの画用紙 ・まいごのはがき ・山から電報
カワウソの帽子
・阿波の竹の子 ・カワウソの帽子 ・小便岩 ・ヘのカッパ ・秋ん子 ・まためがね ・今日という日を追いかけて ・海へ行こう
スルメを持った港の子
・ちくわのうた ・赤ちゃんがとんだ ・みどりがめ ・白いのなぜ 赤いのなぜ ・ひつじの散髪 ・バケツにすくっためだか ・スルメを持った港の子 ・雪の像がとける ・鳩笛ポーポー ・しなのの春
花のように 星のように 瀬戸内晴美
あとがき
- ジャンル:
- 文芸 > 日本文学/国文学 文芸 > 詩・詩集 人文・思想 > 文芸
- 販売開始:
- 2012/12/19
- ページ数
- 108ページ
- ファイルサイズ:
- 6.74MB
- CODE:
- J0010148BK0004943001
- 対応デバイス:
購入 | レンタル | |
---|---|---|
商品価格(税込) | ¥367 | - |
閲覧可能期間 | 無期限 | - |
ダウンロード可能期間 | 無期限 | - |
ダウンロード回数 | 制限なし | - |
原則、返金不可
詳細はこちら
この著作者による商品
販売(無期限): ¥ 367(税込)