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奥むめお ものがたり

立ち読み

奥むめお ものがたり

著者:
古川奈美子 阿見みどり
出版社:
銀の鈴社

概要:

女性解放への厳しい道を歩んだ人
ジュニアノンフィクション 
全国学校図書館協議会選定
 
 
「奥むめおものがたり」に寄せて 日野多香子
雪深く、封建色が強かった、福井に生まれ、やがて上京して、日本女子大学に学ぶ。その後、平塚らいてうや市川房枝と親しくなり、ともに日本の女性解放の為に力を尽くします。この姿はそのまま、近代日本の女性史ともいえそうです。
そのむめおの、幼少期から晩年までが、ここには余すところなく描かれています。読んでいて、実に面白く、同時に新たな発見に、胸がおどります。


目次:

プロローグ
 
第一章 少女時代、働き者の長女でした
・「むめお」はペンネーム
・読書をすすめてくれた父
・福井県立高等女学校入学までのこと
・母のこと
・機織りの町、読経が流れる町
・「お嫁になぞ行きません」
・日本女子大学入学 良妻賢母教育の家政科に失望
・楽しかった寮の暮らし
・家庭教師として鎌倉へ
 
第二章 労働問題にめざめていく
・労働問題に巡り合う
・機織り女工になろう
・厳しい女工の暮らし
・結婚への決心
 
第三章 新婦人協会
・新婦人協会に誘われる
・新婦人協会の活動を始める
・長男出産
・機関誌「女性同盟」の発刊
・治安警察法第五条改正案が否決された
・協会の中での心の行き違い
・藤村男爵邸へ陳情にいく
・新婦人協会の解散・あの過酷な治安警察法第五条改正運動はなんだったのだろう
 
第四章 再び立ち上がる
・家庭人になろう、書斎人になろう
・職業婦人社をおこす
・関東大震災に出会う
・「職業婦人社」が倒産の危機
・婦人消費組合協会をたちあげる
・農業協同組合出版「家の光」とのかかわり
 
第五章 婦人セツルメント設立
・婦人の社会学校を設立
・第一の仕事 第二の仕事ー本所林町で仲良く、自主的にー
・第三の仕事ー保育園をつくるー
・第四の仕事ー共同炊事をはじめるー
・第五の仕事ー生活の合理化、きちんと暮らすことー
・第六の仕事ー消費組合をつくるー
・第七の仕事ーだれでも学べる部屋をつくるー
・第八の仕事ー宿泊部、職業相談部ー
・第九の仕事ー産児調節相談部を設置するー
・もう一つの新しい試練
・思いがけない邂逅
 
第六章 働く婦人の家
・働く婦人の家、創設の構想
・力強い協力者を得て
・「働く婦人の家」の活動
・身の上相談
 
第七章 戦時中、そして戦後
・戦時中の国内では
・「婦人運動」の廃刊
・「たかね道場」
・敗戦 新たな出発
・生活協同組合の復活
・最後の一人になっても
 
第八章 第一回参議院議員選挙
・新しい日本国憲法の公布
・第一回参議院議員選挙に立候補する
・選挙運動のスローガン
・初めての議員活動
 
第九章 主婦連合会結成へ
・主婦大会が各地に広がる
・自然発生的に主婦大会がはじまる
・主婦連合会誕生
・「主婦連たより」の発行
・シンボルは「おしゃもじ」
 
第十章 むめおの活躍
・優良店の推奨
・「お風呂屋さんの公聴会」を聞く
・「賢い消費者になりましょう」「主婦博士になりましょう」
・ノー包装運動
・添加物の問題
・品質の表示は正しいかを検査する
・賞味期限と消費期限
・苦情の窓口
・念願の主婦会館が建つ
・海外視察
・その後のむめお
 
こぼれ話
参考資料
奥むめお 略年譜
『奥むめおものがたり』に寄せて 児童文学作家 日野多香子
あとがきー奥先生と私ー古川奈美子
写真協力 河村真紀子(主婦連合会事務局次長・奥むめおの孫)
絵 阿見みどり

ジャンル:
文芸 > 小説(国内) 芸術・教養 > ノンフィクション・ドキュメンタリー 芸術・教養 > 人物評伝
販売開始:
2015/05/29
ページ数
240ページ
ファイルサイズ:
39.59MB
CODE:
J0010148BK0027876001
対応デバイス:
WindowsPCMacブラウザビューアAndroidスマートフォンAndroidタブレットiPhone/iPod touchiPad
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商品価格(税込) ¥495 -
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