まぶしい涙
概要:
ぶな葉一(ぶな・よういち)
安曇野に生まれる。
北御門二郎氏と出会い、地の塩書房を設立。
トルストイの作品『イワンの馬鹿』『文読む月日』などを広めることを初めて今日にいたる。
(北御門氏は熊本県生まれ、太平洋戦争中、徴兵を拒否。その後、農業のかたわらトルストイの翻訳を続ける)
〈表紙絵〉
永元正夫
1935年 長崎県生れ。
1985年から重症心身障害児(者)施設「みさかえの園むつみの家」に入所し、「脳性麻痺」「重度精神運動発達遅滞」などで重度の障害を持つ人達170名と共同生活している。入園依頼、自己表現の手段として絵を描いている。
1994年 筑紫哲也のNEWS23-ドキュメンタリー「永元さんの絵」-放送
〈挿し絵〉
秋山よしのり(秋山佳範)
1937年香川県生れ。幼少の時期を、上海と香川県で過ごす。大阪に出て工芸高校にすすみ、グラフィック・デザインを専攻し、乃村工芸社に勤務する。その後、東京芸術大学の彫刻科で学ぶ。
1972〜1984年 仁科会彫刻部会員
目次:
◆もくじ◆
一章 輝くんがやってきた
一、新学期 二、となりの子 三、ケチャップがとんできた 四、子ぶたの話 五、人形になあれ
二章 クラスの友だち
六、あくしゅ 七、桜川の堤防 八、典ちゃんとぱちんぱちん
三章 ぼくは輝くんがきらい
九、輝くんのお父さんの手紙-どうか夢であってください- 十、輝くんのお父さんの手紙-園長先生の言葉- 十一、バスの中 十二、もういいよ! 十三、輝くんの作文
四章 家に帰りたくない
十四、お兄ちゃんこわい 十五、海 十六、家へ
五章 時間がかかるんだもん
十七、けんか 十八、授業 十九、輝くんのノート 二十、館くん、伸くん、勇太くん、舞ちゃんの話
六章 輝くんのオーバーヘッドキック
二十一、サッカーをやるぞ! 二十二、おいちゃん
七章 おいしいものをありがとう
二十三、おじいちゃん 二十四、おでん屋さん
八章 クラスの授業が遅れてしまう
二十五、教頭先生との話し合い 二十六、杉本先生の思い
九章 輝くんの心
二十七、帰り道 二十八、輝くんの熊 二十九、ふみきり 三十、電話が鳴った
十章 輝くん、どこに行くの
三十一、校長室へ行こう 三十二、なぜ輝くんが 三十三、輝くんどうなるの 三十四、輝くんの席
『まぶしい涙』の世界 砂田弘
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