「つながる町工場~中小企業にとっての第4次産業革命~」松島桂樹著作集 第11巻
概要:
地方創生を目指してIoTを活用し、地域の町工場がつながる可能性を議論しています。「かつて、多くの地域は、地元企業同士がつながっていたが、高度成長になってから、大手企業の工場が広い土地や安価な労働力を求めて地方に工場を移転していった。そして地域の中小企業と個別に取引したため、中小企業の自律性や地元企業の連携が弱まってしまった。
しかし、円高、新興諸国の成長の中で、多くの地方の生産拠点を中国、アジアなど海外に移してしまった結果、地方では雇用がなくなり、空き地だけが残った。つまり誘致は地方の持続的な産業モデルではなかったのである。もはや、意欲のある、強みを持った企業群、技術力のある企業、そして各地に伝承されてきた地域のものづくり能力をつなぐことが、残された数少ない地域経済の活性化の方法である。」この中で、東成エレクトロビーム、今野製作所、浜野製作所、大田区の仲間回しなどの事例を紹介しています。
目次:
はじめに
2.官民あげての取り組み状況
3. IoTの中小企業へのインパクト
(1)中小企業のIoT化
(2)IoTのプロセス
(3)中小企業のIoT導入のステップ
4.つながる町工場の実践事例に学ぶ
(1)つながる町工場の価値
(2)東成エレクトロビームのコーディネート企業
(3)浜野製作所のGarage Sumida
(4)今野製作所を中心とする「つながる町工場」連携
(5)大田区における仲間まわしによる「つながる町工場」
5.今後の課題
- ジャンル:
- ビジネス > IT・Eビジネス 経営 > 経営・経営学
「つながる町工場~中小企業にとっての第4次産業革命~」松島桂樹著作集 第11巻
販売(無期限): ¥ 352(税込) / ギフト購入: ¥352 (税込)
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